- 私の大好きな作家 David BaldacciのWill Robieシリーズの最新作です。
日本ではBaldacciの作品はあまり翻訳されていないらしく
人気がないのかなぁと残念です
私はかなりのファンなのですごくすごくおすすめですが。。。
Baldacciの本を読むと、
なぜか私は大好きな藤沢周平の小説を読んだ時と同じような気分になるんですね。
時代小説と洋書、まったく時代背景もシチュエーションも違うのですが
武士とFBIやらCIAの違いだけで
戦いの中に命のはかなさや尊さを書いているような気がするんです
ほかの同じような話を書く外国人作家の本では思わないことなので、
なんとなく不思議なんですけどね。
さて、Baldacciはさまざまな魅力的な主人公が登場するシリーズを書いていますが
こちらはWill RobieというCIAスナイパーのシリーズです。
FBIやCIA以外にも短縮した組織名がちょくちょく出てくるので
正直Willがどこの組織に所属しているのか私にはよくわかっていません(笑)
今回のストーリーは
Jessica Reelというパートナーの過去も明かされつつ
北朝鮮とアメリカとの水面下での攻防戦が描かれています。
北朝鮮の描写がリアル(なのかどうかわかりませんが。。)で
現実社会とごっちゃになりながら読みました
北朝鮮側で暗殺の任務を受ける女性アサシンChung-Chaが
本当に悲しくて切なくて泣けます。
ヨドク強制収容所出身者の彼女が
政府の命により暗殺を行う兵士になった経緯も壮絶ですが
彼女の死んでしまった心が
ある出来事によって
徐々に生き返っていく様子は
温かい気持ちになりながらも
悲しい結末を想像させる不安でいっぱいになります。
最後は号泣しながら読み終えました。
このメインのストーリーに
Reelの過去がとてもうまく挟み込まれていて
ストーリーのエンディングに向かって
ReelとChung-Chaは敵同士でありながら
女としての心の傷や葛藤をシンクロさせていて
女性読者の心を揺さぶります
いやー。
Baldacciの作品はほとんどハズレがないけれど
今回もやはり素晴らしい作品でした
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