今日も那須塩原市から発信中☆
サンプラスチックの妖精ぷららさんブログ
サンプラスチックは高機能フィルム、シュリンクフィルムの
製造、製袋加工を行っている会社です
弊社で製造している袋状のシュリンクフィルムには、
小さな穴◎が開いています
不良品を疑われてしまうかもしれませんが・・・
これはわざと開けている穴なんです
この穴は空気の通り道としてとても大事な役目を持っています
袋状のシュリンクフィルムは以下の2つのパターンが基本になります。
袋状のフィルムを使う際には、
袋に対して物を入れるというより、物に袋を被せて使います。
そうすると、底の部分がシール無しで開いている状態になります。
その時に、底の部分は、
①シールをして物を閉じ込める状態にするか、
もしくは②底スリーブといって、穴が開いている状態にするか、
どちらかの方法でシュリンクができます。
▽①
▽②
ボトルなど縦長のものは②のように底に穴が開いている包装の仕方が向いています。
底部分はホコリなど被ることがないので開いていても問題は無く、
フィルムを剥がす際、ここから引っ張って剥がしやすくなったり、
また、包装する際もシールするひと手間がなくなるので作業効率があがります。
底スリーブ包装の場合は、必ず底の部分から熱をあてて包装していきます。
もし、上部から熱をあててしまうと、フィルムが上に縮んでいくので、
長さが足りなくなったり、、余計なシワが入ってしまいます。
以下、参考動画です!
フィルムを被せた時にフィルムと容器の間には空気たまる場所が出てきます。
シュリンクフィルムの穴◎は、熱で縮んでいくフィルムと容器の間にある空気を
外へ逃がすための役割を持っているのです。
空気が外へ逃げないと、風船のようにフィルムがパンパンに膨らみます。
フィルムの縮もうとする力と、中の空気の押し合いになり、
最後はシール部分などに大きな穴が開いてしまうことも・・・。
穴◎は大事な役目があったんです。
この空気穴◎はフィルムのどこに開けても良いというわけではありません。
容器に合わせたフィルムを製造する際は、問題のない穴位置を事前に決めて製造・製袋加工を行っています。
例えば、
以下のオレンジの部分は容器とは設置していない空洞部分なので、
ここに穴が開いていると、引っかかった時に簡単に破れてしまい、
フィルムとしての強度が保てなくなります。
ブルーのシール部分の近くも避けたい場所です。
収縮の時にシール部分の左右にフィルムが引っぱられて、
破けてしまう可能性が高くなります。
その他、穴と穴の位置が近くても、
やっぱりフィルムが弱くなってしまい破れやすくなります。
温風を当てた時に、ストレスのかからない位置に穴が必要です。
サンプル作成の担当スタッフは長年の経験から、
どれくらいの数の穴をどの位置に開ければいいかわかるみたいです
目立たない小さな小さな穴ですが、
シュリンク包装されているものあれば、ぜひ探してみてください
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サンプラスチック㈱
電話:0287-36-3200
住所:栃木県那須塩原市北赤田1589-22
営業時間:8時30分~17時30分
定休日:土日祝
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