かつて恋した「男らしい人」。彼は、時には暴力も振るう。「地の果てまで」が口癖の力強い男性。私は彼にしかってほしくて、支配してほしくて・・・。


 その後出会った「優しい人」。彼には、家庭があった。一緒に居られる日と、帰ってしまう日、交互に繰り返していくうちに・・・。



 すごい表現力。ストーリーなんかどうでもいいくらい、心理描写が素晴らしいです。


 二つの辛く悲しい恋愛を、実際に私が体験したような気分です。


 あまりお勧めの恋愛とは思えないけど、どんな女性にもこんな恋愛をしてしまう一面があるのかもしれない。そう思うと、ぞっとするような本かもしれません。