死んだはずの「ぼく」は、天使に「抽選にあたりました!」と言われる。なんと、ぼくは輪廻のサイクルに戻るために、「小林真」という中学三年生の体を借りて、下界で修行をすることになったらしい。


 初めて出会う家族の第一印象は悪くなかった。だが、実は、父親は悪徳商法の会社で働いていた利己的なオヤジだし、母親はフラメンコの先生と不倫するような女だった。その上、初恋の女の子は援助交際をしているし、真が自殺するのも仕方ないように思えてきて・・・・。






 「真」には、自殺するほど悲しいことがあったはずなのに、それらは随分と軽いタッチで描かれています。

 原因となる事実を「ぼく」が客観的に見ているからだとは思うし、その軽いタッチが読みやすい要因になっているので、いいのですが・・・。


 色々と悩みの大きい世代の人たちが読むと、ずいぶん救いになるような気がします。


 でも、うちの娘も読み始めています・・・。児童書のコーナーにあったので、まさかこんな内容とは思わずに薦めてしまったからです。


 「不倫」とか「援助交際」とか・・・・分かるのかしら? 分かってたら怖いです。


 でも、分からないからって、聞かれても困るし・・・・。(汗)