7編の短編が収録されています。

・自分をかばった親友が、目の前で殺害されてしまった小学生。彼は生きているのが辛くて・・・。

・会社ではリストラ、家では引きこもりの息子に馬鹿にされ、それでも淡々と生きる父親は・・・。

・夫に裏切られ、女手一つで必死に生きる主人公。ある日息子の耳が聞こえなくなってしまって・・・。

 など

どの話も、心に傷を負った主人公が、生きる力を取り戻す話です。
弱くて平凡な主人公が、誰かに支えられて、生きる力を取り戻していく様子は、読んでいて心があったまります。無理しなくていい、ゆっくりでいい・・・いつか人生に戻ろう・・・そんな作者のメッセージが込められているようです。



表題の「約束」は「池田小学校の事件」を知り、石田氏なりの応援のメッセージでもあるそうです。