天海祐希さん主演のドラマを小説化したものだそうです。


 結婚生活よりも仕事を選んだ明日香は、夫と娘と別れ仕事に追われる毎日を送っていた。遣り甲斐のある仕事、若い恋人、幸せの真っ只中にいたはずの明日香だが突然、余命3ヶ月の宣告をうける。


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 家族優先の専業主婦としては、家族より仕事を選んだ明日香が身勝手に思えて、なかなか感情移入できませんでした。何年も会っていなかった娘の前に突然現れて、引っ掻き回して・・・いくら余命3ヶ月でもちょっと許せない。そもそも、「死」をこんな風に軽く扱っていいのかと。

 それでも、読み進んでいくうちに、こんな人がいてもいいのかも・・・と思えてきて、最後はそれなりに納得できました。


 あたしが余命3ヶ月と言われても、なにも変わらない毎日なんだろうな。それはそれで幸せかも。

ラストプレゼント (幻冬舎文庫)/秦 建日子