「今の自分を変えたい」 そう思う時はあっても、つい「まあいいか」って、日々を過ごしてきた僕。そんな僕の前に突然現れた神様“ガネーシャ”が「自分を変える方法」を教えてくれると言う。


 お願いすることにしたものの、“ガネーシャ”は神様とは思えない俗物ぶりだし、成功のための課題は「靴をみがく」とか「トイレの掃除をする」とか、効果があるとは思えない課題ばかり。

 こんなことで、本当に変わることができるのか。



 言っちゃえば、僕が神様から教えてもらう「成功の秘密」はどこにでも書いてあるようなことです。目新しい話は一つもありません。だけど、それらを本当に理解していただろうか?とドキッっとする部分もありました。なにより、二人の会話が漫才のようで面白いので、読む価値ありました。

 

一番印象に残ったことは、「お金をもらうこと」=「人を喜ばせること」 


 ああ、そうだった。誰かの役に立ちたい。誰かの喜ぶ顔が見たい。

 そう思って始めた仕事なら、富をつかむのは簡単かもしれない。

 人は「幸せ」をもらった対価として「お金」を支払うのだから。



夢をかなえるゾウ 文庫版/水野敬也