筆者のあとがきによると、今までどの短編集にも収録されなかった、「わけあり物件」の寄せ集めだそうです。

 京都の図書館では、東野圭吾の作品を予約せずに読むことは不可能に近いです。ところが、実家近くの図書館にはずらりと並んでいたので、新しそうな本書を選んで読んでみました。


 なるほど読みやすいのですが、「そんなに面白いかなぁ?」というのが正直な感想でした。トリックが甘く、先の読める展開も多かったし、結末に納得いかないものもありました。


 後から知ったのですが、アマゾンではかなりシビアな評価を受けている作品集のようです。これで東野圭吾を読んだとは言えないみたいですね。

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)/東野 圭吾