娘が学級文庫で借りてきました。 

先天性四肢切断、生まれつき両手両足のない乙武洋匡さんの半生記です。


 彼の母親は、乙武さんを産んで一ヶ月もの間その姿(病名)について説明されず、会えもしなかった。

 一ヵ月後、病院側は母親のパニックに備え空ベッドまで用意して、初めての親子対面を実施する。周囲の人たちの緊張をよそに、母親が発した最初の一言は意外にも「かわいい。」だった。



 「障害があっても、ぼくはこんなにがんばりました。」という本ではないです。偉人伝のように子どもが学べることは少ないかもしれません。でも、母親としてこの本を読むなら、彼の両親には学ぶことが沢山あります。ありのままの子どもを愛すことが、どんなに大切かを実感させてくれる本と言っていいでしょう。


 この本を読んでいる子どもに「障害があってもがんばっている人がいるんだから、あなたもがんばりなさい。」なんて言ってはいけません。障害と努力は関係ないし、その子、その子の生き方を尊重し、手助けするのが親の役目なのだから。


五体不満足 (講談社青い鳥文庫)/乙武 洋匡
¥704
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