数年前に映画化されたようなので、ご存知の方も多いかも。お友達に借りました。


 倫子は、同居していた恋人に全てを持ち逃げされ、ショックのあまり声が出なくなりました。たった一つ残っていた「梅漬け」の瓶を大切に抱え、10年ぶりに故郷に帰った倫子は食堂を始めることにします。


 「食堂かたつむり」が開店するまでは一気に読めますが、お客さんが来るようになってからはちょっと辛いです。このまま終わるのかな?と思っていると、後半は意外な展開になるので、又調子よく読めます。


 よく分からない部分もありましたが、「料理すること」については考えさせられる作品でした。もっと料理を愛して、楽しんで作れたらいいのになと。それと、「梅漬け」が作りたくなりました。

食堂かたつむり (ポプラ文庫)/小川 糸