犬屋さんの隅っこで7番目に生まれた子猫は小さくて、満足に親からの愛もミルクも温かみももらえません。そんな子猫が幸運にも老犬と出会い、心を通わせます。しかし、ある日二ひきは離れ離れになってしまいます。
子猫にとっては大冒険かもしれませんが、読者は特にドキドキすることなく結末まで読めると思います。
正直、展開があまりないというか、冒険ものともメルヘンものともつかない作品に???ですが、娘は気に入ってます。
もしかしたら、「その人にとって居心地のいい場所はきっとどこかにある」ってことでしょうか。それとも、そんなことを何も考えずに、子猫と一緒にそよぐ風、鳥の声、お日様の暖かさなどを感じれば、それでいいのかも。
*****追記******
その後、他の本を読んだのちにもう一度読みたくなって、ゆっくり読んでみました。そして、今度はなるほどね。と思えました。
娘は「びりっかすの子ねこ」は感じることのできる童話だと言います。老犬の足の間のぬくもりだとか、子猫の舌の感触、抱きしめられたときの安心感・・・。そんないつか感じたことのある心地よさを文字から感じることができる素晴らしい本でした。
びりっかすの子ねこ (世界のどうわ傑作選 (5))/マインダート=ディヤング
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