今日はサンケイホールブリーゼに行ってきました。
今年4回目。何気にお気に入りの劇場になりました。
今回観劇するミュージカル。なんといっても注目は元宝塚雪組トップスターの壮一帆さん。
宝塚退団後の初舞台がこのミュージカル(コンサートのゲスト出演は除く)
非常に楽しみにしておりました。
またこのミュージカルの結末は288通りあって、犯人はお客さんが決めるのも特徴。
犯人はお客さんの投票によって決まるというのは面白いですね。

開場直後に行くとロビーは若い女性客でいっぱいでした。
お目当ては壮さん?山口祐一郎さんなのかな?
男性客もいつものミュージカルよりは多いですね。
今日は2階席の上手側の5列目での観劇。
オペラは必須ですが、非常に見やすかったです。
開演前に男性アンサンブルの横山さんと堀江さんが投票について説明。
それぞれ1階席と2階席にわかれてわかりやすく説明してくれました。
そのことについては後ほど記述します。
 

それでは本日のレポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

ミュージカル
「エドウィン・ドルードの謎」
~サンケイホールブリーゼ~
2016年5月1日(日)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 12:30  ~ 14:00
~休憩20分~
2幕 14:20  ~ 15:40

■主なキャストと配役 ※以下敬称略
山口祐一郎…進行役兼市長のサプシー
壮一帆…青年エドウィン・ドルード
平野綾…エドウィンの婚約者ローザ
水田航生…インド出身の青年ネヴィル
瀬戸カトリーヌ…ネヴィルと双子の姉妹のヘレナ
コング桑田…牧師のクリスパークル
今拓哉…ジャスパー(エドウィンの叔父)
保坂知寿…阿片窟の女主人パファー

池田紳一
高原紳輔
横山達夫
堀江慎也
伯鞘麗名
遠藤瑠美子
福田えり
可知寛子

■スタッフ
原作: チャールズ・ディケンズ(「エドウィン・ドルードの謎」)
脚本・歌詞・作曲: ルパート・ホームズ

上演台本・演出:福田雄一
音楽監督・指揮:上垣 聡
振付:上島雪夫
歌唱指導:山口正義

照明:高見和義
美術:土岐研一
音響:本間俊哉
ヘアメイク:宮内宏明
衣裳:大戸美貴

演出助手:上田一豪
舞台監督:山本圭太
バンドコーディネート:安東義史
訳詞協力:土器屋利行
制作助手:渡邊 隆
プロデューサー:田中利尚 志茂聰明


[ストーリー]
―青年エドウィン・ドルード(壮一帆)は婚約者ローザ(平野綾)と結婚をしたら、エジプトに引っ越して起業しようと計画していた。しかし、エドウィンの叔父でローザを秘かに執着的に愛するジャスパー(今拓哉)、同じくローザに一目ぼれしたインド出身の青年ネヴィル(水田航生)、そしてローザといわくがありそうな阿片窟の女主人パファー(保坂知寿)など、様々な人物の思惑が入り乱れ、彼らの周りには不穏な空気が漂っている。

外は荒れ模様のクリスマスの夜、ジャスパー宅にエドウィンとローザ、ネヴィルと双子の姉妹のヘレナ(瀬戸カトリーヌ)、牧師のクリスパークル(コング桑田)が集まる。案の定、エドウィンとネヴィルは言い争いになり、嫌な雰囲気を残したままパーティはお開きに。すると翌朝、エドウィンが行方不明になっているという報告が。エドウィンはネヴィルに殺されたのだと主張するジャスパーと市長のサプシー(山口祐一郎)。しかしネヴィルは犯行を真っ向から否定。ローザもエドウィンが死んだとは認めたくないと悲嘆にくれるが―。

と、ここまではチャールズ・ディケンズによる原作どおり。しかしディケンズは、この続きを書くことなく亡くなってしまった。それでは続きは一体どうなるのか? エドウィンを殺した犯人は誰なのか? そもそもエドウィンは本当に死んだのか?
ここから先を決めるのは、観客であるアナタ! “ロワイヤル音楽堂”の俳優達が演じる登場人物から、皆様の投票制で犯人を選出。他にも犯人に迫る探偵役や物語らしくハッピーエンドで終わるためのカップル役を選んだり、その組み合わせはなんと288通り! あなたの1票が物語を決めるのだ!

よくよく考えると怪しい人物だらけのこの物語。鬼才・福田雄一ワールド全開による笑いの渦に巻き込まれながら、推理とひらめきで犯人を決めるのも良し、一押しキャストの出番を増やすために投票するも良し。 今宵の結末は、果たしてどうなることやら…。


[感想]
とある一座が「ロワイヤル音楽堂」で上演している芝居を俳優たちが劇中劇を演じるという構造で進んでいくのが今回のミュージカル。ちょっとややこしいですが、例えばコング桑田は一座の看板俳優“コング桑田”役と、牧師のクリスパークル役の両方を演じる…ということなのです。劇中劇なので、進行役の山口祐一郎さんから芝居の途中でカットが入ったりします。でもほんとの芝居で劇中に演出家やらにカットされたらうっとおしいですけどね(笑)

それと今回のミュージカルは頻繁にアドリブがあって笑いがあるのが特徴。
例えば壮一帆さんが宝塚時代と同じ男装姿で宝塚っぽいダンスをまじえた振りでセリフを発したり、平野綾さんが得意のメッチャアニメ声でセリフを喋ったり、コング桑田さんがメッチャ関西弁でセリフを喋ったり、瀬戸カトリーヌさんがメッチャインド訛りの言葉を発したり、今拓哉さんが劇団四季っぽい発声でセリフを喋ったりする(笑)もう笑いどころが多すぎて書ききれないくらいです。進行役の山口祐一郎さんはやたらと茶々入れしてきますしね(笑)普通に歌うシーンもありますが、半分は喜劇だったかと思います(笑)

この作品はエドウィンが行方不明になった…という所で原作のディケンズが亡くなり物語がストップしてしまうのですが、その結末をお客さんの投票で決めるということで物語が続きます。

…というわけで2幕の前半。エドウィンが死んでしまったのか?それとも生きてる?
それを出演キャスト全員の挙手で決定します。
エドウィン役の壮一帆さんだけ舞台に背を向けて挙手開始。
エドウィンが死んでしまった…と思う人は壮さん以外全員手を挙げる。
エドウィンは生きてる…と思う人は壮さんだけ手を挙げました。
これでエドウィンの去就が決定?
エドウィンは死んだということで舞台が進行することになりました…。
これに怒ったのが壮さん。超ブチ切れモードで、
「私1幕で死んじゃうん?何それ?退団後初舞台なんやで」…と関西弁全開(笑)
さらに続けて、「プロデューサーに思いっきり頭下げて頼まれたのがこれかい」
「宝塚退団しての初舞台が男役って、普通の女役の芝居がやりたかったわ」
…と関西弁でまくしたてる壮一帆さん。完全にキレてます(笑)
その後、「もう帰らせてもらうわ」…と一回楽屋に引っ込んでしまい、
再び再登場した時の姿が大阪のおばちゃんぽいヒョウ柄の服(笑)
そのまま客席に降りて通路を通って劇場の外に出てしまいました…。
壮さん、面白すぎる(笑)あのキレ芸は長州小力も脱帽ですね(笑)


…でその後お芝居が何事もなく続いて(笑)、いよいよお客さんの投票開始。
事前に配られていた投票用紙にあるキャストの番号を投票BOXに入れる。
投票BOXはアンサンブルや劇場スタッフが1階席、2階席を廻って回収するという仕組み。
通路側じゃない人は順に通路に近い人に投票券を預けてBOXに入れてもらいます。
小学校のプリントを回すような懐かしい感覚です(笑)
私は3番の平野綾ちゃんを犯人に指名。
だってミステリーって1番身近な人がいつも犯人ですもんね(笑)
でも結局犯人は1番投票が多かった平野綾ちゃんに決定。
人気投票でもあるのかな?自ら投票してください…っていう人もいますしね。

お芝居のラストにはキレて帰った?と思われた壮一帆さんが再登場。
もちろん男役のスタイル。最高に素晴らしい歌声を披露してくれました。
この瞬間は雪組トップスター壮一帆って感じでしたね。
スマートで立ち居振る舞いがカッコイイ壮一帆さん。
個人的にはShall we ダンス?で演じたヘイリーを思い出しました。
上手く言えないですが、退団しても壮一帆はトップスターなんだなぁ…と感じました。
今公演でちょこっと女性の姿も披露してくれましたが、今後はもっと女性壮一帆も見てみたいものですね。


次回の観劇は5日(木)。
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて
宝塚宙組公演 ヴァンパイア・サクセションを観劇予定です。


以上です。


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