今日は梅田のシアター・ドラマシティに行ってきました。
今回は花組の本隊ではなく別箱の公演。
主演は元月組で現専科の凪七瑠海(なぎなるうみ)さん。愛称は「カチャ」。
「カチャ」って個人的に月組のイメージが濃いんですけど、スタートは宙組なんですね。
主演となると、宙組時代の新公で「カサブランカ」でのリック役が初主演。
でもその前に月組のエリザに特別出演しエリザベートを演じてる。
ヒロインも演じるし男役の主演も演じる二刀流な方なんですね。
男役としての主演は2010年3月バウの「Je Chante(ジュ シャント)-終わりなき喝采-」のシャルル・トレネが最初らしいですね。
でも月組から専科に移った後、充電期間もあり、それほどお姿を拝見する機会がありませんでした。
なので今回の主演というのはかなりファンにとっては嬉しい限りですね。
元々、月組時代は龍真咲さんの後のトップは彼女だと言われてましたもんね。
今回久々の主演でどういう演技を見せてくれるのか楽しみにしておりました。
感想は後ほどということで…。
 
今回の席はやや下手寄りの16列目の位置でした。
通路から数えて5個目だったので移動が大変かなと思いましたが、右隣とその右が不在でその心配も皆無。
開演5分前になっても来なかったのでひょっとしてジェンヌさん?と思いましたが、その野望?は泡になりました(笑)大劇場が休演日の水曜日なら可能性あったかもね…。さすがに今日は無いか…。

それでは観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
 
 
宝塚花組公演
ロマンス
『蘭陵王(らんりょうおう)—美しすぎる武将—』
~梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ~
2018年11月23日(金)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 12:00  ~ 13:00
~休憩25分~
2幕 13:25  ~ 14:30

■主な配役 ※以下敬称略
蘭陵王… 凪七 瑠海(専科)
洛妃… 音 くり寿
高緯… 瀬戸 かずや
語り部… 京 三紗 (専科)
斛律光… 悠真 倫 (専科)
広寧王の妻… 花野 じゅりあ
村の長者/皇帝… 航琉 ひびき
芍妃/鄭氏… 美花 梨乃
段韶… 舞月 なぎさ
盗賊/趙雷… 澄月 菜音
蘭妃… 若草 萌香
逍遥君… 帆純 まひろ
北斉の将軍/李水… 和 礼彩
孫雨… 翼 杏寿
銭風… 南音 あきら
丹妃… 桜月 のあ
桃妃… 詩希 すみれ
呉雪… 颯美 汐紗
周雲… 珀斗 星来
桂妃… 美里 玲菜

 
作・演出: 木村 信司
 
◆ Story
蘭陵王は、6世紀の中国に実在した北斉の皇族・高長恭に与えられた王号で、武勇と共にその類い稀なる美しさで今日まで名を残す武将。あまりの美貌ゆえ、兵士たちの士気が下がることを恐れ、戦場では仮面を付けて戦ったという伝説は、雅楽「蘭陵王」や京劇の演目ともなっています。美しさだけでなく、高潔さと勇猛さを併せ持った武将が辿る波瀾の生涯を、ドラマティックに描き上げる物語。
 
捨て子として育った少年は、その美しさゆえ有力者に庇護され生き延びてきた。ある時戦に巻き込まれ北斉軍に捕えられるが、背中の入れ墨が証拠となり行方知れずになっていた北斉の皇族・高長恭であることが判明する。強い者だけが生き残ることを知る彼は、宮廷へ迎え入れられた後も武術の鍛錬に励み、初陣で皇太子・高緯率いる北斉軍を勝利に導く。しかし、高長恭が現れたことによって戦場には不思議な光景が広がっていた…。皇帝から褒美として蘭陵王の名と二十人の美女を与えられるものの、彼は自分の命を狙う刺客として送り込まれた娘・洛妃ただ一人を賜る。蘭陵王と洛妃、共に過酷な幼少期を過ごした二人の間には、やがて不思議な絆が芽生えていく……。
 
雅楽師の東儀秀樹氏がフィナーレの楽曲を提供、本編の楽曲の演奏(録音)も担当致します。
 
[感想]
なんか1幕の最初のスタートが宝塚らしくない始まりで愕然としました。
ええ?(宝塚で)そういうのするの?という感じで…。
宝塚的にオブラートには包んでましたけどね…。
でも結構衝撃…。真相はぜひ劇場で…と濁わせていただきます…。
なのでこれからどうなっちゃうんだろう…と思ったら最後はまさかのハッピーエンド(苦笑)
これぞ宝塚的(笑)でも原作とは若干異なるラスト…。いいのかな(笑)
語り部として京 三紗さんが伝えてくれるので内容はわりとわかりやすいです。
眠くて困る…という事態には陥らないので初心者にも優しい設定ですね。
 
さて、ストーリーですが…。
捨て子として育った少年が有力者に庇護され生き延びてきた。
ある時戦に巻き込まれ北斉軍に捕えられるも、背中の入れ墨が証拠となり北斉の皇族・高長恭であることが判明。
その後、宮廷へ迎え入れられた後も武術の鍛錬に励み、初陣で皇太子・高緯率いる北斉軍を勝利に導く。
皇帝から褒美として蘭陵王の名と二十人の美女を与えられるが、彼は自分の命を狙う刺客として送り込まれた娘・洛妃ただ一人を賜る。その後、二人の間には、やがて不思議な絆が芽生えていく…というのが主な内容です。
 
凪七 瑠海さん。愛称は「カチャ」。
最初「なぎなるうみ」とは絶対読めなかった彼女のお名前。今はしっかり読めます(笑)
久しぶりにたくさん聞いた「カチャ」の歌とセリフ。なんか月組時代を思い出しましたわ。
専科に移ってからこれほどの役はやってないし、歌もこれほどの量は無かったですもんね。
花組の場ではありますが、新トップスター誕生かと錯覚を覚える活躍でありました。
いやぁ、何より歌が劇的に力強くなってました。これほど力強い「カチャ」の歌声って初めて聞いたかも…。
少年時代の可愛い歌声とセリフも良かったですしね。メリハリが凄く効いてました。
専科からトップ。北翔さんのパターンもあるんじゃない?そう思わせる今回の内容でした。
 
音 くり寿さん。愛称は「くり」、「くりす」。
ヒロインのはずなのに出番がほぼ1幕の後半からとはちょっとひどいんじゃない…。
劇団さん、激おこぷんぷん丸だよ…ってちょっと古い(笑)
今回は洛妃という役。皇帝から褒美として送られた二十人の美女のうちの一人。
でも彼女の真の正体は自分の命を狙う刺客として送り込まれた娘だった。
蘭陵王は既に見破りあえて彼女を侍女として側近に置く…という役柄。
この役を演じた「くりす」ちゃんの演技が秀逸でメチャクチャ素晴らしかった。
まるで現花組トップ娘役の仙名さんみたいな演技でしたね。
完全に彼女に役が憑依してました。それくらいの素覚ましい演技力。
歌は元々上手かったけど、ここまでの演技ってあんまり記憶にない…。
素晴らしい演技力を見につけられましたよね。トップになる日もそう遠くないでしょうね。
 
瀬戸 かずやさん。愛称は「あきら」。
皇太子だけどちょっとオネエみたいなキャラ(笑)
クネクネした動きにオネエ感満載のお色気(笑)
でも役柄は男性なんですよね。でも彼女は女性ってどっちなんだ(笑)
とにかく笑いは彼女一人が持っていきます。物凄いインパクトです。
新味というかとんでもないものを見せられたというのが正直な感想です(笑)
でも面白かった。彼女にしかできないキャラですね。
 
その他、逍遥君を演じた帆純 まひろさんも凄く良かったです。
遠くから見たら美青年という感じで。ビジュアルが凄く綺麗。
演技もいいし華のある男役スターになるんじゃないでしょうか?
それと娘役ちゃんたちが二十人の美女としてアピールした時の歌良かったですね。
自分が蘭陵王だったらどの娘も賜っちゃいます(笑)
可愛らしい花娘の歌に癒されました。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。
内容文句無しです。
 
以上です。