コロナによって数々の公演が中止及び延期になる昨今。
花組の大劇場公演はクラスターが発生し延期になり、雪組の梅芸公演も1人の感染者で延期。
チケットを入手していても無事幕が開くかどうかわかりません。
…ですが、花組、雪組ともなんとか再開にこぎつけることができたのは凄く嬉しいニュース。
でも花組はトップのお披露目なのにかなり可哀そうな結末になりましたね。
コロナがなかったら華やかなお披露目公演になったことでしょうに…。
宝塚だけでなく数々のエンタメを中止に追い込んだコロナがほんと憎いです…。
今回はそんなコロナの余波で延期された雪組公演を見に行ってきました。
前回持ってたチケットは没になりましたが、何とか某所からチケットを無事?入手。
でも安定のいつもの3階席ですけどね(笑)3列目でしたが、通路側だったのでストレスはフリー。
場内はソーシャルディスタンス配席のほぼ満席。平日の昼間なのにさすが人気の宝塚です。
コロナ対策で場内、ロビーでは飲食禁止(最低限の水分補給はOK)。
なのでペチャクチャ喋ってる客は少なかったです。
開演5分前の場内もまるで鹿威しがカコーンとなりそうな超静寂な雰囲気が漂ってました(笑)
行儀よくルールを守る宝塚ファンは偉大だと改めて感じました。

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
宝塚歌劇 雪組公演
ミュージカル・ロマン『炎のボレロ』/
ネオダイナミック・ショー『Music Revolution! -New Spirit-』
~梅田芸術劇場メインホール~
2020年9月4日(金)天気:晴れ時々曇り
<公演時間>
1幕 11:30 ~ 13:05
~休憩30分~
2幕 13:35 ~ 14:30
第1幕
ミュージカル・ロマン
『炎のボレロ』
作/柴田侑宏
演出/中村暁
1988年に星組の日向薫主演で上演され好評を博した作品を、32年振りに全国ツアー版として再演致します。
舞台は1860年代フランス傀儡政権下のメキシコ。政府に抵抗して領地や財産を奪われ、家族をも失った青年貴族が、復讐の為、そして祖国を取り戻す為に共和派の仲間達と共に立ち上がる姿を、敵方の令嬢との恋を交えて描いた情熱的なミュージカル作品です。
■主な配役とキャスト ※以下敬称略
アルベルト・カザルス…彩風 咲奈
カテリーナ・ドロレス…潤 花
*~*~*
ドロレス伯爵…奏乃 はると
オノリーヌ伯爵夫人…千風 カレン
ウパンゴ…透真 かずき
タイロン…真那 春人
ナタリー…笙乃 茅桜
ブラッスール公爵…久城 あす
カルメン…杏野 このみ
ジェラール・クレマン…朝美 絢
ファノ…天月 翼
ボニータ…白峰 ゆり
ロリータ…沙羅 アンナ
ローラン…叶 ゆうり
アリシア…星南 のぞみ
モニカ…彩 みちる
リサ…希良々 うみ
リンゴー…汐聖 風美
テオドール…ゆめ 真音
フラミンゴ…縣 千
ミランダ…琴羽 りり
フリオ…望月 篤乃
ミケーレ…麻斗 海伶
バンボーリョ…朝澄 希
エレナ…有栖 妃華
ゴンザレス…真友月 れあ
フラスキータ…音彩 唯
ピエール少尉…紀城 ゆりや
[感想]
フランス傀儡政権下のメキシコで父親と兄を殺されたアルベルトが復讐に燃えて立ち上がります。
そこでアルベルトはカテリーナという可愛らしい女性と出会い彼女のことが好きになります。
しかし、彼女は父と兄を殺したドロレス伯爵の娘でした。
でも彼は彼女の人間性を好きになり意気投合する。
そんなアルベルトを追跡するよう命を受けたジェラールが彼に網を張る。
しかしジェラールは余命があと少し…。彼にもまた愛する恋人モニカがいた…。
この2組の恋の行方&祖国を取り戻す為に共和派の仲間達と戦いを描いたのが今回の作品。
わかりやすく言うと大体こういう感じなんでしょうか?個人的解釈を含みますが…。
彩風さんは復讐に燃えるカザルス家の次男。とてもカッコいい役です。
最初にプロローグでプチショーみたいなのがあるのがいいですね。
なんか久々に宝塚のショーを見たなぁ…という懐かしさが漂います。
この前の宙組はほぼ歌無しでしたもんね。ちょっとフラストレーションが溜まってました(笑)
それにしても彩風さん、歌上手くなりましたよね。
以前は不安定な感じを受けた歌が今は全然不快感を感じない。素晴らしいです。
次のトップになることが決まりましたし(今日発表)、やっぱりその責任感から来る歌の上達なのかな?
お相手が朝月さんというのはかなり驚きましたが…。潤花ちゃんか彩みちるちゃんかと思ってましたので…。
でも朝月さんは歌が上手いので楽しみ。真彩ちゃんの後だけに歌はやっぱり重要ですので。
ヒロインの潤花さんはカテリーナ。ちょっとお転婆なご令嬢の役。
個人的には凄く雰囲気があってたし、彩風さんとの凄くお似合いだったように思いました。
不安がある歌もそつなくこなしてるイメージ。ゆっくりしたテンポも良かったのかな?
個人的には次のトップ娘役はこの子かと思ってましたが、宙組に行くんですね…。
宙組は結構歌える娘役さん揃ってるので激戦ですが、今後の活躍をお祈りしたいです。
朝美絢さんはジェラールという彩風アルベルトを捕まえに行く役(笑)
でも余命はあと少し…。ちょっと影がある敵役さん。
しかし、彼女に対してはメッチャツンデレ(笑)黙らせてキスとか顎クイキスとか羨ましい限りです(笑)
こういう男に生まれたかった…。女を黙らせるにはキスだよな(笑)
それにしても朝美さんの男役姿を久々に見たような気が…。
女性の役が多かったし、どこかで娘役に転向?とか思ってましたので…。
彩みちるさんはモニカという酒場の女性の役。
ジェラールの恋人で散々彼の体のことを心配して注意しても彼は言うことを聞いてくれない。
あげくの果てには自分を置いてフランスに渡ろうとする…。そりゃないだろう…と憤る私(笑)
でも結局は一緒についていくんだよねぇ…。素晴らしい愛です。御馳走様(笑)
主演の娘役2人の歌が不安でしたが、他の若手の娘役さんに数人超歌ウマがいました。
あれは誰だったんだろうか…。ちょっと最後に気になりました。
物語は凄くシンプルで面白かった。90分に色々な人間模様を織り交ぜるのは凄いですね。
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点です。

第2幕
ネオダイナミック・ショー
『Music Revolution! -New Spirit-』
作・演出/中村一徳
世界各地の人々の生活の中で生み出され、育まれてきた「音楽」——
ジャズ、ロック、ラテン、ポップス、クラシック・・・「音楽」には様々なジャンルがありますが、本作品ではその中での代表的なジャンルの「音楽」の起源から今日に至るまでの発展をテーマに、「音楽」の持つ美しさと素晴らしさをダイナミックにお届けいたします。
伸びやかなダンスが魅力である彩風咲奈を中心に、2019年全国ツアー版よりリニューアルした形で新たな魂を吹き込み生まれ変わる『Music Revolution! -New Spirit-』を、どうぞお楽しみください。
[感想]
昨年大劇場で上演されたショーの再演で彩風さん主演バージョン。
だいもんのパートを彩風さんが歌い、彩風さんのパートを朝美さんが歌う。
結構難しいだいもんの歌の部分を彩風さんは見事に歌い上げてました。
もちろんだいもんほどではなかったですが、ここまで魅了する歌というのは最近では初かな?
素晴らしかったと思います。地位は人を作る。頑張っていただきたいです。
2番手の朝美さんも歌が上手いですね。月組時代からだったかな?
あのまま月組に残ってたらどうなったんだろう…。今や雪組の顔ですもんね。
お芝居ではヒロインだった潤花さんは彩さんとダブルヒロイン的な感じ。
でも彩さんの方が彩風さんとの絡みが多かったような…。
潤花さんは異動だし、ちょっとぼやかしという感じの位置なのかな?
個人的に娘役で良かったのは希良々うみさんと有栖妃華さん。この2人の歌は凄く華を感じました。
やっぱショーはいいですよね。
歌、踊り、ロケット、階段降り…。まさに宝塚の伝統&文化。
これに再開できたのはいつ以来だろうか…、2月以来?
やっぱこれぞ宝塚ですよ。宝塚の醍醐味を久々に堪能できて嬉しかったです。
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点です。
以上です。
