先日報道があった宝塚の劇団員急死の問題。
休みが週に1度でジェンヌさんはかなり厳しい環境だということは知ってましたが、
まさか1日に3時間しか寝れない環境だということは知りませんでした。
昭和ならいざ知らず、令和の話ですよね。信じられないです。
ご遺族の会見を受け、後日なんらかの発表が劇団からあるみたいですが、
絶対に曖昧な発表はやめていただきたいです。
やるなら加害者を公表し、誠意ある謝罪。それと加害者には即刻退団していただく。
それくらいの誠意ある対応をしていただきたいと思います。


さて、今日は京都南座に行われているOSK日本歌劇団の舞台を観に行ってきました。
宝塚を全く観なくなったので観劇自体が凄く久しぶり。
前日に京都に泊まって万全を期しての観劇。
しかも今日は前から2列目。久々にこんなに前で観ることができメチャクチャ嬉しかった。
オペラ不要でストレスフリーですね。
実花 ももさんと唯城 ありすさんが好きなので、凄く前で観れたのはとても感激。
いい思い出になりました。京都最高(笑)


 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

OSK日本歌劇団
レビュー in Kyoto
Go to the future~京都(みやこ)から未来へ!~
~京都南座~
2023年11月12日(日)天気:曇り

<公演時間> 
11:00  ~ 12:10

■主な出演者※敬称略
楊 琳・舞美 りら・千咲 えみ・華月 奏・実花 もも・翼 和希・天輝 レオ・壱弥 ゆう・椿 りょう・唯城 ありす・羽那 舞・蘭 ちさと・せいら 純翔・純果 こころ・知颯 かなで・舞音 ことは・璃音 あかり・真織 ひな・柊 湖春・南星 杜有・華蓮 いろは・碧 輝来・凰寿 旭・ひより 芽依・鼓珀 響・奏叶 はる・桜乃 ひとみ・珠凛 かのん・ことせ 祈鞠・朝香 櫻子(特別専科)    

作・演出・振付 上島雪夫

[感想]
今年2月に大阪・東京で上演された「レビュー 春のおどり」の第2部「未来への扉~Go to the future~」をもとにしたもの。今回は京都らしい情緒を盛り込んだ新バージョンになってました。
オープニングは平安貴族の装束姿のトップスター楊琳さんにドレスに打掛け姿の舞美りらさんと千咲えみさんのトップ娘役2人。その他のスターも和織物のモチーフの衣装での演舞。
源氏を巡る女たちという感じで、以降それぞれの時代の武将(牛若丸、伊達政宗、真田幸村など)が京都を舞台に戦う。その後、女たちとの別れのシーンへ…という感じ。
和の演目が終わった後は「Go to the future」で一気に洋への演目に…。
1人、1人の魂の籠った歌唱が劇場全体を包み込みます。
今回は松竹座の公演とは違い、桐生さん城月さん等の主要メンバーが別公演のために不在。なので若い劇団員さんが多数参加されてるのもあって非常に物凄いパワーを感じました。
ラインダンスは特に凄かったですね。若いっていいな…とシミジミ(笑)
翼和希さんが1出演されたNHKの連ドラ「ブギウギ」の影響もあり劇場は超満員。
土日でもOSKの舞台でこれだけのお客さんの数はあんまり記憶にないくらいの盛況ぶり。
最後の楊さんの挨拶で感謝の意を述べられていたのと同時に、もっと歌劇を知っていただきたいという趣旨のお言葉を述べられていたのを聞いて、OSKだけじゃなく、あちらの某劇団への激励の意味もあるのでしょうね。この言葉には凄く重みを感じたのは私だけではないはず…。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。


以上です。