明日からマスクは個人の判断でということになるみたいですね。
でも職場ではマスクは必須だし、まだ外すという判断はしにくい…。
安心して外せるのはまだちょっと先になりそうですね。
宝塚では今後もお願いベースですがマスク着用を推奨するみたいです。
さて今日は宝塚大劇場に行ってきました。
今回の公演は真風涼帆さんと潤花さんのトップコンビのサヨナラ公演。
サヨナラ公演でお芝居の1本物とは珍しいですが非常に見応えある舞台でした。
詳しい感想は後程記述します。
今日は下手側の2階席での観劇。久々にここで観ましたが意外と観やすかったです。
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
宝塚宙組公演
アクション・ロマネスク
『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』
原作/イアン・フレミング「007/カジノ・ロワイヤル」(白石朗訳、創元推理文庫刊)
脚本・演出/小池 修一郎
~宝塚大劇場~
2023年3月12日(日)天気:晴れ時々曇り
<公演時間>
1幕 15:30 ~ 16:45
~休憩35分~
2幕 17:20 ~ 18:35
■主な配役 ※敬称略
ジェームズ・ボンド(イギリスの秘密情報部「MI6」のコードネーム「007」)…真風 涼帆
デルフィーヌ(ロマノフ家の末裔)…潤 花
ル・シッフル(ソ連のスパイ)…芹香 斗亜
ゲオルギー・ロマノヴィッチ・ロマノフ大公…寿 つかさ
M長官…松風 輝
ミシェル・バロー…桜木 みなと
技術官Q …秋音 光
刑事…秋音 光
フェリックス・ライター…紫藤 りゅう
ビル・ターナー部長…秋奈 るい
ディーラー…秋奈 るい
アンナ・ロマノフ…花菱 りず
マイヤ…小春乃 さよ
ルネ・マティス…瑠風 輝
ドクトル・ツバイシュタイン…若翔 りつ
支配人ジェラール…澄風 なぎ
ジャン…優希 しおん
アナベル…天彩 峰里
イリヤ…鷹翔 千空
秘書カトリーヌ…湖々 さくら
イワン…真名瀬 みら
イリーナ…水音 志保
副支配人アンリ…雪輝 れんや
マネーペニー…花宮 沙羅
ボリス…湖風 珀
グレゴリー・ロマノフ…風色 日向
ヴェスパー…春乃 さくら
警察隊長…凰海 るの
ローズ…夢風 咲也花
マハラジャの妻…有愛 きい
アナトリー・ロマノフ…亜音 有星
華僑の富豪の妻…栞菜 ひまり
用心棒…琉稀 みうさ
ミロン…嵐之 真
クレマン…真白 悠希
リリー…愛未 サラ
ニーナ…山吹 ひばり
■あらすじ
時は1968年、世界はアメリカとソ連を中心とする冷戦の最中にあった。パリでは学生や労働者たちを中心に「5月革命」と呼ばれる反体制デモが起き、鎮圧後過激派たちは「赤軍同盟」を名乗る地下組織に吸収されて行った。
イギリスが誇る秘密情報部「MI6」では、コードネーム「007」を持つ秘密情報部員ジェームズ・ボンドに、ル・シッフルと呼ばれるソ連のスパイを倒すよう指令が下される。ル・シッフルは5月革命の際、ソ連の組織から赤軍同盟に送る資金を使い込んで窮地に追い込まれたため、カジノで一攫千金を狙っていた。ボンドのミッションは、ギャンブルの腕を生かして彼に勝って資金源を断つことと、彼を生け捕りにして情報を吐かせること。ボンドはジャマイカの大金持ちになりすまし、フランス大西洋岸ロワイヤル・レゾーにあるホテル内の「カジノ・ロワイヤル」に乗り込む。折しも、ホテルではロマノフ家の遺族たちが集まり、次代の家長後継者を巡って争っていた。末裔の1人、ソルボンヌ大学の院生であるデルフィーヌは、赤軍同盟に逃れた過激派学生ミシェルの恋人であった。ギャンブルでボンドに負けたル・シッフルは、デルフィーヌが相続した財産を狙い、ボンドはデルフィーヌと関わりを持ち始める。
華麗なるカジノを舞台に、密かにめぐらされる陰謀と策略。CIAやフランスの情報局員、ソ連側の工作員も加わり、ボンドの行く手には次々と危機が襲いかかる…
[感想]
イギリスの秘密情報部員ジェームズ・ボンド(真風)がソ連のスパイ、ル・シッフル(芹香)とギャンブルで勝負。 フランスのリゾート地にある賭場「カジノ・ロワイヤル」でギャンブルに敗れたル・シッフルは、ロマノフ家の末裔(まつえい)デルフィーヌ(潤花)が相続する莫大な財産を狙う。一方のボンドは五月革命で学生運動に身を投じるデルフィーヌに引かれ行動を共にするが、行く手には次々と危機が襲いかかる…というのが主なストーリーです。
観る前はトップコンビのサヨナラ公演だし、ジェームズ・ボンドだし結構シリアスな内容なのかな?と思っていたら、予想に反して笑いどころ満載のコメディな内容でした。
それにしてもあれだけ至近距離でドンパチやってるのに死人が出ないのはどういうわけ?
奇蹟に近いですよね(笑)まぁ、宝塚だからありかもしれんけど…。
今回で退団するトップの真風さん。ビッチリスーツの役は嵌り役ですね。カッコよさが滲み出てます。
歌も凄く力強い。個人的には現トップ5人の中で一番音量が凄いと思う。
最後のフィナーレではデュエダンの次にソロダンス。こういう演出はあまり観たことがないので驚き。
でも凄く涙を誘う感じがする。まだ2日目なので泣く人はいないですがこれが終盤になると…。
これで最後かぁ…と気分になるんでしょうね。
トップ娘役の潤花さんもこれが最後の公演。
いつも勝気な女性の役ですが今回もやっぱりそんな感じ。
でも最後は真風さんといい関係になるんですよね。
歌はそれほど上手くはないけど、魅力ある演技で魅了してくれた潤花ちゃん。
次のトップ娘役は同期の春乃さくらちゃん。同期へのバトンは感慨深いものがあるでしょうね。
潤花ちゃん、お元気で。あなたの笑顔にたくさん癒されました。
現娘2の天彩峰里ちゃん演じるアナベル。
賭場「カジノ・ロワイヤル」の歌手であり芹香さん演じるル・シッフルの元恋人でもある。
桜木さん演じるミシェルに強引にキスしたり、ムチを使って女王様みたいなシーンもある。
凄く貫禄あるけど時折笑えるキャラ。お見事でした。
先にも書きましたけど。次のトップ娘役は春乃さくらちゃん(102期生)
正直発表があった時は?だったし、過去の本公演では彼女に役は与えられてなかったのでは?
でも次のトップ娘役に抜擢。自分は認識なかったけど、さくらちゃんなら納得という声が多かった。
なので今日はめちゃくちゃ注目して見てました。他人の意見はアテにしてないので(笑)
さくらちゃんの役はイギリス外務省の職員。フランスのスパイのマティス(瑠風)と恋仲。
でも敵を欺くために真風ボンドと疑似夫婦となりキスもあって注目度も抜群。
金髪でエメラルドグリーンのスーツ。演技も良ければ歌もむちゃくちゃ上手い。
納得しました。世間の意見は正しい(笑) この子が次のトップなんて期待しかない。
芹香さんと歌ウマコンビになるんじゃない?そんな予感をさせる今回の舞台でした。
その他、イルカにキャベツ畑に空中ブランコと見どころいっぱい。
トップコンビの呼吸が止まるようなキスも注目です。
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、文句なし10点満点です。
以上です。