ずさんな管理で集中砲火を浴びてる知床遊覧船運航会社の社長。
よく今まで大事故が起こらなかったなぁ…と思うほどのずさんさ。
こういう人が人の命を預かる仕事に携わってはいけないと思う。
今後どういう捜査が行われるかはわかりませんが、この方には厳罰を処してもらいたいです。


さて、今日は宝塚大劇場に行ってきました。
今回は星組のちえねね時代に上演された『めぐり会いは再び』の続編。
2011年、2013年に上演ということで私がヅカファンになる前の作品。
個人的には『めぐり会いは再び』ではなくて初めましてです(笑)
結構面白そうな作品なのでとても楽しみにしてました。
詳しくは後程…。

 
今日は2階席の9列目のやや上手寄りの席。(A席)
通路側の席だったし、前の人の頭もさほど気にならない席だったのでストレスフリーで楽しめました。
今回は108期生の初舞台公演ということで開演時に初舞台生の口上がありました。
ここから何人の人がトップスター、トップ娘役になるのか楽しみですね。
成績の上位6人は娘役だそうですが、才能溢れる娘役がたくさん生まれそうですね。


それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


宝塚星組公演
ミュージカル・エトワール
『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』
レビュー・エスパーニャ
『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』

~宝塚大劇場~
2022年4月28日(木)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 13:00 ~ 14:35
~休憩35分~
2幕 15:10 ~ 16:05

第1幕
ミュージカル・エトワール
『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』
作・演出/小柳 奈穂子

■主な配役
ルーチェ・ド・オルゴン(オルゴン伯爵の次男。友人の探偵事務所を手伝う)…礼 真琴        
アンジェリーク(ルーチェのガールフレンド)…舞空 瞳        
マダム・グラファイス(行儀指南役審査委員長)…万里 柚美        
エメロード(コメット座の歌姫)…美穂 圭子        
フォーマルハウト(コメット座の座長)…美稀 千種        
ブラン(メイド長)…白妙 なつ        
ユリウス(執事)…天寿 光希        
レオニード・ド・ローウェル(ローウェル侯爵の姪)…音波 みのり        
ヴィゴー大司教(花婿選び進行役)…大輝 真琴        
ローウェル公爵(コーラス王の甥)…輝咲 玲央        
フォション・ド・ローウェル(レオニードの兄)…ひろ香 祐        
マダム・シリエーニ(審査委員)…紫 りら        
レグルス・バートル(探偵)…瀬央 ゆりあ        
マダム・オルテンシア(審査委員)…音咲 いつき        
コーラス王…朝水 りょう        
宰相オンブル…綺城 ひか理        
ティア・シモニー…有沙 瞳        
セシル・ピーター・ウェルズ…天華 えま        
マダム・スリジェ…澪乃 桜季        
ジェイド・タイヤール…夕渚 りょう        
ボリス・ゴールドマン…天希 ほまれ        
プリンセス・ネージュ…華雪 りら        
ジュディス…小桜 ほのか        
トーレス…遥斗 勇帆        
アスル…蒼舞 咲歩        
ステラ…七星 美妃        
エリスロ…朱紫 令真        
エレクトラ…二條 華        
スコルピオン…希沙 薫        
ロナン・ヴェリタス・オンブル…極美 慎        
エリジオ…煌 えりせ        
ヴァルター・オルレイン    碧海 さりお        
プロキオン…颯香 凜        
カノープス…夕陽 真輝
スピカ…彩園 ひな        
ルベル…天飛 華音        
リゲル…紅咲 梨乃        
リドル・ル・カイン…咲城 けい        
カエルレウス…奏碧 タケル        
マダム・シュティーア…都 優奈        
フェニチェ…鳳真 斗愛        
アニス・メレル…水乃 ゆり        
アージュマンド…瑠璃 花夏        
セドラ…紘希 柚葉        
ミラ…侑蘭 粋        
シリウス…羽玲 有華        
ノエラ    星咲 希        
プリンセス・クオーツ…瑛美花 れな        
アルタイル…碧音 斗和        
プリンセス・オルキス…綾音 美蘭        
プリンセス・コリーヌ…麻丘 乃愛        
ポルックス…詩 ちづる        
カペル…鳳花 るりな        
カストル…稀惺 かずと        
フラーウス…大希 颯        
アリア…瞳 きらり                

■イントロダクション
2011年に柚希礼音を中心とした星組で上演された『めぐり会いは再び』は、恋する男女が織りなす騒動を華やかにコミカルに描きあげたミュージカルとして大好評を博し、翌年には『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』を続演。この度は第3弾として、前作で礼真琴が演じたルーチェと、ガールフレンドのアンジェリークを中心としたオリジナル新作ミュージカルをお届け致します。架空の王国を舞台に、個性豊かなキャラクター達が繰り広げる、ミステリー仕立てのラブコメディをお楽しみください。

■あらすじ
王都マルクト。オルゴン伯爵の次男ルーチェ・ド・オルゴンは、大学卒業後も定職に就かず、友人レグルスが立ち上げた弱小探偵事務所の手伝いをして暮らしていた。ガールフレンドのアンジェリークとの関係も順調とは言えず、アンジェリークには実家から縁談の話も舞い込む始末。そんなある日、事務所に奇妙な依頼人が現れ、王家に代々伝わる秘宝“一角獣の聖杯”を守って欲しいと頼まれる。捜査に乗り出したルーチェは、いつしか王都を揺るがす争いに巻き込まれて行くこととなる。果たしてルーチェは“一角獣の聖杯”とアンジェリークの愛を手に入れ、さらには王都に平和を取り戻すことが出来るのか!?
 
[感想]
主人公のルーチェはオルゴン伯爵の次男。定職にも就かず友人レグルスの探偵事務所に居候。
ガールフレンドのアンジェリークとの関係も悪化し、アンジェリークの実家から縁談の話も…。
そんなある日、事務所に王家に代々伝わる秘宝“一角獣の聖杯”を守って欲しい…という依頼が舞い込む。
捜査に乗りだしたルーチェは王女の花婿選びの候補になるが、そこで王都を揺るがす争いに巻き込まれて行く…。
…というのが主なストーリーです。

ちえねね時代に上演された作品の続編だそうで、これを観てない人は私も含めキャラ設定を理解するのが最初は厳しい。
でもルーチェを演じた礼真琴さんが途中で相関図的なことを説明してくれます。
これで何とかわかるかなぁ…という感じ。でも理解できるのは中盤過ぎたくらいからですけどね。
お芝居は笑いどころがいっぱい。空回りするギャグもあったけどとても面白かったです。
紅さん時代の星組が帰ってきたような感じでした。
それにしても礼真琴さんと舞空瞳さんのイチャイチャ具合がたまらない…。
劇中で礼さんのほっぺに舞空さんが指でツンツンするシーンににやけたし、
何度キスしたんだろう…というくらいキスシーンがいっぱいでとても妬けました。
「あなたのキスを数えましょう」…って小柳ゆきさんの歌が飛び出してきそう(笑)
瀬央ゆりあさんと有沙瞳さんのコンビも息がぴったりでとても良かったです。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。


※幕間の休憩時間は恒例の?タコ焼き。


第2幕
レビュー・エスパーニャ
『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
作・演出/藤井 大介


■イントロダクション
スペイン語で「素晴らしい歌い手」を意味する『Gran Cantante!!』。スペインの伝統的な祭りをテーマに、スペインにまつわる名曲の数々と魅惑的なスパニッシュダンスで綴るレビュー作品。確かな実力を持つトップスター・礼真琴の魅力を詰め込んだ、今の星組ならではの華やかでパッショネイトな世界を描き出します。
なお、宝塚大劇場公演は、第108期初舞台生のお披露目公演となります。


[感想]
『Gran Cantante!!とはスペイン語で「素晴らしい歌い手」…という意味らしいです。
その言葉どおり礼真琴さんの歌は素晴らしかったし専科の美穂圭子さんの歌声はとても魅了されました。
歌が下手なわけではないけど舞空瞳さんは歌よりダンスの印象が濃いショーでした。
個人的にはもっとひっとんの歌が聞きたかったんですけどね。
オープニングで3人の妖精が登場し銀橋を渡った後、礼真琴さんが大階段の中央に登場。
大きな布を纏う姿。とても大掛かりな演出でした。
ニンジンに恋する馬に扮するのは瀬央ゆりあさん。
歌は懐かしの田原俊彦の「NINJIN娘」。「にんじん娘」Sの有沙瞳ちゃんと楽しく歌って踊ります。
とてもコミカルで楽しかったです。
印象的だったのは今公演で退団する音波みのりさんが礼真琴さんと踊ったシーン。
音波さん、所作すべてとても色気があってこれぞトップ娘役という雰囲気で踊ってらっしゃった。
舞空瞳さんは若いのでまだこの雰囲気は出せないのでこういう雰囲気はさすが上級生という感じ。
また同じく退団する天寿光希さんも最後にエトワールという大役。
素晴らしい歌声が場内に響いてました。これで退団するのもったいなくないですか?


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。


以上です。