昨日の夜、NHKのBSプレミアムでJ-POPの特集をやってて途中から最後まで見てました。
華原朋美さんや鈴木雅之さん、郷ひろみさんが出て懐かしいヒット曲を披露。
個人的に良かったのは、いるかさん、太田裕美さん、柏原芳恵さんが揃って出た時間。
いるかさん、太田さんの歌は小っちゃい時に良く聞いた思い出があるし懐かしさがいっぱい。
柏原芳恵さんは私が中学の卒業式で流れた「春なのに」を歌ってた歌手。
あの頃凄く好きだったけど、今も変わらず美しいですね。自分より年は上なのに凄く若く見える。
そういや、今の天皇陛下もファンだと公言されてましたよね。
昭和のアイドルは歌の歌詞に物語があっていいですね。昨日改めて思いました。

 
さて、今日は久々に京都劇場に行ってきました。
調べると昨年の2月5日以来。あの時は『マンマ・ミーア!』を観に行ったんですよねぇ…。
その時、ドナを演じてたのが今日もエイミー役で出演されてる岡村美南さん。
またあの美しい歌声を聞けるのかと思うとワクワクが止まりませんでした。
それにしても今日の京都駅は激混みでしたねぇ…。まるで梅田に来たような…。
京都も蔓延防止が出てるんですよねぇ…。まるでコロナ前のような雰囲気にはビックリです。

今日は2階席の後方での観劇。1階席や2階席の前の方は結構高いんですよねぇ…。
それでも7000円近くはしました。
ここは座席の間隔が狭くて結構キツイですね。長時間の観劇には向かない劇場です。

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』
~京都劇場~
2022年2月27日(日)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 13:00  ~ 14:20
~休憩20分~
2幕 14:40  ~ 16:00

■主な出演者
ベン…山下 啓太
タング…生形 理菜 (23日,26日(昼),27日)
    長野 千紘 (25日,26日(夜))
    渡邊 寛中 (23日,26日(昼),27日)
    安田 楓汰 (25日,26日(夜))
エイミー…岡村 美南
ボリンジャー…野中 万寿夫
カトウ…小林 唯
リジー…山崎 遥香
ブライオニー…町 真理子
コーリー…カイサー タティク
デイブ…長手 慎介
ロジャー…五十嵐 春

原作…デボラ・インストール
台本・作詞…長田育恵
演出…小山ゆうな    

■イントロダクション
壊れかけのロボットとの出会いが、止まっていた男の人生をふたたび動かし始める――。
2015年に、イギリスの作家デボラ・インストールによって生まれた小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」は、
世界各国で多くのファンに愛されています。
日本でも小学館文庫により出版され人気を博し、2022年には「TANG タング」のタイトルで映画化されることも決まっています。

そんな物語を、劇団四季がオリジナルミュージカルとして舞台化。
各界で活躍する一流クリエイターと四季クリエイターがタッグを組み、2020年10月に開幕した本作は、その初演が雑誌「ミュージカル」の「2020年ミュージカル・ベストテン」で作品部門第1位に選出されました。

心に傷を抱えた男と壊れかけのロボットによる、トラブルだらけの旅。
イギリスを飛び出し、アメリカ、日本……やがてふたりは心を通わせていく……。
大切なものに気づき、成長していく物語を、オリジナルの楽曲と華やかな演出で彩ります。
劇団四季オリジナル作品の伝統を継ぐミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。
東京・福岡で温かな感動を巻き起こした作品が、ふたたび東京、そして京都へ初登場。
さあ、あなたもロボットと、心温まる旅にでかけてみませんか?

■ストーリー
アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う、今からそう遠くない未来。
イギリスの田舎町に住むベンは両親を事故で失って以来、無気力な日々を過ごしていた。
妻・エイミーとの夫婦仲もうまくいかない。
そんなある日、庭に壊れかけのロボットが現れる。
「きみの名前は?」「…タング」
ロボットに不思議な魅力を感じ、ベンはあれこれと世話を焼く。
そんなベンに愛想を尽かし、ついに家を出て行くエイミー。
ショックを受けるベンだが、タングを修理するため旅に出ることを決意する。
アメリカ、そして日本へ。やがて、ある事実が明らかになる……。
  


[感想]
物語はアンドロイドが人間に代わって家事や仕事をする時代。
イギリスの田舎町で暮らすダメ夫ベンとバリバリのキャリアウーマンの妻エイミー。
しかしある日、その2人が大喧嘩。その末、妻のエイミーが家を出て行ってしまう。
ベンは庭で見つけた壊れかけのロボット「タング」と仲良くなる。
妻が出て行ったことでショツクを受けたベンだが、「タング」を修理するためにアメリカ、日本へ旅に出かける。
その旅先で「タング」の秘密を知ることになる…というのが主なストーリーです。

劇団四季の新作の主人公がダメ夫と壊れたロボット。
大丈夫か?…と思うような設定ですが、独特の世界観で観ているお客さんをひきつけてしまう…。
ロボットというとどうしてもロボコンを思い出す。どうしても自分は昭和世代だなぁ(笑)

そのロボット担当のキャストは男性と女性の2人。ずっと中腰のかがんだ態勢で演じられてました。

自分だったら腰が5分も持たないなぁ…(苦笑)
今回の公演。さすが劇団四季だと思うし、最近は四季独特のセリフ回しがだいぶ消えて非常に聞きやすくなってます。
あれ苦手だったんだよなぁ…と思うけど、今はほとんどないストレスフリーです。
それと主人公が秋葉原に行くシーン。ダンスをする人がサイリウムを思いっきりオタダンスをしてたのには笑った。
凄いな劇団四季。こういうことまでやっちゃうんだ…。
それにしても出てくる女優さんがみな綺麗なこと綺麗なこと。ストーリーそっちぬけで見惚れてしまいました(笑)
それでも最後は素晴らしいハッピーエンド。四季なのに宝塚を観たような清々しさがあり心がほっこりしました。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度×
…で10点満点中、9点です。




以上です。