自民党の総裁が岸田さんに決定しましたね。
ただ選んだ顔ぶれを見ると安倍時代の逆戻り?
特技は人の話を良く聞くことって言ってるけど、重鎮の話を良く聞きすぎたんじゃない?
無能なガースーからキッシーに変わっても期待は薄いのかも…ですね。


さて、今日は宝塚に行ってきました。
この前の木曜日に行ったばかりだから結構短いスパンでの訪問。
緊急事態宣言も開けたし、これから観劇の季節?となりそうです。

 
 
※緊急事態宣言が開けたので場内のお食事処が開店しておりました。

 

 
 
※開場前に久々に歌劇の殿堂に行ってきました。

3階は星組特集。前回のロミジュリの衣装が展示されてました。

あのシャンシャンを持って記念撮影できるコーナーはミニシアターに変わってたんですね。

コロナの影響?個人的にはあれ持って撮影したかったので残念…。

今回は事前にネットで購入した上手側1階A席の25列目での観劇。
後方の席は空席がありましたが、1階席はほぼ9割方埋まってました。
今日は女子高生の団体さんが来てました。
学生の団体さんを久々に見ましたが、緊急事態宣言が開けた日にとは凄くタイミングいいですね。


それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


宝塚星組公演
宝塚剣豪秘録
『柳生忍法帖』
ロマンチック・レビュー
『モアー・ダンディズム!』
~宝塚大劇場~
2021年10月1日(金)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 13:00  ~ 14:35
~休憩35分~
2幕 15:10  ~ 16:05


第1幕
宝塚剣豪秘録
『柳生忍法帖』
原作/山田 風太郎「柳生忍法帖」(KADOKAWA 角川文庫刊)
脚本・演出/大野 拓史


■主な配役とキャスト ※敬称略
柳生十兵衛…礼 真琴    
ゆら…舞空 瞳        
芦名銅伯…愛月 ひかる        
堀主水…美稀 千種
千姫【天樹院】…白妙 なつ        
沢庵和尚…天寿 光希        
お圭…音波 みのり        
吉田修理…大輝 真琴    
加藤明成…輝咲 玲央        
お品…紫月 音寧    
お沙和…夢妃 杏瑠    
具足丈之進…漣 レイラ    
司馬一眼房…ひろ香 祐        
さくら…紫 りら        
漆戸虹七郎…瀬央 ゆりあ        
お鳥…音咲 いつき        
柳生宗矩…朝水 りょう        
鷲ノ巣廉助…綺城 ひか理        
稲葉十三郎…彩葉 玲央        
天秀尼…有沙 瞳        
平賀孫兵衛…天華 えま        
お笛…澪乃 桜季        
多賀井又八郎…夕渚 りょう        
真鍋小兵衛…天希 ほまれ        
金丸半作…湊 璃飛        
お蝶…華雪 りら        
お千絵…小桜 ほのか        
板倉不伝…天路 そら    
木村助九郎…遥斗 勇帆        
出淵平兵衛…蒼舞 咲歩        
紙屋の妻…七星 美妃        
庄田喜左衛門…朱紫 令真        
田鶴…二條 華    
村田与三…希沙 薫        
香炉銀四郎…極美 慎        
狭川新左衛門…煌 えりせ        
大道寺鉄斎…碧海 さりお        
間宮主馬…颯香 凜
紙屋五郎右衛門…夕陽 真輝    
台月尼…彩園 ひな        
多聞坊…天飛 華音        
明玉尼…紅咲 梨乃        
雲林坊…咲城 けい        
薬師坊…奏碧 タケル        
天丸の姉…都 優奈        
喜四郎…鳳真 斗愛        
お浜…澄華 あまね        
おとね…水乃 ゆり        
天丸…瑠璃 花夏        
十乗坊…紘希 柚葉        
地丸…星咲 希        
嘯竹坊…羽玲 有華        
心華坊…碧音 斗和        
風丸…綾音 美蘭        
竜王坊…御剣 海


■説明
山田風太郎の小説「柳生忍法帖」。史実にフィクションを織り交ぜ壮大なスケールで描く傑作時代小説の初の舞台化に、宝塚歌劇が挑みます。
寛永年間。暴政を敷く会津藩主・加藤明成を見限り出奔した家老・堀主水の一族に、復讐の手が迫る。明成は堀主水の断罪だけでは飽き足らず、幕府公認の縁切寺・東慶寺に匿われた堀一族の女たちをも武力をもって攫おうとする。しかしそれは、男の都合に振り回された生涯を送り、女の最後の避難場所として東慶寺を庇護してきた天樹院(豊臣秀頼の妻であった千姫)には許しがたい事であった。女の手で誅を下さねばならぬ。そう心定めた天樹院は、敵討ちを誓う女たちの指南役として、密かに一人の武芸者を招聘する。将軍家剣術指南役の嫡男ながら城勤めを嫌い、剣術修行に明け暮れる隻眼の天才剣士、柳生十兵衛。女たちを託された十兵衛は、死闘を繰り広げながら会津へと向かう。待ち受けるのは、藩を牛耳る謎の男・芦名銅伯と、銅伯の娘で明成の側室ゆら。果たして十兵衛たちは、凶悪な敵を打ち倒すことが出来るのか…。

[感想]
内容ですが、江戸時代に実際に起こった「会津騒動」が基本。
大切な人を失い仇を取るために7人の女性が復讐を企てる。
しかし、女性7人では心許ないので指南役として沢庵和尚が柳生十兵衛に依頼。
女心がわからない十兵衛は彼女たちの指南に苦労しますが、十兵衛の剣術の腕や人柄を知った女性たちからだんだんと信頼を得る。
その後、会津に向かい加藤明成とその家来「会津七本槍」に復讐行う…というお話です。

2番手スター愛月ひかるさんは芦名銅伯と天海大僧正の2役。
銅伯と天海は双子で、銅伯を討つためには、まず天海の息の根を止めなければならない。
…というのがわかっていなければちょっとチンプンカンプンになってしまう設定。
わかる人にだけわかればいい…という感じはちょっと疑問。
疑問はトップ娘役の舞空瞳さんの役もそう。
敵対する会津の芦名銅伯の娘で加藤明成の妾。
時折銅伯が憑依し2人で同じセリフを喋る場面があります。
エコーがかかって非常にわかりにくいし聞き取りにくい…。
こんな設定いるんだろうか?…というのが第2の疑問です。
それと後半、突然敵対する柳生十兵衛に「恋をしました」…とカミングアウトする…。
は?は?は?…と?が思いっきり並んでしまったわ(苦笑)
どこに恋愛要素があったのか…。説明がなさすぎです…。
あと7本槍に堀家の女性7人に雲水…と登場人物が多くてだいぶごちゃついた印象…。
「CITY HUNTER」も役が多かったけどそれ以上な印象。ちょっと詰め込みすぎ?
その他では沢庵和尚を演じた天寿光希さん。紙屋の娘のおとねを演じた水乃ゆりさんが目立ってましたね。
真っ赤な着物で走ってきて「逃げてください」…と堀家の女性たちに告げる美味しい役。
ショーでも目立ってましたね。劇団推しなのかな?

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度△
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、8点です。
2回、3回観ないと理解できない?…くらいちょっと予習が必要。


第2幕
ロマンチック・レビュー
『モアー・ダンディズム!』
作・演出/岡田 敬二


■説明
宝塚歌劇の永遠のテーマである“男役の美学”を追求する“ダンディズム”シリーズ。1995年花組・真矢みき主演の『ダンディズム!』、2006年星組・湖月わたる主演の『ネオ・ダンディズム!』に続く第三弾をお届け致します。
宝塚レビューの伝統を継ぐ品位ある華やかさと香り、そして色彩感溢れるロマンチック・レビューの世界とトップスター礼真琴を中心としたエネルギッシュな星組生との融合をどうぞお楽しみください。


[感想]
兵士に扮した礼真琴が、あるミッション(使命)を持って戦地に赴きます。
舞空瞳扮する恋人への想いなど、謝珠栄先生振付のダンスでストーリーを展開する…という内容。

オープニングからカラフルな衣装が目に飛び込んできてとてもテンションが上がります。
切ない曲なのにスピード感あるダンスと振付で非常に見応えがある「ミッション」は最高に盛り上がります。
娘役の見せ場のロマンチックレビュー。センター2人が有紗瞳さんと小桜ほのかさん。
その他は紫りらさん、音咲いつきさん、二條華さん、彩園ひなさん、紅咲梨乃さん、澄華あまねさん。
有紗さんと小桜さん2人の歌がとても心に響いて良かったです。
くらっちはエトワールも担当してましたので、このショーではとても存在感がありましたね。
音波みのりさんも上級生なのに舞空さんに負けじとダンスをガンガン踊ってたのがとても印象的。
今作品で退団する紫月音寧さん、夢妃杏瑠さんにも見せ場があって大満足。
夢妃さん、笑顔が素敵で凄く好きだった娘役さん。もう見れなくなるのがとても寂しいです。
退団といえば2番手スターの愛月ひかるさんも白い軍服を着てくらっちとのデュエダンは素晴らしかったなあ…。
千秋楽には多くのファンが泣く場面?退団者に素晴らしい見せ場を用意するのは岡田先生の愛なのかな?


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。

以上です。