静岡の方では甚大な被害が出るほど最近は雨量が凄く多い。
連日の雨で来週もほとんどが雨予報。梅雨最盛期という感じですね。
しかもコロナのパンデミックの真っ最中。平穏な日々はいつ訪れるのか…。
先が見えない未来は不安しかないですね。


さて今日は梅田芸術劇場に行ってきました。
今回は今年宝塚の星組でも上演された『ロミオ&ジュリエット』。
ジュリエットに初舞台の若い2人が起用されて話題になってますね。
今回はジュリエットが伊原六花でした。バブリーダンスで有名な彼女がどのように演じるのか…。
気になる感想はこの後記述します。
今日は3階席上手のゴンドラ席。一部舞台が見切れる注釈付きの席でしたがなかなか楽しめました。
ここから見ると客席の入りがよくわかって、1階席~3階席はほぼ9割方埋まってました。
さすが人気の作品ですが、意外と男性客が多かったです。

 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
~梅田芸術劇場メインホール~
2021年7月4日(日)天気:曇り


<公演時間> 
1幕 13:30  ~ 14:50
~休憩25分~
2幕 15:15  ~ 16:35


■主な配役とキャスト ※敬称略
ロミオ:黒羽麻璃央・(甲斐翔真)(Wキャスト)
ジュリエット:伊原六花・(天翔愛)(Wキャスト)
ベンヴォーリオ:味方良介・(前田公輝)(Wキャスト)
マーキューシオ:新里宏太・(大久保祥太郎)(Wキャスト)
ティボルト:立石俊樹・(吉田広大)(Wキャスト)
キャピュレット夫人:春野寿美礼
乳母:原田薫
ロレンス神父:石井一孝
モンタギュー卿:宮川浩
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:兼崎健太郎
ヴェローナ大公:岡幸二郎
キャピュレット卿:松村雄基
死:小尻健太・(堀内將平)(Kバレエ カンパニー)(Wキャスト)
ほか

※小尻健太の「尻」は尸に丸が正式表記です

■スタッフ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎 (宝塚歌劇団)

■Story
モンタギュー家とキャピュレット家が代々憎しみ合い、争いを続けてきたイタリアの街・ヴェローナ。ある日、キャピュレット家ではひとり娘のジュリエットに、大富豪パリス伯爵を求婚者として紹介しようと舞踏会を開催。そこへ、モンタギュー家のひとり息子ロミオが親友のベンヴォーリオ、マーキューシオと共に忍び込む。その舞踏会で、ロミオとジュリエットは運命的に出会う。お互いが敵対する家の者だと知り、ショックを受ける二人だったが気持ちを抑えきれず、ジュリエットの部屋のバルコニーで永遠の愛を誓い合う。二人の強い気持ちに心打たれたロレンス神父は、この結婚が憎みあう両家の和解に繋がるかもしれないと考え、密かに二人の結婚式を執り行う。しかし、そんな矢先、両家の若者の間でいさかいが勃発。ロミオは仲裁に入るが、親友のマーキューシオがジュリエットの従兄弟ティボルトに刺されてしまう。親友の死を目の当たりにしたロミオは逆上してティボルトを殺害、ヴェローナから永久追放されることに。ジュリエットの乳母の計らいで、夜が明けるまでのつかの間の時間、結婚初夜を過ごす二人。これが永遠の別れになるとは知らず、夜明けと共にロミオはマントヴァへと旅立っていく……

 
[感想]
モンタギュー家とキャピュレット家が争いを続けてきたイタリアの街・ヴェローナで、
キャピュレット家の1人娘ジュリエットとモンタギュー家のひとり息子ロミオが舞踏会で知り合い恋に落ちる。
しかし、両家の若者の間でいさかいが勃発。親友のマーキューシオがティボルトに刺され、逆上したロミオがティボルトを殺害。
結果ロミオはヴェローナから永久追放され、ジュリエットと結婚初夜を過ごした後、マントヴァへと旅立つ…。
…というのが主な内容です。

このミュージカルは内容がどうとか言うより、圧倒的に歌が好き。
世界の王とかエメとか聞くだけで耳福になってしまいますね。
内容は悲劇なんだけど。思いっきり心はハッピーに満たされます。
でも原作に忠実に…というはずなのに、演出が思いっきり残念でした。
序盤でいきなりスマホが出てきて、スマホで連絡を取り合ったりしてて、
随所にスマホが連絡の手段になってたのは凄く時代錯誤というか…。後半にはAEDも飛び出したり(苦笑)
JINみたいに現代の人が過去に行ってロミジュリしてるの?と思ってしまった…。
シェイクスピアもビックリの演出。海外版もそうなってるんでしょうか?
イイという人がいるのかもしれないですが、個人的にはかなり違和感に感じてしまいました。

ロミオ役は黒羽麻璃央さん。
2.5次元ミュージカルでも有名な舞台俳優さん。
たくさんの作品に出ていて歌が上手いという印象でしたが、案外低音は声が出てなかったように感じました。
ロミオの歌は意外と難しいですからね。キーが合わなかったのかな?
でも演技力は抜群。ロミオの孤独感などを忠実に演じられていたと思います。

ジュリエット役は伊原六花さん。
ご存じバブリーダンスで有名になった大阪の登美丘高校出身の方。
昨年ウエストサイドストーリーで舞台初登場になったはずがコロナの影響で舞台自体が中止。
なので今回が仕切り直しで初舞台ということになったそうです。
その役がジュリエットなんて事務所の力以外の何ものでもない…と思ってましたし、
正直歌えるの?と思ってました。
でもその不安をすぐに払拭する伸びやかで綺麗な高音で歌う六花さん。
こういう歌声って好きだわ~…という感じの透き通った声。見事でしたね。
演技もロミオを想う切ない女心を忠実に再現。とても素晴らしかった。
ダンスの人なのにここまで歌えるのにはビックリでした。今後が楽しみですね。


その他では元宝塚のOG春野寿美礼さんと秋園美緒さんの両家夫人の歌の競演の素晴らしさ。
昔大映テレビの青春ドラマでよく見てた松村雄基さんの歌ってる姿に感動。
ティボルトの立石さんの圧が伝わる歌声も良かった。
アンサンブルの皆さんの歌とダンスも素晴らしい。見応えがありました。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。
ちょっと演出が…のマイナスのみです。

以上です。