今日は久々に道頓堀にある松竹座行ってきました。
大阪ミナミエリアに行くのは今年初。遡ると昨年の3月以来とご無沙汰でした。
芝居の観劇は梅田エリアでほぼまかなえるし、ミナミはコロナも多い印象があって遠ざかってました。
一昨年までよく観てたOSKの舞台がほとんど中止になったのが要因ですね。

今回はトップスター桐生麻耶さんのサヨナラ公演。
桐生さんといえば、近鉄の事業撤退により劇団の解散に見舞われた劇団員有志による「OSK存続の会」メンバーとして活動。
現劇団員の男役として、近鉄時代を知る唯一の劇団員。桐生さんたちがいなかったら今のOSKがなかったと思うと感慨深いですね。
でもこのまま退団ではなく、今後は特別専科へ異動するそうです。
宝塚でいえば轟悠さんみたいな感じなのかな?まだまだ桐生さんの力は必要だということですね。
次にトップになる楊琳さんは実は過去に宝塚の音楽学校を受験したことがあり、
その時に同じスクールで一緒に受験したのが凛城きらさん、瀬音リサさん、彩凪翔さんだそうです。
皆さん合格で(瀬音さんだけ翌年合格)楊琳さんだけが不合格…。さぞや悔しかったことでしょうね。
でもその楊琳さんがOSKでトップスター。人の未来というのはほんと色々ありますね。
格好いいダンスが魅力の楊琳さん。今後は新しいOSKを作り上げていってほしいです。

コロナの影響で座席は一つ飛ばしの設定。私は3階席の下手側を予約していました。
今日も満席ですが通常の半分以下という入りでした。
コロナの影響で入口で消毒、検温。チケットの半券も自分で捥ぎらなければならないのはめんどくさい。
しかも客席はもちろんロビーでも食事が禁止。ご飯を食べるにはいちいち外に出ないといけない…。
コロナのせいでほんとめんどくさい世の中になりましたね。ああ早く平穏な日常が来て欲しいです…。
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
OSK『レビュー春のおどり』
~大阪松竹座~
2021年1月31日(日)天気:晴れ時々曇り
<公演時間>
1幕 11:00 ~ 12:00
~休憩35分~
2幕 12:35 ~ 13:35
桐生麻耶 トップスターラストステージ!!
2021年3月を持って特別専科へ移籍する“唯一無二の男役”桐生麻耶。
2020年4月に予定されていたトップスターラストステージ「春のおどり」が、新たな想いを胸に大阪松竹座に開幕いたします。
2022年には劇団創立100周年を迎えるOSKの歴史の中で、浪花の春の風物詩として愛されてきた「春のおどり」。次期トップスターの楊琳ら劇団員たちと共に、大阪松竹座のステージを彩ります。
第1幕 ツクヨミ ~the moon~
構成・演出・振付:尾上菊之丞
■解説
尾上流四代目家元の尾上菊之丞による『ツクヨミ~the moon~』。“月”が繋ぐ日本の時代を、美しくダイナミックに描き出します。桐生と楊による伊達政宗と阿国の艶のある踊り比べや、桐生によるまさに“唯一無二!”の堀部安兵衛が繰り広げる賑やかで痛快な「疾走!高田馬場」といった、これまでにない日本のレビューをお届けします。
第1章
DarknessMoon
「ツクヨミ」他
蘇我入鹿…桐生麻耶
一片(ヒトヒラ)…楊琳
蘇我蝦夷…虹架路万
皇極帝…舞美りら
大宮人…愛瀬光、華月奏
中臣鎌足…翼和希
中大兄皇子…登堂結斗
ほか
第2章
StringMoon
「ヒトヒラ」他
伊達政宗…桐生麻耶
一片(ヒトヒラ)、出雲阿国…楊琳
石田三成…愛瀬光
加藤清正…華月奏
豊臣秀吉…虹架路万
北政所…朝香櫻子(特別専科)
梵天丸…実花もも
クニ…唯城ありす
ほか
第3章
FullMoon
「雨の噂話」他
堀部安兵衛…桐生麻耶
王林月之守…楊琳
村上庄左エ門/町人…虹架路万
お桐…舞美りら
麻吉…愛瀬光
菅野六郎左衛門/達吉…華月奏
虎吉…翼和希
村上三郎左衛門/町人…栞さな
中津川祐見/町人…朔矢しゅう
ほか
[感想]
主な内容として…。
第1章は中大兄皇子と中臣鎌足を惹きつけ国の強固な礎を築いた絶対的な悪役としての蘇我入鹿を描き、
第2章は伊達政宗が同時代を生きた女歌舞伎阿国との絆と友情および2人の愛情表現を2人政宗として。
第3章は浪人でありながらどこか憎めない堀部安兵衛の正義感溢れる人物像を描いた作品でした。
歌舞伎役者の尾上菊之丞さんが構成、演出、振付を手掛けた和テイストの作品。
開演直後に桐生さんだけが闇夜に浮かぶ冒頭。その後、チョンパで舞台全体が照らされるという春らしい演出。
本来ならば昨年の4月に観れた演目。コロナが憎いです。
トップの桐生さんがそれぞれ持ち味を生かしながら3役を演じる。
和のショーなんですがセリフもあってお芝居の要素も濃い。1粒で2度美味しいという感じ。
次のトップの楊琳さんが女役を演じたのも斬新。非常に見応えある内容でした。
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。
第2幕 Victoria!
作・演出:荻田浩一
■解説
宝塚歌劇団出身の荻田浩一によるレビュー『Victoria!』。OSKらしい爽やかな幕開き、桐生が率いる大人香るデュエットダンスから、エネルギッシュなラインダンス、そして、ダンスのOSKが挑むボリウッド風の群舞など多彩な魅力満載です。
第1章
プロローグA「春のおどりは」「桜色の景色」ほか
第2章
プロローグB「Victoria」
第3章
Victoria 「女神のいる風景」「ダーツ」「カジノ」ほか
第4章
行進曲大全集「トルコ行進曲」「ウィリアム・テル序曲」ほか
第5章
ハリ・ハラ「暗闇の母」「夜市」ほか
第6章
フィナーレ「Stargazer」ほか
<キャスト>
桐生麻耶、楊琳、虹架路万、舞美りら、愛瀬光、華月奏、翼和希、千咲えみ、白藤麗華、城月れい、遥花ここ、登堂結斗、麗羅リコ、実花もも、栞さな、朔矢しゅう、唯城ありす、由萌ななほ、りつき杏都、雅晴日、羽那舞、凜華あい、涼乃あゆ、水葉紗衣、蘭ちさと、瀧登有真、空良玲澄、舞音ことは、夏目せな、明日香いおり、梅名希歩
朝香櫻子(特別専科)
[感想]
幕開けは春色に彩られた紳士淑女によるプロローグで舞台は桜満開。
第2章では桜の王子が淑女や娘達を引き連れて歌い踊ります。
第3章は地上に降り立った女神が戦に敗れた戦士、カジノのギャンブル、ロシアンルーレットを静かに見守ります。
第4章は軽快な行進曲の数々からロケットの流れで最後はデュエットダンス。
第5章は夜市に紛れ込んだ青年が女神カーリーに拐かされ、ハリハラの生贄として捧げられる。
第6章のフィナーレはいつまでも星を見守り続ける自らを「Stargazer」と歌い上げる男。その後フィナーレという流れ。
宝塚の演出を手掛けた荻田浩一さんによる演出作品。
個人的にこの方の宝塚時代の作品を知らないんだけど、非常にノリの良い作品が多いように感じますね。
それと非常に宝塚テイストを感じる。見ていてとても安心できるし楽しい。
個々にダンスの上手い人が多いOSKなので、非常に見応えがあるし期待を裏切らない。
娘役が男役に臆することなくバリバリっにダンスを披露してくれるのも嬉しい。
これぞエンターテイメントだーー!という舞台。非常に素晴らしかったです。
最後のフィナーレで桐生さんが「お客さんが待ってくれていたから開催できた」…という一言はジーンときました。
本来だったら昨年の4月に行われてる公演。しかもまだ感染者は急増中。
中止になってもおかしくないはずなのに開催できたのはファンあってこそでしょう。
無事開催されてほんと良かったですね。桐生さんには心の底からお疲れ様でしたと言いたいです。
コロナ禍で先が見えない世の中ですが、でも確実に希望の光は見えたのでは…と思わせる心豊かになる公演でした。
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。
以上です。



