本当は今日は宝塚の雪組公演を梅芸に観に行く予定でした。

…ですが、コロナの感染者が出てその公演が中止になってしまいました。

ああ、コロナが憎い…。今年はいくつ観に行く予定の公演が中止になったことだろうか…。

多分10回以上ロスしてるはず…。正常に戻る日はいつになるのか…。

ワクチンの開発が待たれるところです。

 
さて、今日は1か月ぶりに劇団四季を観に行ってきました。

宝塚が観れなくても劇団四季がある。演劇ファンはほんと救いです。

でも四季もコロナの影響で客席はまばら…。

1階席はそこそこ入ってるものの、私が座る2階席は前方7列目くらいまでガラガラの状態…。

コロナ前までは数か月先まで予約が全然取れないほどだったのに、今は当日でも席が楽に取れる状態。

多分団体客が来れないというのが大きな要因なのでしょうね。

劇団四季大丈夫か?この惨状を目の当たりにしてかなり心配になりました。

 

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。



劇団四季
『リトルマーメイド』
~大阪四季劇場~
2020年8月19日(水)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 13:40  ~ 14:50
~休憩20分~
2幕 15:10  ~ 16:15



■ストーリー
好奇心旺盛な彼女は、今日も幼なじみの魚、フランダーを連れて冒険へと出かけていく。

ある日、アリエルは航海中の船へ近付き、そこで人間の王子エリックを見つける。たちまち恋に落ちてしまったアリエル。しかし、船は彼女の目の前で嵐に襲われ沈没し、エリックは海に投げ出されてしまう。

溺れたエリックを抱え、必死に水面に向かうアリエル。浜辺まで運ぶと、歌を口ずさみながら介抱をする。
朦朧としながらもアリエルの美しい歌声が脳裏に焼き付いたエリック。
自分を救ったその声に惹かれ、声の持ち主である女性を必ず見つけると心に決める。
一方アリエルも、父トリトンの警告をよそに、地上への憧れとエリックへの恋心をますます募らせていく。
そんな彼女に目を付けたのは、海の魔女―アースラだった。

アースラはアリエルに、「その美しい声と引き換えに、3日間だけ人間の姿に変えてやろう。この間にエリックとキスを交わすことができれば、一生人間のままでいられる」という話を持ち掛ける。ただし、それが果たせぬ場合は、アリエルの魂はアースラのものになるという…。悩み戸惑うアリエルをアースラは言葉巧みに誘惑し、遂に契約書にサインをさせる。そして、アリエルの尾ひれは人間の足へと変わり、彼女は憧れ続けた陸の世界に向かうのだった。

実はアースラは、海の王トリトンの姉であった。自分を王宮から追放した弟を恨み続けていたのである。弟の愛娘アリエルの恋心を利用して、海の王の力を奪おうと企んだのだ。
何も知らないアリエル。ようやく人間の世界に辿り着き、エリックの王宮に招かれたものの、声を奪われた彼女は、自分がエリックを救い、彼が憧れる声の持ち主であることを伝えることができない。
アースラとの契約の期限は刻々と迫ってくる。果たして彼女の愛の結末は…。



■主な配役とキャスト ※以下敬称略
アリエル(人魚)…松元恵美
エリック(人間の王子)…玉木隆寛
アースラ(海の魔女でアリエルの父の姉)…原田真理 
トリトン(海の王でアリエルの父)…芝 清道
セバスチャン…奥田直樹
スカットル…丹下博喜
グリムスビー…菊池 正
フランダー…緒方隆成
フロットサム…町田兼一
ジェットサム…八百亮輔
シェフ・ルイ/リーワード…中橋耕平

 
[感想]
人魚のアリエルが航海中の船に乗っていた人間のエリック王子に一目惚れ。
船が嵐に見舞われ沈没し、エリックは海に投げ出されるが、アリエルが助ける。
エリックは自分を救った声に惹かれ、アリエルもエリックへの恋心を募らせる。
その後、アリエルがエリックとの再会を希望し、魔女のアースラに自分の声と引き換えに3日間だけ人間の姿になる。
この間にエリックとキスを交わすことができれば、一生人間のままでいられる…というのが主な内容。
ネタバレになりますが、アースラ叔母さんがアリエルに魔法で人間の足を与えたことが結果的に王子にも再会できたし、

最終的にはハッピーエンドで終えることができた。声は失ったけど戻ってきたしね(笑)

悪役だけど実はアースラ叔母さんは神ってたのかも知れないというのが個人的見解です(笑)

 

今回のアリエルは1月で観た松元恵美さん。声が透き通っていて凄く心地よかった。

お綺麗だしまさにマーメイドな方。役にとてもあってますね。

トリトンは以前名古屋の劇場でオペラ座の怪人役をした芝さん。

どうしてもあのイメージがあって前半はそのギャップをとるのに苦労しました(笑)

でもすごく声が重低音で響いて心地よかった。この方も適役かもしれないですね。


前回から1か月の短いスパンですが、とても感動しました。

どうしても最後のシーンは感動しますね。とても素晴らしかったです。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。




以上です。