完全に諦めていました…。
2週間前にチケットを入手できておらずあてもない…。
しかも某サイトのチケット価格は高騰。B席で2万円台なんて一般庶民には手が出るはずもない…。
明日海さんのサヨナラ公演だけど今回は見送りだな…と完全に諦めモードだったのですが…。
不意に某所を見たらちょっと値下がりしたチケットが売りに出されてる…。
これを逃すと…と思うと、ポチッと押してしまいました(笑)
大劇場の観劇記録も途切れてしまうし…。サヨナラ公演だしどうしても観たかったですからね。
なんだこんだで1週間前にようやくチケットを入手することができました。
B席14列目で正規の3倍以上するチケットですけどね(苦笑)でも見れないよりは見た方がいいでしょ(笑)
それにしても、明日海さんのお披露目がエリザでチケ難。最後もこれでチケ難とは(苦笑)
おそるべしみりお人気ですね。現役では1番のスター。ほんとたいした人気です。
個人的に明日海さんの月組時代は知らなくて知ったのは花組になってから…。
彼女がトップになってからの演目は数々あるけど、やっぱり1番良かったのはエリザのトートかな。
神々しい感じがしたし、1番彼女に合ってるようなきがしてましたもの…。
ポーも源氏物語も良かったけど、やっぱりトート閣下が1番良かったと思います。
あくまでも個人的な解釈なんであしからず…。

  
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

宝塚花組公演
ミュージカル
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
レヴューロマン
『シャルム!』
~宝塚大劇場~
2019年9月5日(木)天気:晴れ時々曇り
 
<公演時間> 
1幕 15:00  ~ 16:35
~休憩30分~
2幕 17:05  ~ 18:00
 
第1幕
Musical
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
作・演出/植田 景子
■ストーリー
“青い薔薇”この世には存在しない禁断の花…。
自然界の掟に背いた罪で、闇と孤独の中に閉じ込められた“青い薔薇の精”。過ぎ行く時の中で、彼の心に残ったものは…。
19世紀半ば、産業革命による経済の発展で空前の繁栄を誇る大英帝国。世界初の万国博覧会が大成功を収めたロンドンでは、科学の進歩がもたらした品々が人々の消費熱を煽り、異国からの珍しい植物が大ブームとなっていた。
ある深い霧の夜、植物研究家のハーヴィーは、枯れ果てたウィングフィールドの屋敷の庭で”青い薔薇の精”と名乗る男と出会い、かつてこの屋敷に住んでいたシャーロットという少女にまつわる話を知ることになる。それは、現実に起こった事なのか、それとも…?
人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とを交錯させながら描く、大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル。人間離れした美しさを漂わせる“青い薔薇の精”に挑む明日海りおが、耽美的で幻想的な世界に誘います。

■主な配役とキャスト ※以下敬称略
薔薇の精エリュ(禁断の園に生きる薔薇の精霊)明日海 りお
シャーロット・ウィールドン(英国上流階級の出身。想像力豊かで自由な心を持つ女性)華 優希
ハーヴィー・ロックウッド(庭師の叔父の元に引き取られて育ち、植物学の研究で世に認められる)柚香 光
ディニタス 高翔 みず希
メアリー・アン 芽吹 幸奈
オズワルド・ヴィッカーズ 瀬戸 かずや
Mr.ディケンズ/精霊ダンサー 冴月 瑠那
クラルス 白姫 あかり
女教師 鞠花 ゆめ
ディビット・ブラウン 航琉 ひびき
Mysterious Old Lady[謎の老婆] 美花 梨乃
精霊ダンサー 舞月 なぎさ
オリヴァー 和海 しょう
愛人 華雅 りりか
ギルバート・カーライル 羽立 光来
ニック・ロックウッド 水美 舞斗
イヴリン 真鳳 つぐみ
Mysterious Lady[謎の貴婦人] 乙羽 映見
ケヴィン・グリフィス 優波 慧
アウラ 更紗 那知
ボヌス 千幸 あき
フローレンス・ウィールドン夫人 城妃 美伶
ネリー・グリフィス 春妃 うらら
エドモンド・ウィールドン子爵 紅羽 真希
農夫の妻 雛 リリカ
ベン 綺城 ひか理
ウィルトス 飛龍 つかさ
農夫 峰果 とわ
馬丁 澄月 菜音
老婦人 若草 萌香
マシュー 帆純 まひろ
ラエトゥス 凛乃 しづか
プルケ 音 くり寿
ロビン 糸月 雪羽
白い薔薇の精 聖乃 あすか
ポエッタ 泉 まいら
マイク 一之瀬 航季
精霊ダンサー 愛乃 一真
精霊ダンサー 芹尚 英
精霊ダンサー 太凰 旬
精霊ダンサー 三空 凜花
精霊ダンサー 涼葉 まれ
グラーテス 朝葉 ことの
ブライアン 希波 らいと
精霊ダンサー 二葉 ゆゆ
シャーロットの幻[9歳] 都姫 ここ
ケイティ 愛蘭 みこ
シャーロットの幻[11歳] 美羽 愛
精霊ダンサー 美里 玲菜
精霊ダンサー 稀奈 ゆい
 
[感想]
植田 景子先生の配役の設定は注釈が多いので観劇前にかなりプログラムを見て予習しました(笑)
でもそれほど難しくはなかったです。結果的にはですが…。
そういえば花組にべーちゃんもじゅりあ様もいないんだ…。なんかこっちの方の喪失感の方が大きかった。
今回更に美伶ちゃんや映見さんもいなくなるんでしょ…。どんどん花組に魅力のある娘役さんがいなくなるのは寂しい。音くり寿ちゃんにはほんと頑張ってもらいたい…希望の星ですわ。
 
さて、今回の物語。わかりやすくいうと…。
19世紀半ばのロンドンで植物研究家のハーヴィーが、
枯れ果てたウィングフィールドの屋敷の庭で”青い薔薇の精”と名乗る男と出会った。
かつてこの屋敷に住んでいたシャーロットという少女にまつわる話を知ることになる…というのが今回の大筋。
 
明日海さんの今回の役は薔薇の精。
エリザのトートといい、ポーのエドガーといい、明日海さんは人間じゃない役が多いですね(笑)
観る前はポーの一族みたいな感じの演目かな?と思ってましたが、実際はエリザベートのような感じ。
物語の後半はトート閣下のように神々しい感じの登場がありましたしね。明日海さんのイメージにピッタリな適役。
サヨナラ色は少ないけど、引継ぎのような場面はあったような…。
 
今回トップ娘役として初お披露目の華優希さん。宙組の星風まどかさんと同期の100期生です。
演じたのはウィールドン子爵の娘。妖精の存在を信じ、少女時代にエリュと出会う。
その後、大人になり最後は老婆になってエリュと再会しますが、それぞれの役に応じた演技力が見事。
特に老婆の演技はほんとに彼女が演じてるの?と思うくらい圧巻の演技力で唸らせました。
素晴らしいですね。演技力の高さには定評がありましたがまさかここまでとは…。
退団後も女優として通用しそうな感じです。対応力が凄いです。
でも残念だったのは歌…。トップなのにありましたっけ?というくらい歌の場面が少ない…。
歌に不安がある…と言ってもトップになったからには歌っていただきたいです。
やっぱりミュージカルは歌。歌で人の心を惹きつけるようにならないとね。頑張っていただきたいです。
逆に退団する乙羽映見さんの歌が素晴らしすぎてメチャ印象に残ってしましました。
綺麗だし歌えるし…。これで退団が残念です…。
 
2番手の柚香さんは植物学の先生?の役。かなり普通の役だったんでビックリしました。
歌も少なく、2番手としての印象が薄い。次期トップなのに華ちゃんとの絡みもない…。
逆にヴィッカーズ商会の社長を演じた瀬戸かずやさんのインパクトがかなり強かった…。
花組時代のだいもんみたい…。銀橋でも歌ったし、今回も濃ゆい役ですね(笑)
物語の最後にはすすり泣く人が続出…。明日海さんがこれで最後なんだ…と思うとそうなるのかな?
最後のトートみたいな登場シーンは特に感涙を呼ぶかもですね…。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。
 
第2幕
レヴューロマン
『シャルム!』
作・演出/稲葉 太地
■解説
フランス語で、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉“シャルム”。花と光の都パリに眠る、妖しくも人の心を惹きつける地下都市を舞台に繰り広げられるレヴュー。作品毎に様々な姿に変容し圧倒的な魅力を放ち続ける明日海りおを中心とした個性豊かな花組が、気品溢れる華やかさ、官能的な美しさ、暗闇から光を目指す希望などを舞台に織り成します。

[感想]
午前零時にパリに可愛らしい少女のフルフルが現れ、若者たちをマンホールの中に誘う。
中に入って見ると、地底にグランバレが広がって、様々な光景を目の当たりにする…という物語。
これをレヴューで表現するのが今回の作品だそうです。
なんかここでも退団する乙羽映見さんの歌が目立ってましたね(笑)
全体的に綺麗な感じのショーですね。オラオラ感があんまりなかったです。
客席降りも明日海さんがSS席の最前列に降りて前の人とタッチするくらい…。
生徒さん総降りがないのは寂しいです。じゅりあ様がいなくなり毒の部分もなくなったような…。
綺麗にまとまっていいんですけど、個人的にはもうちょっとメリハリが欲しかったです。
でも後半は明日海さんのサヨナラ色が強い構成になってますね。生徒がVの字に並ぶなんて初めて見た…。
個人的に元雪組トップスターだった壮一帆さんのサヨナラ公演を思い出しました…。
皆が壮さんを送り出したっけ…。最後の銀橋の歌は結構ジーンときましたよ。
明日海さんって歌ウマという評価は少ないけど、個人的には現役では1番だと思ってます。
なんか凄く聞き心地がよくてとても心に響いておりました。男役では1番好きな歌声。
そんな彼女がいなくなるのは寂しい…。男役も歌が上手い人どんどん減っていきますね。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9です。

以上です。