1月~2月の生活の中でここに帰ってこれるとは思わなかったなぁ…。
なんかようやく故郷に帰ってきたような感じ…。縁も所縁もないけど(笑)
…というわけでお正月以来の花のみち…。
来週には桜の開花もあるみたいですが、まだ蕾も咲いてませんでした(笑)
 
 
新宝塚ホテルも着々と工事が進んでます。だいぶ形になってきましたね。

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
ちなみに今日は1階席の上手側のA席での観劇でした。
後ろから2列目。かなり遠い距離ですが舞台はよく見えました。

宝塚月組公演
グランステージ
『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』
脚本・演出/齋藤 吉正
レビュー・エキゾチカ
『クルンテープ 天使の都』
作・演出/藤井 大介
~宝塚大劇場~
2019年3月19日(火)天気:雨のち曇り

<公演時間> 
1幕 11:00  ~ 12:35
~休憩30分~
2幕 13:05  ~ 14:00
 
<1幕> 
グランステージ
『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』
脚本・演出/齋藤 吉正
■ストーリー
関ヶ原の戦に勝利した徳川家による治世が始まった頃——。並はずれた度胸を持つ作州宮本村の郷士・新免武蔵(しんめんたけぞう)は、立ちはだかる敵を打ち倒す暴れ者となっていた。しかし、旅の僧侶・沢庵の教えを受け己の浅はかな行為を悔い改めた武蔵は、名を宮本武蔵(みやもとむさし)と改め、剣の道を極める為、心身を研磨する旅に出る。苦難に満ちた剣術修行の中で、様々な人々と出会い、悩み苦しみながら成長していく武蔵だが、幼馴染みのお通との恋は、互いに想い合いながらもすれ違いを重ねていく…。一方、同じ頃、その名を世に広く轟かせる天才剣士が民衆の話題をさらっていた。彼の名は佐々木小次郎。浅からぬ因縁で結ばれた武蔵と小次郎。やがて訪れる宿命の対決の行方は…。
なおこの公演は、珠城りょうと美園さくらの新トップコンビの大劇場お披露目公演となります。

■主な配役とキャスト ※以下敬称略
宮本武蔵 珠城 りょう
お通 美園 さくら
佐々木小次郎 美弥 るりか
沢庵宗彭 光月 るう
お杉 夏月 都
柳生石舟斎宗厳 響 れおな
政 玲実 くれあ
新免無二斉 紫門 ゆりや
お甲 白雪 さち花
本阿弥光悦 千海 華蘭
武蔵(少年)香咲 蘭
祗園藤次 輝月 ゆうま
お吟 楓 ゆき
出雲阿国 晴音 アキ
本位田又八 月城 かなと
淵川権六 春海 ゆう
吉岡伝七郎 夢奈 瑠音
朱実 叶羽 時
矢重 桜奈 あい
辻風典馬 颯希 有翔
植田良平 蓮 つかさ
吉野太夫 海乃 美月
庄田喜左衛門 佳城 葵
木村助九郎 朝霧 真
又八(少年)姫咲 美礼
吉岡清十郎 暁 千星
お通(少女)麗 泉里
日観 周旺 真広
三十郎 音風 せいや
伊織 清華 蘭
阿巌 蒼真 せれん
村田与三 英 かおと
青木丹左衛門 朝陽 つばさ
法典ヶ原の村民女 陽海 ありさ
出淵孫兵衛 蘭 尚樹
辻風黄平(宍戸梅軒)風間 柚乃
宮本村の少年/娘 桃歌 雪
宮本村の少年/娘 夏風 季々
草薙天鬼 空城 ゆう
禿 妃純 凛
小茶 天紫 珠李
白い烏 天紫 珠李
太郎/法典ヶ原の村民男 彩音 星凪
城太郎 結愛 かれん
次郎/法典ヶ原の村民男 礼華 はる
悪党 甲海 夏帆
お花 天愛 るりあ
お月 菜々野 あり
悪党 蘭世 惠翔
細川藩の侍 柊木 絢斗
宮本村の少年 白河 りり
壬生源次郎 羽音 みか
りん弥 きよら 羽龍
 
[感想]
ストーリーですが…。
幕開けは佐々木小次郎(美弥るりか)と武蔵の父親の新免無二斉(紫門ゆりや)の決闘シーンから…。
百戦錬磨の小次郎にあっけなく倒される新免無二斉…。
その後、場面は武蔵(珠城りょう)の少年時代に変わり、武蔵が鬼の悪蔵と呼ばれヤンチャな悪ガキとして描かれる。幼馴染の又八(月城かなと)とお通(美園さくら)も登場。
武蔵は最初はタケゾウという名前だったが、旅の僧侶・沢庵の教えを受け己の浅はかな行為を悔い改め、名を宮本武蔵(みやもとむさし)と改名。剣の道を極める為、心身を研磨する旅に出る。
その後、成長した武蔵が小次郎と出会い最終的には巌流島で決闘…という場面に…という感じの内容です。
 
でもガツンと武蔵対小次郎の決闘…というのがクライマックスじゃないんですよねぇ(苦笑)
ネタバレになっちゃいますが、この2人の戦いはあっさりと決着がついてしまいます(笑)
しかもあんなに強かった小次郎がいとも簡単に負ける…。数秒で(笑)
それと小次郎がキリシタン…というのもかなり違和感…。所説あるそうですがホントかな?
宝塚なのでもしかして恋愛の方に重点を置いたのかな?と思いきや、武蔵は修行の旅に出てお通とも別れる…。
は?は?…ていう感じの場面転換+構成+演出。?がいくらあっても足りない…。
しかも結構ストーリーが早足だから理解する前に終わってしまう…。
1幕の幕間のロビーで展開が早すぎる…というクレーム?をたくさん聞きました(笑)
これだけ不平不満が多い芝居も珍しい…。個人的には宝塚観劇では初めてかも…。
斉藤先生やっちゃいましたね…。せっかくの美弥ちゃんのサヨナラ公演なのに…。
 
まあ、芝居の内容はともかく(笑)殺陣のシーンなど見応えはありました。
個々のキャラも際立っていて、月城さんは結構な三枚目キャラ。
アクが強いヒルディの白雪さち花さんや強烈な又八の母を演じた夏月都さん。
この上級生娘役2人が凄すぎる(笑)キャラが濃いです(笑)
そんな中、いい役をもらったのがお甲の娘の朱実役を演じた叶羽時さん。
陰ながら武蔵を想い続けていたのに最後は残念だった娘さんの役。
娘役2番手?という感じの美味しい役でした。
でも凄かったのは吉野太夫を演じた海乃美月さん。
セリフ、佇まい、演技力、全てが完璧。もの凄い嵌り役でしたね。
怪我でショーには出れないのにそれを感じさせない演技。素晴らしかったです。
一方、今回がトップ娘役として大劇場のお披露目となる美園さくらさん。
歌は評判通り流石…と思わせる歌声でしたが、演技がちょっと…という内容。
特にセリフ回しというか声。高い声でのキンキンとした声質が結構耳についちゃって…。
歌声がいいのにもったない…。セリフ回しはなんとか改善いただきたいです。
 
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度△
おすすめ度(リピート含む)△
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、5点です。
あくまで個人査定です。申し訳ありません。
 
<2幕> 
レビュー・エキゾチカ
『クルンテープ 天使の都』
作・演出/藤井 大介
 
■解説
神秘的でオリエンタルな雰囲気に包まれた国、タイ。その首都はタイの人々から「クルンテープ(天使の都)」と呼ばれている。青い海と色鮮やかな花々に抱かれた、南の楽園を舞台に、珠城りょうを中心とした月組の新たな魅力を引き出すエキゾチックなレビューをお届け致します。
■全日程部分休演
(月組)海乃 美月
※怪我のため『クルンテープ 天使の都』を休演いたします。
※『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』は出演いたします。

[感想]
芝居はかなり文句がありましたが(笑)、ショーは果たしてどうなのかと心配でした…。
でもショーは素晴らしかった。さすが宝塚的な感じのショー。
舞台も衣装もキンキラキン(笑)なんか宝塚のショーでこれだけキンキラキンなの久々…。
いや、いつもヅカのショーはキンキラですけど、それにも増してという意味なのです(笑)
前半に生徒さんの客席降りもあります。やっぱこれがないとね…。
 
ショーのテーマはタイ。エキゾチックなレビューなんだそうです。
前半の目玉?は月城さんと暁のムエタイ。この2人がとにかく出まくってます(笑)
途中で珠城さんと美弥ちゃんのデュエットダンスなんかあったり、さくらちゃんのアイドルショーもあり。
タイだからニューハーフショーも?女役になった輝月ゆうまさん、めちゃくちゃ歌上手い。
愛称は「まゆぽん」っていうんですか?低いキーも高いキーもぶれずに出る歌声。
思わず聞き入ってしまいました…。こんな超絶に歌上手い人が月組にいたんですね。
珠城さんと美園さんの新トップコンビのお披露目の名場面がありました。
さくらちゃんが銀橋でベールを付けてもらって、珠城さんからブーケを手渡しでもらう…。
なんとほのぼのとした場面なんだろう…とほっこりしました。
ほっこりしたと言えば後半のデュエットダンスもそうですね。
珠城さんが大階段の1番下に座り、さくらちゃんにここにおいで…と言わんばかりに両手を広げる…。
1番の萌え萌えシーンじゃないですか(笑)これをされると誰でもキュンときちゃう(笑)
 
でも出会いがあれば別れもある…。
ショーの後半に美弥ちゃんの黒燕尾の銀橋ソロがありました。
ファンには一番の名場面。ここで泣く人が多いんだろうな…。
銀橋で出番が終わった美弥ちゃんが下手のセリから退場。その後、珠城さん率いる男役たちが舞台へ。
そのダンスが終わった後、美弥ちゃんが再びセリから再登場し、珠城さんのいる真ん中へ…。
この瞬間珠城さんはトップから2番手へ…。珠城さんにトップの立ち位置を譲るかたちになる…。
ここで再び感動の渦…。美弥ちゃんを送り出す演出はなかなか泣けますね…。
千秋楽にあるサヨナラショーでは号泣する人が続出するんでしょうね。
ファンの多い人ですもんね。お名残り惜しいです…。
 
最後のパレードのエトワールは光月組長と夏月副組長という珍しい組み合わせ。
そういや、すーさん(憧花ゆりの)は前回ちゃぴ(愛希れいか)と一緒に退団したんでしたね。
月組も人がどんどん入れ替わっていきますね。これも時代の流れなのかな…。
ちゃぴがいなくなって心配でしたが、非常に楽しめたショーでした。
新トップコンビのお披露目色あり、美弥ちゃんのサヨナラ色あり、次世代のスター色あり…。
これが次世代の月組だ…というのが見えたショーでした。素晴らしかったです。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。

以上です。