今日は梅田芸術劇場のシアター・ドラマシティでの観劇。

「キネマと恋人」を観劇してきました。

この「キネマと恋人」ですが、11月末の東京公演で妻夫木さん含む役者さん3名がインフルエンザにかかってしまい、公演が数日休演になったと記事になってましたが、東京公演の後半からその妻夫木さんも復帰されて舞台が予定どおり上演ということになりました。

インフルエンザ流行前ですがかなり強力なようですね。

私はインフルに発症したことがないのでどういうものなのかはわかりませんが、外出先から戻った時はうがい、手洗いは欠かさないようにせねばと心がけてます。かかってからでは遅いですからね。予防は最大の防御と言えますね。

 

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
  
 世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007
「キネマと恋人」
~梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ~
2016年12月8日(木)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
①14:00  ~ 15:30
~休憩15分~
②15:45  ~ 17:15
      
<主なキャストと配役> ※以下敬称略 
妻夫木聡(高木高助<俳優>/間坂寅蔵<映画の登場人物>)
緒川たまき(森口ハルコ・映画の常連客)
ともさかりえ(ハルコの妹・ミチル)
三上市朗(ハルコの夫) 
佐藤誓(高助のマネジャー)
橋本淳(嵐山・捕物帖シリーズの主役嵐山進)
尾方宣久 廣川三憲 村岡希美
崎山莉奈 王下貴司 仁科幸 北川結 片山敦郎
 
<スタッフ>
【脚本・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【映像監修】 上田大樹
【振付】 小野寺修二
【音楽】 鈴木光介
【美術】 二村周作
【照明】 関口裕二
【音響】 水越桂一
【衣裳】 伊藤佐智子
【ヘアメイク】 宮内宏明
【プロダクション・スーパーバイザー】 福澤諭志
 
[説明]
世田谷パブリックシアターが、KERAとタッグを組んでお届けするのは、シアタートラムの小さな空間での、ひとつひとつを大切に紡ぐ、手作り感覚いっぱいの作品。
『キネマと恋人』は、ウディ・アレン監督の映画「カイロの紫のバラ」にインスパイアされた舞台である。
設定を日本の架空の港町に置き換えて、もう少しだけややこしい展開にすると――。
映画への愛あふれる、ロマンティックでファンタジックなコメディが、息づきはじめる。
 
[感想]
ウディ・アレン監督の映画「カイロの紫のバラ」にインスパイアされた舞台。
ケラリーノ・サンドロヴィッチが脚本・演出で面白可笑しい日本仕様に生まれ変わりました。
笑いどころが多い喜劇ですが、最後はホロリとくる結末が待ってました…。
その気になるストーリーですが、森口ハルコという映画が好きな女性がいて、
連日映画館に通ってました。彼女が好きなのは、その映画に出てる俳優の高木高助演じる間坂寅蔵。
間坂寅蔵見たさに連日映画館に通ってる彼女なのですが…。
ある日、いつもの通り映画を見てると、スクリーンの寅蔵が芝居そっちのけで呼びかけてくる…。
誰に呼びかけてくるのだろう…と思ったら、自分だった…。
ええ?と思ってたら、突如スクリーンから寅蔵が出てきてハルコのもとに駆け寄る…。
寅蔵は彼女に感謝の言葉を告げた後、彼女の手を引いて映画館の外に出てしまう…。
2人がいなくなった映画館…。スクリーンの中の役者たちは突然の事態にビックリ…。
でも寅蔵がいなくなってしまったので、突然やる気がなくなり花札をやり始める始末…。
これに怒ったのが観客たち…。金を返せ…と怒り出す…。
~中略~
役者が花札をやる映画を連日流さなければならない全国の映画館は制作会社にクレームの嵐。
いたたまれなくなった制作会社はスクリーンからいなくなった寅蔵を探せ…と高木高助に指示。
突如スクリーンからいなくなった寅蔵を劇中で彼を演じた高木高助が見つけることができるのか…。
スクリーンの役者とその役を演じた俳優の2人から求愛されるハルコ…。
彼女はどのようにその愛を受け止めるのか…。~以下省略~
 
まあわかりやすく言うと、映画好きな女性が役者とそれを演じた俳優に求愛されたよ…というお芝居(笑)
それにしても、スクリーンから役者が出てくる…ってマンガじゃないんだから(笑)
でも2人が同時に出てくるシーンもあって最高に面白かったです。
同じ役者が2人同時に演じなければいけない時、へぇ~、こうするんだ…という演技でしたが、
まあ、ここだけはあえて伏せておきましょう(笑)
 
森口ハルコを演じる緒川たまきさん。個人的には初見の女優さん。
広島のご出身なんですね。しかも既婚で旦那は演出・脚本のケラリーノ・サンドロヴィッチさん。
旦那が書いた脚本で出れるなんて女優冥利に尽きるでしょうけど、キスシーンは大丈夫だったのかな?
結構濃厚なキスシーンが妻夫木さんと何回かありましたので。
自分が旦那だったら奥さんのキスシーンは入れません(笑)入れてもほっぺまででしょうね(笑)
それにしても、このハルコの旦那はメッチャゲス男。女房に働かせて自分は酒浸りの毎日…。
しかもすぐに金をせびる…。自分だったらとっくに別れてるね(笑)
 
久々に拝見したともさかりえさんはそのハルコの妹役。
シングルマザーなのに、色々恋多き女で、最後は俳優の嵐山進にそそのかされて遊ぶ。
東京に一緒に行こうと言われ喜ぶも、後日嵐山から「遊んだだけ」と言われ捨てられる…。
凄く喜怒哀楽の激しい役柄でしたが、とても良く演じられてたと思います。
数年前はバラエティタレントだった彼女も、今ではいい舞台役者になりましたね。

今回の舞台はキャストが超豪華なのですが、脇を固めるアンサンブルたちの働きがとても良かった。
プロジェクションマッピングを使用して演出する今作品。
アンサンブルが壁を作ってその映像を映し出すこともありました。
また、椅子やちゃぶ台を運ぶ時も、ダンスをしながらセッティングしていく…。
場面転換も完全に場内を暗転させないし、それがまた演出の一部になってる…。
これはもの凄く感動しました。この演出を考えたケラリーノ・サンドロヴィッチも凄いとは思いますが、
舞台に照明がほとんど当たらない場面で、さりげなくしてしまうアンサンブルの方々が素晴らしかった。
個人的にはこのアンサンブルさんに「グッジョブ」「いいね」を差し上げたいです。
まさに陰で支える大黒柱の存在。彼らがいるから面白い作品ができるのでは…と感じた今回のお芝居でした。
公演時間は休憩を含んで約3時間15分。
ちょっと長いかな…とは思いますが、それを感じさせない笑いの連続。
素晴らしい映画と芝居を観たような感覚です。
こういうお芝居だったら何度でも観たいですね。
 
次回の観劇は12月11日(日)。
サンケイホールブリーゼにて
太鼓×歌劇 大阪城パラディオン-将星☆真田幸村-を観劇予定です。
元宝塚OGと元OSKOGの夢の競演。楽しみです。
 
以上です。
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