今日は大阪道頓堀にある松竹座に行ってきました。
日曜日ということで観光客がいっぱい…。
飛び交う言葉は地方の言葉よりも中国語が多いですね。
ドラッグストアの店頭でも中国系の店員さんが中国語で呼びかけてました。
今日の公演はジャニーズ事務所(A.B.C-Z) の戸塚祥太さんが出演ということで劇場の前には若い女性客がいっぱい…。宝塚より若い女性が多いし男性客がほとんどいないですね(苦笑)

今日は2階席の下手側2列目にて観劇。
ここの2階席は初だったんですが、凄く見やすいですね。
 

それでは本日のレポートです。
以下ネタバレ含みます。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


作:つかこうへい
演出:錦織一清
寝盗られ宗介
~大阪松竹座~
2016年4月24日(日)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
第1幕 11:00-12:05
  <休憩 35分>
第2幕 12:40-13:55


(場内の様子)
場内の席はHPによると1階席と2階席、3階席あわせて1033席あります。


<主な出演者と配役> ※敬称略
宗介:戸塚祥太(A.B.C-Z)
レイ子:高橋由美子
サキ:福田沙紀
ノブオ:姜暢雄
ジミー:藤原丈一郎(関西ジャニーズJr.)
留造:酒井敏也
リリー:小川菜摘
花岡裕次郎:篠山輝信
スズ子:蔵下穂波
トミー:冨浦智嗣
三浦:三浦祐介
猿の彦次郎:西井幸人


<見どころ> 
『寝盗られ宗介』は、女房への愛の昂揚のため、
幾度となく女房を他の男と駆け落ちさせるドサ回り一座の座長・宗介を軸に、
個性豊かで一癖も二癖もある座員たちの姿を通して、男女の愛とは何か、
人情とは何かを描く、大人の色気満載の喜劇作品です。
数あるつか作品の中でも人情に関して描かれた作品は珍しく
かつドラマチックな芝居構成で、初演は大きな話題となりました。
そしてこの度、来年に迎えるつかこうへいの七回忌を偲び、
錦織一清と A.B.C-Zの戸塚祥太のゴールデンコンビが再びタッグを組み、
衝撃作『寝盗られ宗介』に挑みます!


<ストーリー> 
東北地方のとあるのどかな町。
客のざわめきをよそに北村宗介一座の宗介は、
座員のマナブと駆け落ちした一座の看板スターで女房のレイ子を待っていた。
レイ子の父親の留造やレイ子の後釜におさまろうとする晴江らを前に、実は自ら駆け落ちを画策した宗介は「帰って来る!」というばかり。
やむなく幕をあけるが、スター不在の歌謡ショウに客は騒ぎはじめる。
なんとかして間をつないでいるうちにレイ子が帰って来た。
そしてレイ子が舞台に立つや客は彼女に見とれ、ため息と涙の大合唱となった。
宗介は、間男のマナブに寛大に接し、また、レイ子をやさしく受け入れることで“勝った”と感じ、 そのことでレイ子への愛情を昂揚させているのだった。

宗介の実家は、花巻で建設会社をやっており、女グセの悪かった父親は、現在は病院で寝たきりとなり、もう長くない。
宗介は、ちょうど新しく建つ地元のホールでの杮落としを頼まれ、そこで、嫁さんを連れて帰ると約束していた。 しかし宗介は、照れから再び駆け落ちをけしかける。
二人を見送る晴江は微笑み、座員のすずこやジミーも一座を出て東京へ行くと言いだす。
そんな一座がガタガタの状態で、花巻公演を迎えるが、当日になってもレイ子は戻って来ない。

会場には病床の父親も点滴、酸素吸入をしながら駆けつけ、いよいよ幕があがり、舞台で宗介が渾身の演技をするがレイ子は帰らず…。
ついに宗介は父親との約束を守るべく一座のリリーと式をあげることを決意するが、父親の容態が急変。
そして舞台には万雷の拍手に迎えられたピンスポットが灯るだけ…。
果たしてレイ子は帰ってくるのか…。



(感想)
『寝盗られ宗介』こと北村宗介はドサ回り一座の座長。
自分への愛を確かめるために座員に妻のレイ子を寝盗らせる…というちょっとおかしな男。でも宗介自身も座員に人気があり、女性座員のサキから愛の告白を受けたり男性座員からも告白を受けたりするのです(笑)
でも一座は順風満帆とはいかずで、座員のサキやすずこやジミーが劇団を去り、レイ子も公演当日になっても戻ってこない…という有様。病床の父親も点滴をしながら会場で見守る中、レイ子は帰ってくるのか…というのが今回のストーリー。

一座が大衆演劇でその芝居が今回の公演とリンクしてる部分も多く、一座の芝居なのか、本チャンの公演の芝居なのか…が分別つきにくい…という点が若干あるものの、笑いの要素が多く非常に面白い公演でした。歌もあって非常に楽しかったです。

キャストも超豪華で姜暢雄さんや篠山輝信さん(篠山紀信さんの息子)やダウンタウン浜ちゃんの嫁(小川菜摘)も出てる(笑)脇を固める人が超豪華で見応えもたっぷり。女性キャストの蔵下穂波さんは歌も披露してくれてとても可愛かったです。NHKドラマのあまちゃんのGMT47の喜屋武エレン役で話題となった方ですね。

個人的に好きな福田沙紀ちゃんも出演。昨年新歌舞伎座の放浪記で熱演されてたのが忘れられません。今回も演技はもちろん、歌も披露してくれて嬉しかったです。2幕後半で白いドレス姿で歌う沙紀ちゃんの姿にとても感動いたしました。
沙紀ちゃんは熊本県熊本市出身。故郷が地震で大変な状態の中、気丈にお芝居されて最後のカーテンコールの挨拶でも、ご来場のお客さんに募金をお願いをする沙紀ちゃんの姿勢に心打たれました。今すぐ飛んでいきたい心境だと思いますしね。ささやかではありますが私も募金に参加させていただきました。

次々に寝盗られちゃう宗介の妻役は女優の高橋由美子さん。
『20世紀最後の正統派アイドル』と言われた高橋由美子さんも最近はすっかり舞台の人。
歌手活動は1999年に休止してますし、今は完全に女優さんですね。
凄く貫禄が出たというかセリフのひとつひとつが凄く重い。
前半の講談師の口上のような超長セリフが圧巻。ひとつもミスすることがないのが凄い。
これだけ難しいセリフなのにどうやって覚えたんだろう…。
私だったら覚えれても2行までですね(笑)
それに歌も圧巻でめちゃくちゃ上手い歌声。とても素晴らしかったです。
高橋さん、『モーツァルト!』 や『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』『ガイズ&ドールズ』等有名ミュージカルに多数出演。多分、その経験が生きてるんでしょうね。
戸塚祥太くんとのデュエットでは戸塚くんの歌声を包み込むような凄い声量。超圧巻というのはこのことを言うのでしょうね。高橋さんのミュージカルの舞台も1度は拝見してみたいものですね。

主演の『寝盗られ宗介』を演じたのはA.B.C-Zの戸塚祥太。
俗に言うジャニタレですが、舞台は2002年がデビュー。経験は多いんですね。
ただ今回の公演は長いセリフだったので超早口。それと合わせてかすれ気味の声…。
凄く聞きづらかったですね。そこがちょっと残念だったところ…。
歌はジャニタレはこんなもんでしょうね…という感じの歌唱力ですね(笑)
高橋さんの歌が凄すぎてデュエットはちょっと可愛そうな気がしました。


…というわけで休憩を挟んで約3時間の公演堪能いたしました。
前半下ネタが多くてどうなっちゃうんだろう…という心配もありましたが(笑)
最後は感動のクライマックスで終演。とても心地いい観劇となりました。
歌もあって退屈しないし、非常に楽しかったです。

 
次回の観劇は28日(木)。
梅田芸術劇場にて劇団☆新感線いのうえ歌舞伎
<黒>BLACK「乱鶯(みだれうぐいす)」を観劇予定です。


以上です。

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