今朝国分太一くん、真矢みきさんが司会を務めるTBS系の情報番組ビビットで、宝塚音楽学校を受験する生徒に密着したレポートを放送してました。受験生は毎年1000人以上で1次、2次、3次試験があって合格できるのはたった40人。東大よりも難関といわれるほど狭き門ですが、それでも夢を叶えたい人…という方が圧倒的に多い。受かった人はいいですが、落ちた大多数の人は今後どういう道を進むのかが気になりますね。落ちた人には最大のケアをしていただきたいと思います。

宝塚関連ということではないですが、29日に毎日放送系で9年間放送されていた『ごぶごぶ』のレギュラー放送が終了しました。ダウンタウンの浜ちゃんと東野幸治とスタッフが五分五分(ごぶごぶ)の立場で…というコンセプトから始まった街ブラロケ番組。コロッケの店巡りやスイーツの店巡りをメインとしてますが、3年ほど前に番組のロケ隊が宝塚大劇場を訪れたのがきっかけで私の宝塚観劇が始まった貴重な番組。この番組のこのロケがなかったら宝塚を見ることはなかった…と言っても過言ではないです。その番組が終了してしまったというのは悲しい出来事…。MCが東野→ロンブー淳に代わったとか、ライセンスが出て面白くなくなったとか要因があるんでしょうけど、きっかけになった番組がなくなるのは悲しいですね。でもレギュラー番組はなくなりましたが、特番で年に何回かは放送があるみたいです。でも毎週見ていた番組が年に何回か…というのは寂しいですね。またいつかレギュラー番組として復活してほしいと切に願います。

…というわけで若干横道に逸れましたが(笑)、今日は梅田のドラマ・シティに行ってきました。2月のリンカーン以来今年2回目です。梅芸近くの桜、かなり咲きました。


 
それでは本日の観劇レポートです。
今日は上手側通路側の9列目にて観劇。
かなり見やすく通路に近いので最高でした。
オペラがほぼ不要なのは凄く楽ですね。

以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


音楽劇『悪名 The Badboys Return』
~梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ~
2016年3月31日(木)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
①13:30  ~ 14:45
~休憩15分~
②15:00  ~ 16:00

   
<主なキャストと配役> ※以下敬称略 
沢田研二…八尾の朝吉
いしのようこ… お絹
野田晋市… 清次
若杉宏二… 長崎の辰三
すわ親治… オカマのお銀、福原一家の子分
有馬自由… 賭場の胴元、福原一家の代貸、駅員
森下じんせい… ヤスジ(ポン引きの兄貴分)、賭場の客、福原一家の子分
木下政治… ゴロー(ポン引き)、タクシー運転手、賭場の客
細見大輔… コウキチ(ポン引き)、賭場の中盆、、福原一家の子分
小椋あずき… 麻生イト(因島の女親分)、宝塚の女医師
宴堂裕子… お照(お絹の古い友人、モートルの貞の未亡人)
千田訓子… すず子(騙された少女)、ヤトナの朱美
山崎イサオ… シルクハットの親分、賭場の客
加納幸和… 福原の元締、賭場の客

演奏: 柴山和彦(Guitar)、熊谷太輔(Percussion)

<スタッフ>
[演出・作]:マキノノゾミ
[原作(悪名)]: 今東光
[脚色]: 依田義賢
[音楽]: coba
[振付]: 南流石



[説明]
「痛快! ご存知、八尾の朝吉が弟分の清次とともに音楽劇で大暴れ!
大映の人気シリーズ「悪名」を下敷きに、朝吉と哀しく別れた女房のお絹との
再会を新たな物語で紡いだ2014年版「音楽劇 悪名~The Badboys Return!」が、
ご好評にお応えして帰って参ります! 乞うご期待!


[ストーリー]
終戦となり、戦地から戻ってきた八尾の朝吉(沢田研二)が女房のお絹(いしのようこ)と再会を果たすところから物語は始まる。
しかし、朝吉は戦死したと聞かされていたお絹は、既に別の男の女房になっていた。
時代は終戦から近代化を進める日本。
そんな混沌とした時代に、強きを挫き弱きを助く「八尾の暴れん坊朝吉」が、弟分の清次(野田晋市)と共に、女房のお絹の新たな人生への旅立ちに向けて、悪の組織を相手に大暴れ!


[感想]
ストーリーですが、戦争で兵隊に行ってた朝吉(沢田研二)が女房のお絹(いしのようこ)と再会。俺は無事に戻ったぞ…と朝吉がお絹に報告するんですけど、朝吉が戦争で亡くなったと思っていたお絹は既に辰三(若杉宏二)と結婚していました。でもお絹と辰三の夫婦は順風満帆ではなくかなりの貧困状態。辰三は賭場に出入りする毎日で、ついにはヤクザと関係を持つ…。そんな不穏な情報を元妻からキャッチした朝吉が辰三に考えを改めるように説得するが…というのが大まかなストーリーです。

沢田研二さん主演の音楽劇は昨年のお嬢さんお手上げだ・明治編に続いて2回目。前回がとても楽しかったので非常に期待しておりました。音楽劇というのはミュージカルのようにセリフが歌になってるということではなく、芝居は基本ストレートプレイでそこに時折劇中歌が入るというスタイル。まあ、宝塚的ミュージカルに近いですね。セリフと歌が分かれてると非常にわかりやすいので個人的にはこのスタイルが好きです。

今回は主演の沢田研二さんだけでなく、共演のいしのようこさんや野田晋市さんの歌もありました。沢田研二さんの歌声はやっぱり懐かしい。子供時代はたくさんジュリーの曲を聴きましたからね。校庭でもたくさん流れてたなぁ…。いしのようこさんの歌ってアイドル時代以来でしょうね。なんかかなり久々に聞きました。下手ではないですが、あまり上手くもないですね(笑)

公演の最後にいしのようこさんが沢田研二さんと別れて列車に乗るシーン。
そこで別れ際に何故か『河内音頭』を歌って…というムチャブリが面白かった(笑)
もちろんこれは劇中のセリフですが、アカペラで見事に歌うジュリーと一緒に歌う観客の多さ(笑)高齢のお客さんが多いですからね。でもさすが大阪だなぁ…という客席のノリですね(笑)


…というわけで休憩を挟んで約3時間の公演堪能いたしました。
ミュージカル同様、音楽劇も非常に心地いいですね。


次回の観劇は4月3日(日)。
森ノ宮ピロティホールにて「ダイヤのA」The LIVE IIを観劇予定です。



以上です。

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