今日は久々にシアターBRAVA!での観劇でした。

最寄り駅は大阪城公園駅。駅から大阪城の天守閣も見えます。
本日は「ミュージカル「リボンの騎士」」の観劇。


ちなみに「リボンの騎士」とは…。
天使・チンクの勘違いで誕生した、男の心と女の心を持つサファイア王女(王子)をヒロイン(ヒーロー)にした作品。お姫様が「男装の麗人」となって悪人と戦うという、当時の少女漫画としては斬新な内容であった。

手塚自身が幼少のころ親しんだ宝塚歌劇団の影響を強く受けており、サファイアのモデルは元宝塚歌劇団娘役の淡島千景である。当時、淡島の大ファンだった手塚が、娘役である淡島がたまたま男役を演じた舞台を観劇して、それをヒントにサファイアを考え出したという。なお、テレビアニメでサファイアの声を担当した太田淑子も宝塚歌劇団出身の元タカラジェンヌである。本作を元にしたミュージカル公演が数回行われている。ただし、宝塚歌劇団に演目として取りあげられたことはない。

少女漫画としては初の「戦う少女」であり、今で言うところの変身、コスプレ、ツンデレなどの萌え要素の先駆けでもあった。

※ウィキペディアより


宝塚が大好きな手塚先生が淡島千景さんをモチーフに作った作品なんですね。
アニメ版のサファイアの声も元タカラジェンヌの太田淑子さんであるわけです。
でもこれだけ宝塚が出てくるのに、本家の宝塚では上演されたことがないのは不思議ですね。
ベルばらと若干かぶるからなのかな?1度は本家でも上演してほしいですね。

開場前は普段ミュージカルを観劇したことがなさそうな男性客がいっぱい並んでました。
多分乃木坂の子が目当てだと思いますが、ミュージカルでこれだけ多い男性客は異例ですね。
幕間休憩の男性トイレも長蛇の列になってました。
今日は圧倒的に男性客が多いですね。


 

それでは本日のレポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧をご遠慮ください。


なかよし60周年記念公演
「ミュージカル「リボンの騎士」」
~シアターBRAVA!~
2015年12月6日(日)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
①12:30  ~ 13:45
~休憩10分~
②13:55  ~ 15:05


(場内の様子)
座席数は全部で1136席ありまして、1階がA~K 通路はさんで L~V列まであります。(1番~41番)。2階がA~D 通路はさんで E~J列です。ちなみに私の座った席は上手側の2階F列。双眼鏡は必須ですが、舞台は非常によく見えました。


       

<主な出演者と配役> ※以下敬称略
生田絵梨花(乃木坂46) <サファイア>
神永圭佑 <フランツ王子>
青木玄徳 <海賊ブラッド>
赤澤燈 <プラスチック>
池田有希子 <王妃>
香取新一 <王>
野口かおる <乳母>
千代田信一 <博士>
神田愛莉 <天使チンク>


はいだしょうこ <ヘル夫人(へケートの母で魔女)>
根本正勝 <ナイロン卿>
八十田勇一 <ジュラルミン大公>
桜井玲香(乃木坂46) <ヘケート>


楢原じゅんや
下道純一
岡崎大樹
畠山翔太
大音智海
牧野健太
後藤祐香
今込楓
松永かなみ
弓野梨佳
明日香
鈴木裕香


<スタッフ>
原作 手塚治虫
演出・振付 上島雪夫
脚本 浅井さやか
音楽 かみむら周平


[説明]
男の心と女の心…
2つの心の間でゆれうごくサファイアが、“本当の私”を取り戻すために闘う!
愛と冒険の青春ファンタジー!

1953年に『少女クラブ』に連載され、その後1963年『なかよし』にリメイク版が連載された国民的少女マンガ「リボンの騎士」。
今なお色あせることのない手塚治虫の不朽の名作が、ミュージカルとなって再び現代に蘇る!


[ストーリー]
天使のいたずらで、男の心と女の心、2つの心を持って生まれてきたサファイアは、女の子なのに王子として育てられる。
成長した彼女は隣国のフランツ王子に恋をし、2つの心の間でゆれうごく・・・。
我が子を国王にと目論む大公達の陰謀も知らずに、
即位式の場で自分が女の子であることを告白するサファイア。
国外追放の身となったサファイアは、危ういところを海賊ブラッドに救われ、
“リボンの騎士”となって王国にはびこる悪と闘うことを決意。
一方、魔女の館では、おてんば娘のへケートを立派な魔女にするために、
ヘル夫人がサファイアから“女の心”を抜き取ろうと
手ぐすねを引いて待っていた・・・。


<感想>
見る前は主演がアイドル乃木坂46の子なので失礼ながらサル芝居なんだろうなぁ…と思ってましたが、なんのなんの、凄くしっかりと作られた内容のお芝居で、凄く引き込まれました。まあ、原作が手塚先生なのでしっかりしないわけはないですね。生田ちゃん、歌凄く上手かったです。


物語の内容ですが、最初は天界で天の神様が人間の魂に男の心、女の心をそれぞれ振り分けて入魂していて、それを傍で見ていた天使の子のチンクが悪戯で女の心を与えらた魂に男の心を追加してしまいます。それをチンクが親に咎められ、その子が無事成長するように一緒に地上に降りて見守るように命令されてしまいます。


時が経ち、シルバーランドに可愛らしい赤ちゃんが誕生。国王は自分の跡を継ぐ男の子を期待したが、生まれてきたのは女の子。男性しか王位継承権がないので、その子を王子として育てた。しかし、15の時に父の王が亡くなりいざ王位継承…となったところで自ら女性であることを告白。その結果、ジュラルミンの息子のプラスチックが王位を継承し、サファイアは国外追放となる。


王位を失脚した女王妃と召使たちは、ジュラルミンやナイロン達によって牢に幽閉される。
それを助けようと追放時に出会ったブラッドともに母の王妃を助けようと牢獄に向かう。
そこで誕生したのが仮面をつけた名の無いの騎士。(後のリボンの騎士)

母の王妃たちを助けだしたサファイアは隣国のゴールドランドの王子フランツに助けを求める。
フランツは快諾するが、サファイアが実は女性であることを知り驚きます。
実は以前シルバーランドの王宮で亜麻色の乙女と出会い恋をした。その彼女がサファイアだったことも知る。


~一部省略して魔女について~
この物語は魔女が存在して、自分の娘のためにサファイアから心を奪う。
最初は女性の心を奪う。しかし、娘は奪った女性の心をサファイアに返してしまう。
再度魔女は心を奪い、今度は男の心を奪う。それも天使チンクによって奪還されるが今度はプラスチックの心に…。男の心が加わったプラスチックは超勇敢な戦士に生まれ変わる。
その後、再びプラスチックの心から男を奪い男の心をサファイアに返し、再びサファイアは2つの心を持つことになります。


後半のクライマックスシーンは割愛しますが、あっと驚く結末となりました。


幕間の休憩時間に、宝塚ファンらしい女性の2人組の話し声が聞こえてきて…。
主演の子、男の子を演じる時も女の声なのは宝塚ではありえないよねぇ…と。
さすが女性ファンは厳しいですね(笑)
おっしゃるとおり、それを使い分けれるのがタカラジェンヌですもんね。
でも生田ちゃん、歌が凄く上手くてビックリしました。
ピアノが上手いと歌声もいいのですね。
大切に育てると凄いミュージカル女優になりそうですね。
もう一方の乃木坂の桜井ちゃんもとても上手かったです。
はっちゃけてる魔女の娘も凄くいい感じでした。
クオリティが高いですね。このお2人は。


フランツ王子を演じた神永圭佑さんの歌はイマイチだったな…。
ブラッドの青木さんはよかったですけどね。


元宝塚の娘役で歌のお姉さんとして有名なはいだしょうこさんは魔女の役。
普段ほんわかした喋りなんで大丈夫なのかな…と心配でしたが、そんな心配は無用でした(笑)
出てきた瞬間、誰これ?という感じの衣装とメイク。すぐにはいださんとは分からなかったです。
人間って変われば変わるものなんですね。役は人を造るというか…。ビックリです。
今回は魔女ということでかなり悪い役でしたね(笑)女版トート閣下という感じ(笑)
はいださん、こんな役もできるのですね。普段のほんわかさの欠片もありません(笑)
1幕はほとんど歌うことがなかったのですが、2幕の冒頭はいきなりはいださんの歌から始まります。
歌声が凄い…。噂には聞いてましたが生で体感したのは初めてでしたので衝撃です。
宝塚時代にエトワールも経験されてる方ですもんね。これくらいは当然なのでしょうが…。
いやぁ、それにしても凄かった。聞いてて鳥肌が立ちました。
昔とった杵柄ではないですが、元宝塚の称号は今も健在ですね。


…というわけで休憩を挟んで約2時間半の公演堪能いたしました。
クオリティーの高い芝居は見ていて心地いいですね。
帰りは来場者全員に缶バッチのプレゼントがありました。
至れり尽くせりで大満足です。


次回の観劇は10日(木)。
宝塚大劇場にて月組「舞音(マノン)」(3回目)観劇予定です。
多分、今年ラストの宝塚観劇になります。ゆっくり楽しんできます。


以上です。