OSK日本歌劇団(オーエスケーにっぽんかげきだん)は、日本の劇団。宝塚歌劇団・松竹歌劇団(SKD)と並ぶ三大少女歌劇のひとつ。1922年(大正11年)4月、松竹楽劇部(前身)として創設され、2003年(平成15年)5月に一時解散した後(※実質的には活動を継続した後)、翌2004年(平成16年)4月にはその伝統を引き継いで劇団員有志により再結成された。
OSKとは、以前の劇団名であった「大阪松竹歌劇団」(Osaka Shochiku Kagekidan) の略称。
※ウィキペディアより


かつては宝塚とは同じ関西でしのぎを削り、「歌の宝塚、ダンスのOSK」と並び称されたという歴史ある劇団。今年で93年という古い劇団ですが、親会社の近鉄のリストラにあい一時期解散…という危機にあいますが、劇団員有志によって再結成され新たなスポンサー会社も見つかり劇団は存続され、今の活動に繋がってるようです。



 

…というわけで今日は道頓堀の松竹座にてOSKの公演を観劇。
昨年の5月以来と久々の観劇となりました。

開場時間の11時にはたくさんの人で入り口が溢れてました。
見ると、ほとんどが50代~70代くらいですねぇ(苦笑)
平日のこの時間に来れる人というのは限られてますから仕方ないですね(笑)



※桜がいっぱいのロビー。6月ですが、ここは春です(笑)


ちなみに今日の席は3階席の下手側最前列。
最前列でしたが、花道が見切れるので若干難ありの席ですね。
やっぱり3階席なら真ん中の列の方が見やすいです。
できれば、1階席のほうがいいんですけどね(笑)


それでは本日のレポートです。



 


レビュー春のおどり(OSK日本歌劇団)
~大阪松竹座~
2015年6月4日(木)天気:晴れ時々曇り



<公演時間> 
1幕 11:30  ~ 12:20
ご挨拶 12:35 ~ 12:45
~休憩30分~
2幕 13:15  ~ 14:15


(場内の様子)
場内の席はHPによると1階席と2階席、3階席あわせて1033席。
1F席はほぼ満席でしたが、2F席と3F席はやや空席がありました。


<出演者> ※敬称略
高世 麻央
桐生 麻耶
牧名 ことり
折原 有佐
真麻 里都
悠浦 あやと
楊 琳
虹架 路万
恋羽 みう
白藤 麗華
愛瀬 光
舞美 りら
遥花 ここ
香月 蓮
和紗 くるみ
城月 れい
華月 奏
翼 和希
麗羅 リコ
実花 もも
千咲 えみ
星南 ゆり
かなめ 樹里
由萌 ななほ
美月 あんじゅ
穂香 めぐみ
栞 さな
桃葉 ひらり
すばる 未来
りつき杏都
登堂結斗
天輝レオ
結菜ほのり
成瀬未斗
朔矢しゅう
壱弥ゆう
藍莉かのん


朝香 櫻子(特別専科)
緋波 亜紀(特別専科)


<公演内容> 
【第1部】
山村友五郎 構成・演出・振付
道頓堀開削400年
浪花今昔門出賑(なにわこんじゃくかどでのにぎわい)

ここ道頓堀は、開削された当時から人々が集まる娯楽の街。
様々な芸能で賑わい、芝居街の

活気に満ちる様子を、 華麗なレビューの世界でお楽しみいただきます。


<感想>
突然場内が暗くなり、しばらくするとパッと場内が明るくなっての幕開け。
お馴染み”チョンパ”の演出での開演はとても華やかです。
それと同時に客席から野太い声で「高世~!」という声が飛びます(笑)
歌舞伎小屋みたいな掛け声が飛ぶのもOSK流ですね(笑)
次の場面が「THE殺陣」。タイトルどおり殺陣のシーンが圧巻です。
でもいつのまにか3人の方がスーツに帽子に刀の斬新なスタイル(笑)
現代風侍というかOSK風侍というか…。斬新です(笑)
次は南地大和屋の「へらへら踊り」。
娘役さんたちが芸姑さんに扮して披露してくれます。
特にへらへらしてる…というわけではないんですけど、ある意味へらへらしてます(笑)
その後は、大阪なにわ道頓堀ということで道頓堀メドレー。
緋波 亜紀さんが安井道頓に扮して解説。その後ショーという流れでした。
懐かしい道頓堀歌謡の数々。年配の方にはたまらないメドレーだったでしょうね。
若い私は比較的知らない曲が多かったです(苦笑)
ラストは大阪締めを場内のお客さんと一緒に行いました。
大阪締め…。天満天神繁昌亭以来だな(笑)


【トップ披露 ご挨拶】
トップスターに就任する高世麻央よりご挨拶を申し上げる、特別の一幕です。


<感想>
団員さんが着物に袴姿でステージにずらっと並んで、その真ん中にトップの高世さん。
なんか歌舞伎の襲名披露みたいですが、宝塚でもこんなのあるのかな?
10分なので高世さんだけのご挨拶かと思いきや、専科の2名と牧名さん、桐生さん他3名のお話が先にありました。高世さんがどういう方なのか…ということで一言ずつのコメント。牧名さんが、稽古場で高世さんの後ろで踊ってたのに振りを間違えたことを指摘されてビックリしたことをお話されてました。高世さんには心眼があるのかな(笑)その後、高世さんの口上が無事行われました。


【第2部】
荻田浩一 作・演出
Stormy Weather(ストーミーウェザー)

吹きすさぶ風、荒れ狂う雨・・・自然が持つ熱く激しいエネルギーと、 時としてみせる静けさ。その躍動する息吹を、情熱溢れるレビューで、色鮮やかに描き出します。


<感想>
最初に花道から水色の傘を持った娘役さんが登場。
徐々にステージに着くと、そこにコート姿の高世さんし、彼女たちに囲まれる。
その後、極楽鳥姿の悠浦 あやとさんが登場。OSKも男役が女役?メチャクチャ足が綺麗でした。ちょっと見入ってしまいました(笑)


次はハリケーン。周りがジャングルになってジャングル隊が激しいダンス。
中央に高世さんで背後にあの美脚な極楽鳥さん(笑)
次の場面はスコール。真麻 里都さんが牧名ことりさんの歌で踊る場面。
牧名さんの歌が素晴らしかった。歌声がとても安定してました。
次のタイフーンは上海でのシーン。娘役さんの衣装がとても刺激的でなんともエロチックというかなんというか(笑)完全に目が釘付けでした(笑)この場面では高世さんは楊貴妃に変身。女装の高世さんも美しいですね。

その後、モンスーンへと続きます。
後半のラインダンスではロケットボーイが出現。愛瀬 光さんだそうです。
その愛瀬 光さん。最後まで足を高くあげてラインダンスをしてらっしゃいました。
とても素晴らしいラインダンス。宝塚とはちょっと違いますね。
フィナーレのパレードは階段降り。短い階段ですが劇団員が降りてきて客席にご挨拶。
シャンシャンは無しですが、宝塚とほぼ同じ。
桐生 麻耶さんと牧名 ことりさんだけ、右側に(だったかな?)マラボーみたいな羽根を装着。最後に降りてきたトップスターの高世さんは大羽根を背負って出てこられました。この場面だけは宝塚のトップスターと同じですね。その後、1回幕が閉まってOSKの定番『桜咲く国』をピンクの傘を用いての熱唱。これでシメるのがOSK流。華やかなラストで無事エンディングとなりました。


<感想総括>
今回初お披露目となった新トップスターの高世 麻央さん。
元宝塚の蘭寿とむさん×壮一帆さんみたいな感じの方(笑)
笑顔も爽やかで歌も上手い。トップとしての格は十二分にある方ですね。
OSKにはトップ娘役という括りはないけど、それに相応しい活躍だったのが牧名ことりさん。歌声が素晴らしかった。天使のような笑顔もとても癒される方ですね。
宝塚の娘役は「男役の相手をするための存在」だけど、OSKの娘役は「レビューの華としてステージで輝く存在である」…のが宝塚との大きな違い。なのでOSKでは娘役が主演という公演もあります。娘役の扱いが全然違いますよね。OSKの娘役さんは華、実力、キャリアの3拍子が揃った方が多いのもそれが理由かも…。OSKでは娘役のトップがいないので縛りもないですしね。ぶれない歌声に完成度の高いダンスは見ていても気持ちが良かったです。



次回の観劇は6月7日(日)。
森ノ宮ピロティで「地獄のオルフェウス」を観劇予定です。



以上です。