今年も残すところあとわずか…。
時が経つのはほんと早いものですね。
今年1年は観劇に始まり観劇に終わった年でした。
そこで今年1年で観た公演を振り返り、1番心に残ったものを発表させていただきます。
題してぽんちゃん的2014観劇アワードです(笑)
あくまでも私基準の見解ですのでご了承をください。

まずは劇場編。
今年は様々な劇場に足を運びました。
今年行った劇場を以下のとおりランキング形式で記述させていただきます。


1位 宝塚大劇場(18回)
2位 梅田芸術劇場メインホール(9回)
3位 梅田HEP HALL(6回)オリックス劇場(6回)
4位 宝塚バウホール(5回)NMB48劇場(5回)
5位 大阪松竹座(4回)森ノ宮ピロティホール(4回)
6位 シアターBRAVA!(3回)ABCホール(3回)
   梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(3回)天満天神繁昌亭(3回)
7位 in→dependent Theatre 1st(2回)
   大阪新歌舞伎座(2回)大阪フェスティバルホール(2回)


その他
新名古屋ミュージカル劇場(1回)京都劇場(1回)
ライブハウス地下一階(1回)ウイングフィールド(1回)
近鉄アート館(1回)あましんアルカイックホール(1回)
シアトリカル應典院(1回)世界館(1回)
魅殺陣屋スタジオ(1回)一心寺シアター倶楽(1回)
兵庫芸術文化センター 阪急中ホール(1回)大丸心斎橋劇場(1回)
元・立誠小学校(1回)TORII HALL(1回)
道頓堀ZAZA HOUSE(1回)in→dependent Theatre 2nd(1回)
近畿大学本部キャンパス 10号館8階 演劇実習室(1回)
AI・HALL 2FカルチャールームA(1回)
カフェ+ギャラリー can tutku(1回)関西テレビなんでもアリーナ(1回)
なんばグランド花月(1回)SPACE9(1回)
京都四條 南座(1回)アトカフェ HAKONIWA Gallery(1回)
大阪四季劇場(1回)ピッコロシアター中ホール(1回)
TOHOシネマズなんば(1回)堺市民会館大ホール(1回)
グランキューブ大阪(1回)サンケイホールブリーゼ(1回)


行った劇場は全部で45劇場。
観劇回数は65回でした。
1ヶ月で割ると5回~6回くらいになるのかな?
たくさん劇場にお金を落とさせていただきました(笑)
特に宝塚はバウホールも含めると23回と突出して多いですね。
ヅカ男子ですから(笑)


続いて心に残った、とても感動した公演のベスト10。
ランキング形式ではないですが、特に感動したもの10公演をピックUP。
ライブ、お芝居とジャンルは無差別ですので、判定はかなり難航しました(笑)
それは下記のとおり…。最後にこの中でのMVPを発表させていただきます。



KODA KUMI LIVE TOUR 2014~Bon Voyage~
~大阪フェスティバルホール~

2月26日に発売されたオリジナルアルバム「Bon Voyage」が3月10日付オリコンアルバム週間ランキングで1位を獲得した倖田來未。アルバムを引っ提げての全国ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2014 ~Bon Voyage~」。Bon Voyageとは良い旅をという意味らしく、新たな航海へと旅立つ倖田來未の思いを表したタイトルらしいです。


OSAKA“STRAYDOG”
『女の子ものがたり』
~ABCホール~

ある漫画家の少女時代の様々な思い出と、それを漫画化するまでの過程を描いた物語で、原作者・西原理恵子さんの自叙伝的なもの。出演者は吉井怜 さん、三輪晴香さん、中島舞香さん、佐土原茜さん他。用水路でずぶ濡れになりながら喧嘩をした三輪晴香さんと中島舞香さんの名シーンが感動を呼びました。


ゲキバカ2014年7月公演「0号」
いま、観ておきたい”人間愛エンターテイメント”
~ABCホール~

時代は昭和で舞台はキネマの撮影所。戦争という「時代」に巻き込まれてしまった青年たちの心情を、戦争を知らない世代でも堅苦しくなく等身大に感じられる作品です。コメディーだけど切ない。観る人の感情を揺さぶる作品でした。病気を隠しながら舞台を全うする坂東鶴三郎役を演じた浜口望海さんの名演が光る作品でした。出演者は伊藤今人さん、中山貴裕さん、浜口望海さん、谷野まりえさん他。


関西テレビ放送55周年記念ミュージカル 『愛の唄を歌おう』
~オリックス劇場~

不慮の交通事故により命を落とした牧田が地上に降りて愛の曲を作るというのが主題。
香織はクラスは違いますが牧田と同じ学校に通う生徒でした。書店に勤めてた香織を見て好きになった牧田が香織と恋仲になりますが、志半ばで牧田は交通事故死…。その後、香織とつきあうことになったヒロトが彼女の行動を不審に思い、歩道橋まで行くとまだ牧田を思う心があるんだ…と嫉妬心を露にし、その後喧嘩して家を出ることに…。でも彼女が歩道橋に置いた手紙にはヒロトを思う女心が綴られていました…。それを見てヒロトは愛の唄を歌う決心をするのです…。出演は山口智充さん、北山宏光さん、野々すみ花さん他。


STAR☆JACKS act#008
「おぼろ’14」
~梅田HEP HALL~

舞台は江戸。
下町を騒がす義賊のおぼろ小僧!
それを追いかける投げ銭の岡っ引き、銭形平次。
彼に憧れ、彼の活躍を伝えるかわら版を作るおきよ。
そこに月からやってきたというけったいな双子が現れて。
どうやら双子は鬼才・平賀源内を探しているのだとか。
そんな中、おぼろ小僧に恨みを持つ盗賊が江戸に舞い戻り…
おぼろ小僧を追うもの守るもの、慕うもの憎むもの、出会うもの、別れるものたちが織り成すハラハラワクワク、そして心が温まる物語。出演は澤井里依さん、佐藤太一郎さん、阪東浩考さん他。阪東浩考さん演じるゲス吉の最後に涙した人が多かった物語でした。


ミュージカル「レディ・ベス」
~梅田芸術劇場メインホール~

約45年もの長きにわたって英国女王として繁栄をもたらしたエリザベス1世。
偉大な父王ヘンリー8世の娘として生れながらも、女王即位への道のりは決して順風満帆なものではありませんでした。そんな若き日の“レディ・ベス”の異母姉メアリー・チューダーとの相克、処刑された母アン・ブーリンへの想い、そして唯一の安らぎであるロビンとの恋を壮大な音楽とストーリーで梅田芸術劇場の舞台に描き出した作品。出演は平野綾さん、加藤和樹さん、吉沢梨絵さん、涼風真世さん他。宝塚OGと劇団四季OGによるコラボが感動を呼んだ作品でした。


劇団四季ミュージカル『美女と野獣』
~新名古屋ミュージカル劇場~

森の奥にある城にとても傲慢な王子が住んでいた。ある日の夜、醜い老女が城を訪ね、一輪のバラをあげるかわりに城に一晩泊めてほしいと頼む。しかし王子はそれを断り、老女がもう一度頼んでも王子は聞く耳を持たず、追い返そうとした。するとその瞬間に老女は美しい魔女に変わり、優しい心を持たない王子と、王子をそのように育てた召使いたち、さらにその城全体に魔法をかけてしまう。そして王子は恐ろしい野獣の姿に、召使いたちは家財道具の姿になってしまった。魔女はどんな物をも映し出す魔法の鏡、そして初めに見せた一輪のバラの花を置き消えていった。そのバラの花びらが全部散るまでに、王子が人を愛し人に愛されるという「真実の愛」を見つけなければ、王子たちにかけられた魔法が解けることはない…という物語。出演は中井智彦さん、宮田 愛さん他。


S.W.S アトリエ公演 「1459」
作・演出/清水伸吾
~魅殺陣屋スタジオ~

8人の男女が織り成すオムニバスコメディ。最初の舞台はサイレンスという名前の喫茶店。名前とは裏腹に騒がしい人々が集う喫茶店が最初の舞台。今日もいつもにもまして騒々しい人々が集まりました…。ラストは信用金庫で感動のクライマックスが待ってました。出演は茨木美紀さん、呉屋さくらさん、上村ゆきえさん他。


雪組公演
宝塚傾奇絵巻
『一夢庵風流記 前田慶次』
~宝塚大劇場~

隆慶一郎による人気小説を舞台化。
世は関白・豊臣秀吉の隆盛期、大名・前田利家の甥にあたる前田慶次は、利家の下を出奔し、京へと向かう。まつとの秘めたる恋、奥村助右衛門との友情を軸に、天下の傾奇者として名を馳せた男の豪放磊落な生き様を描く話題作。出演は壮 一帆さん、愛加 あゆさんで退団する2人のサヨナラ公演。


花組公演
『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』
~宝塚大劇場~

20世紀のアメリカ文学の代表的な作家であるフィッツジェラルドが最後に取り組んだ未完の長編小説「ラスト・タイクーン」のミュージカル化。1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折、そして女優であった亡き先妻と瓜二つの未亡人とのロマンスを描いたミュージカルです。出演は蘭寿 とむさんと蘭乃 はなさん。退団する蘭寿 とむさんのサヨナラ公演。


以上が小劇場のお芝居も大劇場のミュージカルやアーティストのライブも全て含めてのベスト10。
羅列したのは順位ではないことをご理解ください。


この中から私が選んだ最も感動した演劇MIP(Most Impressed Play) は…。

今年1月30日にオリックス劇場で観劇した関西テレビ放送55周年記念ミュージカル 『愛の唄を歌おう』でした。このミュージカルは出演者が吉本系、ジャニーズ系、宝塚OG等超豪華でスタッフも鈴木おさむ、宮本亜門、槇原敬之と超豪華。「思い出の曲」を「大切な誰かに歌ってほしい」、大切な誰かに聴かせてあげたい」というコンセプトどおり素晴らしい内容でした。この公演は1部がお芝居で2部が宝塚と同じくレビュー。そこで躍動したのがNMB48の岸野里香さん。センターで躍動感あるダンスは他を圧倒してました。とても素晴らしかったです。このレポでも記述してますが、会場を出てからの道中と帰りの電車で体の震えが止まらなかったです…。それほど今回のミュージカルは感動しました。最近では、いや私が過去観劇してきた中では最高に良かったミュージカルだったと言えますね。


以上、2014ぽんちゃん的観劇アワードでした。
あくまでも個人的見解ですのでご理解、ご了承をお願いします。


来年の観劇予定ですが、始動は1月4日(日)。
梅田芸術劇場で「モーツアルト」を観劇予定です。

皆さん、今年1年当ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。