それでは本日のレポートです。

今日の宝塚大劇場のロビーですが、この前の木曜日の超混雑ぶりとは違って意外と空いてました。
でも当日券を求める列は相変わらず長蛇の列でした。でもこの前ほどではなかったです。
この前なんて中央ロビーを通りこして入り口の食堂付近まで続いてましたからねぇ…。
人気もようやく一段落したのかもしれないですね。


今日はその大盛況の大劇場ではなく、お隣のバウホールでの観劇でした。
宙組若手中心のメンバーによるミュージカルです。
89期の純矢ちとせさん(愛称:せーこちゃん)が最年長というのがなかなか興味深いですね。


 

バウ・ゴシック
宝塚宙組『SANCTUARY(サンクチュアリ)』
作・演出/田渕 大輔
~宝塚バウホール~
2014年9月7日(日)天気:晴れ時々曇り



<公演時間> 
1幕 11:00  ~ 12:10
~休憩25分~
2幕 12:35  ~ 13:30



 

(場内の様子)
ステージと客席の距離がほとんどなく、客席が約500席という小劇場ならではの空間は一体感が強く感じられる劇場です。チケットは既に全日程で完売ですので、当然満席となりました。男女比は圧倒的に女性が多いです。今日は中段くらいの席に宝塚の生徒さん(何組の誰かは不明です)が観劇に来られてました。タカラジェンウさんは入ってきた瞬間にすぐわかりますね。オーラが光りはなってました(笑)
ちなみに今回座った席は下手側の15列目の通路側。非常に見やすく、ステージからも距離が近い。ほぼオペラグラス無しで観劇できました。後方の席でもバウホールはほんと見やすいですね。

 
      

<出演者の主な配役> ※以下敬称略
アンリ・ド・ナヴァール 愛月 ひかる
マルグリット・ド・ヴァロア 伶美 うらら
*~*~*
カトリーヌ・ド・メディチ 純矢 ちとせ
ルグジェリ 花音 舞
ジャンヌ・ダルブレ 花里 まな
ギーズ公 凛城 きら
コリニー提督 松風 輝
シャルロット(侍女) 愛白 もあ
ナンセー 美月 悠
デュ・バルタス 星月 梨旺
アンジュー公 春瀬 央季
ルイーズ(侍女) 彩花 まり
兵士/枢機卿 朝央 れん
オルトン 七生 眞希
シャルル9世 秋音 光
侍女 美桜 エリナ
侍女 花菱 りず
兵士/侍従 水香 依千
ミシェル(侍女) 遥羽 らら
兵士/看守 潤奈 すばる
侍女 華雪 りら
兵士/司祭 希峰 かなた
侍女 瑞希 めい


[解 説]
16世紀、ヴァロア王朝下のフランス。南仏の小国であるナヴァールの王子・アンリが、キリスト教の二つの教派=カトリックとプロテスタントによる宗教戦争を終息させ、フランス国王・アンリ4世として即位するまでの物語。  アレクサンドル・デュマの小説で知られる彼の妻・マルゴを巡る愛や、盲目的な信仰の中に渦巻く人間の欲望をドラマティックに描く。


[ストーリー]
主演は宝塚宙組の男役、愛月ひかるでそのほかにも純矢ちとせや花音舞、怜美うららなども出演します。「SANCTUARY(サンクチュアリ)」は16世紀ヴァロア王朝下のフランスを舞台としたストーリーで南仏の小国であるナヴァールの王子アンリがキリスト教の2つの教派カトリックとプロテスタントによる宗教戦争を終息させフランス国王アンリ4世として即位するまでを描いた物語です。アレクサンドル・デュマの小説で知られるアンリ4世の妻マルゴを巡る愛や、盲目的な信仰の中に渦巻く人間の欲望をドラマティックに描いたストーリーとなっています。主演の愛月ひかるは2005年に宝塚音楽学校に入学、その後第93期生として宝塚歌劇団に入団しました。初舞台は星組公演の「シークレット・ハンター」で、その後宙組に配属されました。身長が173センチメートルあり、今までに「誰がために鐘はなる」でのロバート・ジョーダン役や、「美しき生涯ルナロッサ」での石田光成役、「華やかなりし日々クライマックス」でのボブ・ホークス役など多くの主演を演じています。



[ストーリー補足と感想]
1幕の冒頭は娘役の兵士の格好で奮闘する激しい立ち回りでした。
いきなりちょっと圧倒されました…。
南仏の小国であるナヴァールの王子・アンリ(愛月 ひかる)とマルゴ(伶美 うらら )が・フランスの平和のため、純粋に頑張ろうと政略結婚をするのが最初のシーン。臨んだ結婚ではない2人(特にマルゴ)。特にマルゴを死ぬほど愛してるキーズ(凛城 きら)にとっては面白い話ではない。前半ではぎゃあぎゃあ煩いキーズを黙らせようとアンリがキス(唇を奪う)をするシーンがありました(笑)男役が男役にキスって、ベルばら以外ありましたっけ(笑)


余談ではありますが、アンリとマルゴの婚礼のシーンで2人がバージンロードを歩く?という場面。
実際にステージから降りて客席の上手通路をアンリが、下手通路をマルゴが進んだのです。
この時、下手の通路側に座ってた私…。内心ラッキー♪と思ってたのは間違いありません(笑)
どんどんうららちゃんが近づいてきて、ついに横に…。来た瞬間デカッと思ってしまいました(苦笑)
イメージと違って意外と身長がお高いのですね。失礼しましたm(__)m


話を戻しまして…(笑)

フランスの平和のために政略結婚をしたアンリとマルゴでしたが、後にコリニー(松風 輝 )から母親ジャンヌ(花里 まな)を殺したのはアンジューだったと聞き、絶望と復讐に燃えるのでした。


ところで、シャルル国王は頼りなくて臆病者で自分の意思では動けない。そんな彼に近づいたのがプロテスタントのコリニー。シャルルは彼を頼り父上と呼ぶ始ほど彼を慕ってました。そこに現れたのがキーズ。彼が酷い人物であるということをシャルルに告げ銃をコリニーに向ける。そんなことはない…と色々言い訳するコリニーでしたが、果てにはシャルル国王を盾にし自分の身を守ろうとする…。そこでわけがわからなくなったシャルル国王がキーズの銃を奪いコリニーに向け発砲し殺害してしまいます。(火花が出て凄い迫力でした)裏切られた…という思いが強く、ますます気がおかしくなるシャルル国王は「プロテスタントを皆殺しにしろ」と命を下します。しかもその総指揮はキーズに任せると…。


陣頭指揮を任されたキーズが、プロテスタントの人間を次々と虐殺。ついにはアンリの友人バルタスも…。もう1人アンリの友人オルトンはアンリをかばおうとして目を傷つけられます…。悲痛な叫び声がなんともいいようがないものでした…。次はアンリとなりますが、マルゴに「プロテスタントからカトリックへ改宗することを誓って」と言われ、友人オルトンを救うために苦渋の決断をするのでした。


2幕は精神が病んでしまったシャルル国王をアンジュー(春瀬 央季)が毒殺するというのが最初。実の兄を殺して国王に君臨したアンジューでしたが、のちにキーズに殺されてしまいます。アンジューを殺してアンリに罪を着せようと彼と戦かったキーズでしたが敗北。生きて罪を償えとアンリに言われ監獄行きを命ざられるもその場で自害。最後はマルゴの腕に抱かれて死んでいく…というのは彼の本望ではなかったのでしょうか。


最後はアンリーがフランスの国王に即位。さらにマルゴとの結婚。今度は2人が愛し合っての結婚です。
その後のアンリとマルゴの結婚を祝うお祝いの会の出席者はシャルロット(愛白 もあ)とオルトンのみ。
誰も彼らの結婚を祝ってはいなかったのです…。
それでも彼らが踊りだした時、1人、2人と参加者が来場…。
でもそれはよく見ると亡くなった方ばかり…というなんとも異様な感じで物語の結末を迎えたのでありました。


…というわけで観劇前はちょっと難しい歴史物みたいでストーリーが頭に入るか心配でしたが、非常に分かりやすくてどんどんと頭に入ってきました。見応えたっぷりでお芝居としての完成度も高いですね。
ちなみに個人的に気になってた伶美 うららさんですが、観劇前は清楚で可憐なイメージを持ってたのですが、観劇後は以前雪組でやったシャルウイダンスの女教師ぽく感じました(笑)ちょっとお高くとまってるというかちょっとツンって感じですね(笑)



次の観劇予定ですが、今週の木曜日。
話題のミュージカル、ミスサイゴンを大阪フェスティバルホールで観劇します。


以上です。