それでは観劇レポートです。
開場は12時半でした。開場時、受付の前には10人の列ができてました。
学生が多いのかな?男女比は半々くらいでした。
いつものように?先頭で受付を済ませて館内へ。
音楽室は2F?にあって廊下を歩くごとに軋む板の音がたまりません。
ここはノスタルジック感満載ですね…。
誰もいない音楽室に入ってやや下手側のセンター最前列の位置を確保。
やっぱ見るなら1番前でないと(笑)
その後、お客さんが続々と…。通常の芝居と違い最前列から席が埋まっていきました。
学生が多いからできるだけ前で見たいというのがあるのかもしれないですね。
客席は50席ほど設けてありましたが、開演5分前には満席。
急遽臨時の席を増設させるほどでした。
平日なのに凄い人気です…。
事前にスタッフから観劇時の注意点のアナウンスがあってから開演。
黒板をバックに芝居を見るのは風情がありますね。
それでは観劇レポートです。
「京都学生演劇祭」
~京都/元・立誠小学校(音楽室)~
2014年9月4日(木)天気:雨
<公演時間>
①13:00 ~ 13:44
②14:00 ~ 14:35
③15:00 ~ 15:46
(場内の様子)
客席は8席の列が×6列ほどで48席程度。
後方に行くに従って高い台に椅子が設置されてました。
元音楽室らしく、前には黒板があって譜面を書けるように線が書いてあります。
チョークもあって、お芝居によっては黒板に書いたりもします。
まさに教室での観劇。天井にはLEDなど照明設備が備えてありました。
※今お芝居はお客さんに採点してもらうとのこと。ちなみに10点満点で評価します。
<上演作品>
①『転校生13号』
京都工芸繊維大学 ヲサガリ
脚本/演出=小川晶弘
※キャストは男2名のみ。
京都工芸繊維大学を拠点に生まれた集 団。小川晶弘を中心に集まった人々で作 品をつくる。舞台でしか表現できない人間の生々しさ、おかしみを引きだす事を目指す。ヲサガリとして2度目の参加。
<主なストーリー>
小学校の中でプレハブの教室にしかないクーラーが初めてつけられた日、 13号はやってくる。相も変わらず、先生の髪の毛はつやつやしていて、グラウンドの向こうの県道にはひっきりなしに車が通る。
(ストーリー補足と感想)
題名の転校生13号とは13番目に転校してきた生徒のことらしい…。その13号と友達がいなくて困ってた2号との物語。2号が13号をジェイソンと名付て交遊する。しかし、13号が父親が酒屋を継いだということでまたしても転校…。最後も別れを惜しむように人気者競争で競いあう2人でありました。
男2人でのお芝居。とにかくドタバタと動き回ります(笑)ステージに平均台が2台あってそれを使っての表現が中心のお芝居。小学生の別れを描いた作品なのですが、そこまで感傷的にはなれなかったですね。採点は10点満点で5点とさせていただきました。
②『2丁目5番地どんどん軒』
同志社大学 スーパーマツモト
脚本=畑耕平 演出=トランポットニスト相馬
※キャストは男女混合で8名。
「ただ面白い」。難しさや考えることは一切ありません。そんなものを目指して頑張る、普通のマツモトを超えたマツモトそれが「スーパーマツモト」です。ちなみに、サブ劇団名は「ぬかみそチョップ」です。
<主なストーリー>
関西のとある商店街にたたずむ小さなラーメン屋「どんどん軒」。 消費増税や原価高騰の煽りを受けながらも、父でもある先代の遺志を守るため光太郎は1杯500円のラーメンを作り続ける。 そんなある日、光太郎は大企業の圧倒的な資金力に愕然とするのであった。
(ストーリー補足と感想)
亡くなった先代の遺志を守るため、1杯500円のブラックラーメンを作り続ける光太郎。そこに他人の噂が大好きな鮮魚店の女店員や人相の悪い客が来店し色々笑いを誘います。ある日、とつぜん綺麗な女性が訪ねてきて、ある人を探してる…と。その女性が去った後に今度はある男性が訪ねてきてある会社の社長を探してほしいと言われる光太郎たち…。探して見つけだしてくれた褒賞金として、1億円を支払うという…。目付きの悪い男性客がその社長では?と思ってましたが実際はあの綺麗な謎の女性でした。
約束通り褒賞金を支払うという男に対し、光太郎は拒否。このラーメン屋があればそれでいい…と。
その言葉に感動した女社長が付き合ってと言った相手がビックリ…。目付きの悪い男性客だったというオチでした(笑)
ステージセッティング中もお客さんを弄るキャストさん(笑)なんかステージ慣れしてますね。ノリ的には吉本新喜劇みたいな感じなのかな?椅子からひっくり返ったりするオーバーなリアクションはまさにそんな感じでした。そんなわけで、終始笑いに包まれた感じでしたが、最後はちょっとホロリとする感動的なシーン。とても学生とは思えないラストには感動いたしました。素晴らしいです。もちろん採点は10点満点で10点としました。
③『花を売る店の話』
大谷大学 劇団蒲団座
脚本=佐々木成政 演出=草間はなこ
※キャストは男女あわせて6名。
個性豊かなメンバーがたくさんいる劇団です。今回で4回目の参加となります。前回とは一味違う蒲団座をお見せ出来たらなと思います。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!
<主なストーリー>
「ほんとに、願いの叶う、店...?」
「正確には、願いを叶える“花”を売る店です」
――俺は地元を離れて一人暮らしをしている、大学生だ。
俺には、叶えたい願いがあるんだ。
勉強もできない、バイトでも失敗続き、自分に自信が持てない…
そんな男の灰色の世界に、鮮やかな色の花びらが舞う...。
(ストーリー補足と感想)
なんでも願い事を叶える花屋さん。でもそこの花は植物ではなく生身の人間。しかし、ほんとの花と同じく食糧は水のみで喋れません。その店の女性にヒマワリと名付けた透。彼女を購入?し、家に連れ帰り育てることに…。バイト先の姫野という女性のことが好きな透。彼女が高級ホテルの予約限定ディナーが食べたいことを知ります。そこで巧妙な手を使って彼女を誘い出すことに成功し、高級ディナーを彼女と食べることに…。
そこでヒマワリに究極なお願いを依頼。『彼女が僕のことを好きになるように』…と。
花を渡せとヒマワリを脅迫する透。渋々花を渡すヒマワリ。願いが叶う花を飲んだ透でしたが、結果は彼女にフラれ、しかも毒殺されるということに。実は彼女も願いが叶う花を持っていて願いを依頼した…というのが最後の結末でした。
物語の設定自体は良かったと思いますが、最後の主人公毒殺等後味が悪くなる感じが強く残ったのがちょっと…という感じですね。あと女の子が主人公の願いを叶えるたびに態度が豹変するというのもあってもよかったんじゃないでしょうか。その辺りがちょっと残念…。採点は10点満点で4点としました。
<感想総括>
元小学校で見る学生のお芝居。プロ顔負けだなと思う場面と、ここはちょっとアマチュアぽいなと思う場面が相互にあって色々と感慨深いお芝居であったと感じました。脚本・演出次第でお芝居の出来が左右されますからね。なかなか難しいかと思いますが今後に期待したいですね。
次の日曜日は宝塚へ。
宝塚バウホールで宙組の『SANCTUARY(サンクチュアリ)』観劇します。
池田泉州銀行の顔、伶美 うららさん楽しみです。
以上です。

