今日は初めて京都にある南座に行ってきました。
阪急京都線の終点河原町から歩いて約5分。
鴨川にかかる四条大橋を渡るとすぐにある劇場です。



※鴨川と四条大橋の石碑です。

江戸時代から続くとされる日本最古の劇場で、名前の由来は四条通の南側に位置しているためだそうです。(以前は北座、西座もあったそうです)
明治39年に松竹に買収されて以降松竹の直営になったとのこと。平成3年に改修工事が行われ、平成8年には国の登録有形文化財になったそうです。

歌舞伎発祥の地で悠久400年近くに亘る今日まで歌舞伎を上演しているという意味で、日本最古の歴史と伝統を持つ劇場と言われ、現在も歌舞伎を中心にした公演を行っており、特に毎年11月末日から12月末まで行われる吉例顔見世興行は京都の風物詩となっているそうです。このときには役者の名前を勘亭流で書いた「まねき」と呼ばれる、白木の看板が劇場の入り口上にずらりと並べられることで有名です。歌舞伎以外にも演劇やコンサートの公演が行われている由緒正しき劇場です。



 

それでは本日のレポートです。


松竹新喜劇 若手爆笑公演
~京都四條 南座~
2014年5月22日(木)天気:晴れ時々曇り



<公演時間> 
1幕 11:00  ~ 11:37
~休憩20分~
2幕 11:57  ~ 12:46




(場内の様子)
場内の席はHPによると1階席と2階席、3階席あわせて1078席。席の作り、舞台の感じは道頓堀にある松竹座とほぼ同じ感じでした。左に花道があるというのも同じですね。
私の座った席は3階席の下手側最前列。最前列は1列しかなく、そのすぐ後ろが通路で2列目以降はその後ろから続きます。2000円の席でしたが、かなり見やすくオペラグラス無しで十分楽しめました。それにしても今日はガラガラ…。1F席はそこそこ埋まってましたが、2F席と3F席は人がまばらでした。場所にもよるんでしょうが、平日の朝の公演は厳しいですね。




<公演内容> 
1:今日からあなたも喜劇人
  ~喜劇のイロハ体験教室!?~

<出演者> ※敬称略
藤山扇治郎
室  龍規
胡蝶英治


(感想)
開演前にお客さんから希望者を募って、選ばれたお客さんが舞台にあがることができるコーナー。私は遠慮しましたが(笑)、今回は女性2人と男性1人のお客さんが選ばれてました。

自己紹介を済ませて、最初に新喜劇のリアクションの取り方等を学んでからお題開始。お題は宝くじ。クジを持って当選確認の掲示板に行き番号の確認をする。3等から貼り出されていて、2等まで確認するも自分の番号が無い…。1等もどうせダメだろ…と思い2度確認すると何と当選! その後喜びを体いっぱい使って表現する…というのが今回のお題でした。三者算用に皆さん素晴らしい演技力(笑)関西人はほんと笑いの基礎ができてますね(笑)



2:松竹新喜劇十八番『お祭り提灯』 一幕
 舘直志 作/星 四郎 脚色
 内海囃子連中


<出演者と配役> ※敬称略
※第2部「お祭り提灯」配役は日替わりで勤めます。
丁稚三太郎
胡蝶英治


お富娘おふさ
成瀬綾乃


お富
梶浦梶子


屑屋仙吉(お仙)
山本和孝


大工竹松
中鶴間大陽


大工常吉
藤田功次郎


上総屋女将お熊
川奈美弥生


上総屋女衆およし
泉しずか


大工留吉
森  光冬


長屋おしげ
夢ゆかり


おしげ娘おみつ
山田優子


世話役勘太
藤山扇治郎


世話役佐助
甲斐正法


徳兵衛妹おちか
藤井日菜子


徳兵衛女房おすみ
桑野藍香


提灯屋徳兵衛
室  龍規


金貸し幸兵衛(お寅)
関口義郎


(ストーリーと感想)
高利貸しの山路屋幸兵衛は強欲爺い、鬼の幸兵衛とも呼ばれる街の嫌われ者。その幸兵衛を中心とした今回のストーリー。主な登場人物は正直もので仕事ぶりも評判の提灯屋の徳兵衛と女房のおすみさん、妹のおちかちゃんに丁稚の三太郎さん。

ある日、お祭りの寄付金集めに廻ってる世話役の佐助さんと勘太さんが徳兵衛の所にやって来ます。そこでうっかりと寄付金の25両が入った袋を落としてしまいます。徳兵衛さんがそれを見つけますが、一緒に居合わせた幸兵衛に横取りしようと持ちかけられます。しかし、正直ものの徳兵衛さんはその手には乗りません…。幸兵衛が帰ったのを見計らって店先に吊ってあった赤い提灯に隠します。

その後、店番を変わった奥さんが赤い提灯に入っていたお金の袋を発見します。旦那のヘソクリかと思い違う提灯に隠す奥さん。ここからまた違う場所に袋が移動し、最後はゴミ箱の中に…というのがおおまかな内容でした。


人間の正直さ、醜さ、滑稽さがたくさん詰まった今回のお芝居。新喜劇ですが、松竹の笑いはほんと心に染み入りますね。ちなみに、始まりと幕間と終わりは軽快なお囃子の生演奏がありました。これは天満にある繁昌亭と同じでした。柏木の音もいいですね。


(総括)
2月に見た松竹新喜劇の心地よさが忘れられず京都まで足を運んだ今回の観劇。非常に楽しく拝見できました。歌舞伎もあるみたいですし、また機会があれば訪れてみたいです。


次の観劇予定は日曜日に梅田芸術劇場メインホールにて。
天海祐希さん出演の劇団☆新感線2014年春興行 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』を観劇予定です。


以上です。