わくわくするスーパー・Fairwayの魅力 第3弾 | N.Y.に恋して☆

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大学時代から恋焦がれたNYへ30代を目前にして移住。
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現地で暮らしてこそ分かる等身大のNY生活を
綴っています。

今回は、ニューヨーク発の人気スーパー、Fairwayの潜入レポート第3弾です。

 

第1弾では、Fairwayの紹介と独自の陳列方法について紹介しました。

そして、第2弾では、Fairwayが誇る豊富な商品のラインアップについて書いてみました。

今回の第3弾では、私が面白いと感じたFairwayのエンターテイメント感溢れるレイアウトについて綴ってみたいと思います。

 

Fairwayでは、お肉、お魚、お惣菜等、各コーナーの表示が分かりやすいだけでなく、お客さんの購買意欲を高めるような楽しい陳列がなされています。

 

入り口近くに並ぶ野菜や果物コーナーを通り抜けて奥へ行くと現れたのが、ベーカリー。アメリカのスーパーは、お店でパンを焼いているケースは少なく、既にパッケージに入ったパンが売られていることが多いですが、Fairwayはきちんと店舗で焼いたパンも売っていました。


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アメリカのパンはどれも巨大。なかなか食べきれないような大きさです。
 

そして、パンのコーナーを通り過ぎると、コーヒーの良い香りが。

原産地も様々。そして豆の種類ごとにこうした独自の樽に入って陳列しているので、色々なコーヒーの香ばしい香りが漂っていました。

つい色々なコーヒー豆を試してみたくなるような可愛い陳列です。


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この種類の豊富さは圧巻です。

 

その横は、お魚売り場。スーパーによっては、お魚は、パックに詰めて売っているだけ、というケースも多いですが、ここFairwayでは、敷き詰めた氷の上にお魚が並んでいました。


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新鮮に見えるだけでなく、好きな分量を買えるのも魅力的です。
 

そして、お次はお肉のコーナー。


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Dry-agedの牛肉は特別なケース内に。

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こちらの牛肉はどうやって食べるのでしょうか。大きな水槽に入っていました。

日本でお肉と言えば、牛、豚、鶏がメインだと思います。アメリカでは、それに加えて七面鳥(Turkey)も売られています。turkeyはぱさぱさしていてもともとお肉自体の旨味もあまりないので、アメリカ人でも食べるのはthanksgivingの時だけ、という人も多いようです。しかし、多様な人種、価値観の人が暮らすアメリカでは、食生活も多様化していて、turkeyはどのスーパーでも必ず売っています。


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turkeyだけでもこんなに種類が豊富です。

 

そして、アメリカ、特にニューヨークのスーパーで欠かせないのが、ユダヤ教徒の人のためのkosher(コーシャー)のコーナー。


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加工までの段階が違うだけなので、普通のお肉と見た目は変わりませんが、よく見るとkosher認定機関のマークが付いています。

このブログでも度々ご紹介していますが(過去記事はこちらからどうぞ)、敬虔なユダヤ教徒の人たちは、コーシャーの認定がされた食べ物しか絶対に口にしません。

コーシャーのルールは奥が深く、例えば、お肉であれば、動物を苦しめて殺したお肉は食べてはいけないので、狩猟で銃や弓を使って捕獲するのではなく、罠をしかけて捕まえた動物のお肉でないといけません。そして、ユダヤ教徒の人たちは、コーシャーの認定を与えることができる正式な機関のお墨付きのマークがついた商品しか食べないため、アメリカのどのスーパーにも、このKosherのコーナーがあります。

 

Fairwayのレポート、まだまだ続きます。