無印良品は海外では「MUJI」という名で知られていて、マンハッタンでも着実に店舗数を伸ばしてきましたが、家賃も相当高いと思われるこの好立地な場所に、1階と地下1階の広大なスペースのお店をオープンさせたMUJIの強気な戦略は、それだけ消費者の目が厳しいマンハッタンで、MUJIがいかに成功しているかを物語っていると思います。
以前、UNIQLOとMUJIのNYでのビジネス戦略が正反対という記事を書きましたが(こちらからどうぞ)、その当時は、日本よりはるかに高額、そして競合他社も多い日用品を扱っているMUJIのビジネスはNYで流行るのかどうか、個人的には少し懐疑的でした。
しかし、この5番街の新店舗には、いくつも注目すべき点があり、MUJIの底力の強さに気づき、驚いています。
この店舗の一番の注目は、その店舗の広さと展示のおしゃれさです。
日本にも駅ビル内などにそれなりの規模の店舗の無印良品は数多くあると思いますが、この新店舗は、日本のどの店舗よりも広いのではないかと思うほどの面積を誇っています。
そして、生活場面(料理、寝具、旅行、リラックス等)ごとに分けた展示に加えて、1階の入り口を入ってすぐの広い空間は、まるで美術館のような展示。そして、その横からは、アロマの心地よい香りが漂ってきます。また、その奥には小さな鉢植えの植木が並び、さらに癒やしの空間に。
こちらが入り口の空間。手前のクッションは、リラックス効果があるようです。
鉢植え空間。手のひらサイズの小さな鉢植えは、マンハッタンの小さな住居にぴったり。私も早速購入しました。
地上は空間をたっぷりと使っておすすめ商品を絞って並べ、エスカレーターを降りた地下に広がる広大なスペースでは、テーマ別の分かりやすい商品展示。
5番街店の限定商品もあり、MUJIがいかにこのお店に力を入れているかが伺えます。
MUJIと同じような商品はアメリカに溢れていますが、どんな家にも合うシンプルなデザイン、そして、使い勝手が良く、性能も良いという日本の製品の強みで、多少値段が割高でも、MUJIの商品は多くのニューヨーカーに気に入られているのだと思います。
競争が激しく店舗の入れ替わりが激しいマンハッタンの地で、日本企業がこうして奮闘している姿を見るのはとても嬉しいですし、MUJIの躍進にこれからも注目していきたいと思います。
地上は空間をたっぷりと使っておすすめ商品を絞って並べ、エスカレーターを降りた地下に広がる広大なスペースでは、テーマ別の分かりやすい商品展示。
5番街店の限定商品もあり、MUJIがいかにこのお店に力を入れているかが伺えます。
MUJIと同じような商品はアメリカに溢れていますが、どんな家にも合うシンプルなデザイン、そして、使い勝手が良く、性能も良いという日本の製品の強みで、多少値段が割高でも、MUJIの商品は多くのニューヨーカーに気に入られているのだと思います。
競争が激しく店舗の入れ替わりが激しいマンハッタンの地で、日本企業がこうして奮闘している姿を見るのはとても嬉しいですし、MUJIの躍進にこれからも注目していきたいと思います。