肺がんで入院したと知らせを受け仏心が出て
お見舞いに行くことになりました。
髪が薄くなったもののパワーは衰えず…

喜んでくれたのもつかの間、
自分の不幸な過去の愚痴がさく裂しました。
珠子「東京でこの子(旦那)の1歳の誕生日を
親戚を集めてやった後、お給料の良い仕事探してね
コキョウに行くことになったのよ!
私はそういう行事は
きちんとやるから!!
」よぅ君(息子)の1歳の誕生日に
私たち夫婦が親戚を集めるような大々的な行事を
していないことを遠回しに文句言っているのか…?

珠子「住所教えてってメールしたのに教えてくれないから
ヒデと市役所に行って
聞いてきたわよ!!
」旦那「教えてくれなかったろ
」珠子「教えてくれたわよ!

フン」本当なら、個人情報だだ漏れですね

珠子「○○市でしょ?
」・・・そこまでは電話で旦那が教えてたし。
町名や番地は?

面会時間ぎりぎりに来たため切り上げることにしました。
旦那「もう帰るから」
珠子「宿に泊まって、明日も来てよ!!」
とお約束のように財布からお金を取りだして旦那に握らせました。
うわぁぁぁぁぁああ

受け取るなぁ!
受け取ったら負けだ!
受け取るなぁぁぁ!!

という心の叫びもむなしく
いつものごとく強引にお金を渡されました。
私 「入院しているのだし、お金は必要でしょう?
受け取れませんよ」
というと
珠子「使う予定の無いお金だから大丈夫!」
旦那「そんなわけないだろうが!入院費はどうなってるんだ」
珠子「私の貯金から出してるの
ウフフもう100万くらい使った!」
なんでそこで嬉しそうに言うんだか…(´д`;)
というか、ヒデさんに全部使いこまれているかと思ったのに
貯金をちゃんとしていたんですね。その点では安心しました。
珠子「今夜は温泉にでも入ってさ、ゆっくりして明日来て
」↑得意の猫なで声(7X歳)
今回の旅は1歳の息子に無理はさせられないのと
日帰りなんてしたら旦那が居眠り運転しそうなので
最初から宿泊するつもりで安い宿に予約を入れていましたが
それは珠子さんに知らせるつもりはありませんでした。
面会時間終了だからと切り上げ
明日のことは決めずに宿に向かいました。