地震が治まると私は
息子を抱っこしたまま玄関に行きました。
逃げ口を確保しないと、と思ったのです。
小学生の頃の避難訓練を思い出します。
地震が起きた時は
揺れている間は机の下に隠れること。
動くのは揺れが治まってから。
火を止めて、ガスの元栓をしめる。
窓やドアを開ける。
広い場所に避難する。
玄関を開けるとアパートの裏手にある家の
外壁を塗りなおしている塗装会社の方々が居ました。
そこの社長さんが私を見ると話しかけてきました。
社長「私は阪神淡路大震災の経験もしていますが
今回の揺れは今まで経験したことのない
凄い揺れでした。嫌な揺れかたでしたね。
車も激しく揺れたもの!」
そうしていると、お隣さんが窓から顔を出しました。
お隣「箪笥を押えるので精一杯だったわ!
」
社長「ダメだよ!一階はあぶないから外に出なきゃ!
2階部分が落ちてきて潰れちゃうよ!?」
お隣「昨日の東北地震の余震ね!
また地震が来るわよ!」
私 「じゃあ
いつでもすぐに出られる準備しておかなきゃ!
」
と部屋に戻り、災害時用にすでに用意していたリュックと
赤ちゃんのお出かけセットを用意しました。
そこではじめて
乳児を抱えて避難することが、どれだけ大変なことかと
分かり始めました。
旦那に電話します。当然のように通じません。
あたりまえか・・・と思いメールします。
・・・先ほど送った源泉徴収の件の返事も来てないのに、
メールも混雑しているでしょう期待できません。
情報が欲しいと思いました。
我が家にはTVがありません。
ラジオをつけますが、いつも以上に雑音が酷く入りません。
ネットで検索します。
ニコニコ動画のニコニコ生放送 で
NHKなどで流れている地震のニュースを
放送されていることを知りました。
それからずっとニコ生に接続しっぱなしです。
頻繁に鳴る地震速報。
私が住んでいる地区は震度6弱だったようでした。
もっと地域に密着した情報を…と
市のサイトとまちBBS を見ました。
停電もなくガスも水道も止まりませんでしたが
同じ市内の一部の地域では停電していたようです。
17時になった頃、旦那からの電話。
旦那「車に乗っていたから気づかなかった!
横風だと思っていたよ!
倉庫に着いたら皆大騒ぎしててさ、それで知った!」
まぁ…旦那は私よりも震源地から離れていましたから
それほどでもなかったのかもしれません。
旦那「高速道路止められちゃったから
下の道にいるんだけど・・・
まったく動かねぇ!!
20時までに次の倉庫に行かなきゃいけないけど
この分じゃ…3時間以上は遅れそうだ・・・
というか、みぃのところには電話繋がったけど
本社の電話が繋がらない!!」
私 「私たちが使っているソフトバンクは
規制していないけど
auやDoCoMoは規制しているって話だよ?」
旦那「本社の連絡先(携帯電話)・・・auだ!」
と、その後何度も電話を入れてようやく繋がり
何時になってもいいから納品してくれと言われ
倉庫に到着したのは翌朝の8時。
12時間遅れの納品。
帰宅はできずにそのまま仕事で
帰宅できたのは地震のあった翌日の夜中でした。
余談ですが15時30分に旦那が私に送ったメールは
18時に着信しました。
そして同時期に私が旦那に送ったメールは
20時ごろ着信したそうです。