むかしむかし、まだ私の両親も健在だった頃。
社会人になりたての私は
実家から電車で2時間かけて会社に通っていました。
その通勤列車内での出来事です。
平日なのに中高生くらいの女の子2人組みが
私服で車両に乗ってきました。
通勤ラッシュの時間帯ですので
私もその女の子たちも座席には座れません。
彼女達は私の隣に立ちました。
その日はとてもいい天気でした。
十数分したときでしょうか…
突然、女の子の一人が後ろにひっくり返ったのです。
口からは泡を吹き、白目をむいて、失禁までして痙攣しています。
周りの人たちは驚き
連れの女の子は泣きそうな顔をしていました。
私も驚き、ただ見ているだけで何もできませんでしたが
目の前に座っていた人が席を譲り、彼女は座らされました。
少しすると何事もなかったような表情で連れの女の子に話しかけます。
連れの女の子は引きつった笑顔で相槌をうっていました。
この話を人にすると、誰もが「てんかんだろう」と言いました。
なのでてんかんと聞くと、この女の子のことが思い出されます。
さて、長い前置きになりましたが最近のお話です。
夜、寝ているときに旦那の身体がビクリと動きました。
私はとっさに身構え、彼との距離をとりました。
「さぁ!来るなら来い!」と構えていると…
旦那が全身痙攣しはじめたようにみえました。
ベッドがバッタンバッタンと激しい音を立てます。
その様子をみて先に書きましたてんかん少女を思い出しました。
どうしようどうしようどうしよう…![]()
私の頭はパニック状態です。
私 「こー君? こー君! こー君!?
」
と暴れる身体を押さえつけて、声をかけました。もう泣きそうです。
すると旦那の動きは止まり、まぶたを開きます。
旦那「…あ?
全力疾走している夢みてた
」
と、一言…彼は再び眠りに落ちました。
・・・うん
もう、いろいろとびっくりです。
何事もなくて安心したと同時に
私も夢の中で走っているときは
現実ではこんなになってるのか?
と、妙な不安を覚えた夜でした。
