素敵ではない夢 | あした天気にな~れ!

あした天気にな~れ!

母子家庭一族に嫁入りしたキテレツ体験を綴るBLOGでした(過去形)2009年12月に別居、2010年12月に出産。昨日より今日、今日よりあした、マシになれ♪

目が覚めなくてもよかったのに、と思うくらい素敵な夢 ブログネタ:目が覚めなくてもよかったのに、と思うくらい素敵な夢 参加中
-----------------------------------------------
素敵…なわけではありませんが
複雑な気分になる夢はあります。

実父を看取り、49日も終えて
さて私は私のために生きるぞ!と気合を入れ始めたあたりから
毎晩のように父を介護している夢をみていました。

父だけではなく母もいて
狭い部屋にベッドを2つ並べて
あっちいってはうんち処理して、こっち行ってはうんち処理して。
手も体もシーツも床も壁もうんちまみれ。

しんどくて辛くて…目を覚ますわけですが
目を覚ました瞬間、ほっとすると同時に
ものすごい孤独感を感じるのです。

独身の独り暮らしは長かったのですが
やはり親が生きてて独りなのと
親がいなくて頼れる人もなく独りなのでは
全然違うのだなと思いました。


すると不思議なことに夢の世界に戻りたくなる。
両親が(寝たきりでも)生きている世界に行きたくなる。

金銭的には自立していても
精神的には自立できていなかったのかな?と思います。
親の存在と言うものの大きさは亡くして初めて気づくのですね。


狂いそうなくらい介護して孤独でないのがいいか…
自分勝手に好きなことをできるけど孤独がいいのか…


どちらが幸福なんて決められません。



介護の夢は1年くらい毎晩みていましたと思います。
同時に現実では何もできない(無気力な)時期でも
ありましたので夢と現実がよく分からない状態でした。

素敵な夢ではありませんが
もしかしたら私は目を覚ましたくなかったのかもしれません。

今では、ときどき元気な両親が私のところに顔を出す夢を
見ますが「そろそろ帰る」という親に「私もついてく!」
言って親を困らせています。

なかなか親離れできないようです。