長い一日②
17:00頃、病院到着。
医療ドラマ好きのわたしは、救急車の後ろのドアが開くと、医者や看護師が待機していて、急いで降ろされ処置室に運ばれていくことを想像していたが、
実際は違った。
待つ人は誰もおらず。
救急隊の方に、『先に奥さん降りてください』と言われ降り、夫は寝たままゆっくりと降ろされ、これまたゆっくりと処置室へ運ばれていった。
わたしは救急隊の方に別室へと案内され、引き継ぎが終わるのを待った。
救急隊の方が、受付の方と
『今日の救急電話出た人、なんか感じ悪かったっす〜』
『あ〜なんか気分に波がある先生でー…』
みたいな話をしていて、思わず笑ってしまった。
確かに、搬送先を決める電話の時の救急隊の顔が、すっごくめんどくさそうな表情で、気になっていたが、そーゆーことだったのか!笑
受付の方に
『付き添いの方は先生から報告があるまでお待ちください。』
と言われたので、
『1時間以内に報告ありますかね?』
と尋ねた。
1時間後にはここを出ないと19時のお迎えには間に合わないからだ。
『救急外来が混んでいて、1時間以上お待たせすると思います』
そりゃそうだよな。大きな病院なので、1時間以上待つことはザラだよなぁ…
すぐにまた保育園へ連絡。
19時お迎えは間に合いそうにないことを伝えると、
『20時までは開園しておけるので、それまで責任もって預かります。』と。
ありがたい!ありがたすぎる!
待合スペースには、わたしの他に2人の女性。
どちらも救急の付き添いの方だろうか。
待ち時間を聞きたい衝動に駆られたが、ひとまず座って一息ついた。
しばらくして、1人の女性が呼ばれ入院の説明を受けている。
別の病院からの搬送だった様子。
(あ〜…夫が入院になったら日々の生活回らなくなるな…)
と思って、福岡の母に電話。
状況を伝え、入院になったら手伝いに来て欲しいことを伝えると、『いつでも行けるように準備しておくよ』とフッ軽な母。
遠方ではあるが、母が健在でよかった。
手続き担当の方が、女性にコンビニや食堂の案内をしていて、ふと今夜の晩ご飯のことが頭をよぎる。
回転寿司に行くはずだったのになぁ〜
何も作りたくないなぁ〜
子ども達お腹空いちゃうよなぁ〜
夫よりも、晩ご飯のほうが気がかりだった。笑
何もせずただ待った。
医者らしき人が通るたび、名前が呼ばれるのを待った。
病院について50分が経っていた。
もうすぐ1時間だ…と思ってスマホを見るとLINEが来ていた。
20分前に、まさかの夫から!え!?
👨🏻『点滴中。手の痺れなくなってきた』
点滴されてる写真と共に。(写真なんていらんがな)
👩🏻『今日入院になりそう?医者から報告あったら一旦帰るよ』
👨🏻『めまい止め処方されて、帰ることになった。CTも血液検査も異常なしだった』
おぉぉぉぉ!大したことなくてよかったぁぁぁ!
原因は明らかではないが、おそらく熱中症。
屋内勤務なのに…!
ひとまず夫の上司に連絡を入れ、医者からの報告を待った。
来ない…5分経っても10分経っても来ない。
18:40までに出ないと保育園のお迎えに間に合わないのだが!!
痺れを切らし、受付の人に一旦帰りたいと伝えると、医者に確認してくれて、帰っていいと!
念のため夫に、ここがどこか、ひとりで帰れそうか確認し、了承を得て18:20に病院を後にした。
つづく
