メニエールでぶっ倒れつつ間取りが最終決定してしまったすのこです。

なんかもっとなんとかできたのかなと思いつつ、出来る限りのやりたい事を突っ込んだつもりです。
しかし、終わった後に家相最悪なことに気づいてしまいました。
張りとか欠けとか考えていなかったよ…
他の方はどれくらい気にして間取り考えたのでしょう。
昨日は割と落ち込んでいたのですが、現代社会にはあまり当てはまらないという
都合の良い情報を得てしまったの気にしない様にしますっ!
…気に…しない…もん…っ!!!






さて!今回は諸用のついでに行ってきた新宿のトクラスショールームのお話です。

結構前に行きました。3月頃です。今更です!

キッチンについて書いていきます!
お風呂については後日書きます!




近所にもトクラスのショールームはあるのですが、ラウンド型の展示がないと言うことで
諸用で新宿まで出る日があったので折角だし新宿のショールームを見てみよう!
という軽いノリで予約して行ってまいりました。
トクラス新宿ショールームは新宿駅から歩いてちょっとした所にありました。
ショールーム内は結構人がいて驚きましたが、ショールーム自体が広かったので丁度いい感じの人数でした。









トクラスは、2013年までヤマハの家具・住宅設備部門のヤマハリビングテック株式会社でした。
ヤマハというと楽器やエンジンを思い浮かべる方も少なくないかと思います。
その中でもピアノ製造の木材加工経験を活かして高級家具を製造したことからリビング事業の展開を始めたそうです。
ピアノ等の楽器製作で培われた技術がしっかりとキッチンに採り入れられています。


トクラスの富士住建標準仕様は、コ型のBerryとラウンド型のDOLCE Xです。

トクラスには大まかに


Bb

Berry

DOLCE X


の3種類のキッチンがあります。

Bbが一番グレードが低く、DOLCE Xが1番高いグレードです。

また、DOLCE XはBerryの高級プラン的な立ち位置です。





DOLCE Xの全体図です。
ショールームに飾られているものは富士住建仕様のものよりも30cm程短いそうです。
また、カウンター側の水道(サブシンク)は付いておらず棚はニースペースになります。
オプションで変えることが出来ます!

ちなみに富士住建仕様のラウンド型キッチンはこんな感じです。


ゴッチャゴチャ!これメーカーのショールームみたいにスッキリさせた方が絶対良いですって!!
資料は奥に、カウンターにはお皿とか並べて実際の使用感をイメージさせた方が良いですって!!
あ、こちらは最寄りではなく他のショールームに遊びに行かせて頂いたときのものです。
大きさの比較がしにくい写真でごめんなさい💦
この角度じゃないと打ち合わせ中の人や、キッズスペースが写ってしまっていました…
ですがパッと見で新宿ショールームのものよりも大きいのがわかりますね!…たぶん!





最寄りのショールームと違ってフルまるくんが感染対策してました。


トクラスキッチンの特徴は、人造大理石とキッチンパネルの塗装です。



 人造大理石


富士住建仕様のトクラスのワークトップには人造大理石が使用されています。
トクラスでは汚れや衝撃、高温に負けない高い耐久性を実現するため、40年以上に亘って素材の研究と製造技術開発を重ねています。


汚れに強い

調味料などが染み込みにくい素材なので、毎日の水拭きだけで清潔さを保てるつことができます。
また、醤油やコーヒー、ワインやカレーなどがこびりついてしまっても中性洗剤や研磨剤付きのナイロンたわしでこすり落とせます。


熱に強い

350℃に空焼きしたフライパンをカウンターに10分間放置しても割れにくく変色もしにくいので、
沸騰したお湯を流したり、うっかり鍋敷きを忘れて熱いお鍋を置いてしまっても大丈夫だそうです。
しかしカウンターを長持ちさせるためには、やはり鍋敷きを使用した方が良いそうです。


衝撃に強い

キッチンには缶詰や調理器具など、固いものが落ちる事が想定されます。
吊り戸棚から缶詰などを落としてしまっても、割れにくい厚みと特性を備えているそうです。
なんと、重さ198gの鋼球を1mの高さから落としても割れないことが実証されているのだそう。
実際にショールームでは缶詰をゴスンと落としていました。
傷こそできてはいましたが、もちろん割れたりはしませんでした。
案内する度に落としている音が響いていたので、何度も落としていると思われますが全然平気そうでした。


傷に強い

トクラスのカウンター・シンクは、傷が付きにくく出来ています。
また、厚みのある素材でできているため細かいすり傷なら研磨剤付きナイロンたわしで美しさが戻ります。
浅い傷ならサンドペーパでこすって修復することも可能です。




また、カウンターとシンクは人造大理石の一体成形+シームレス結合で作られています。
接合部分に段差も隙間もないので、お手入れの手間が省けそうです。


 シンク


ワークトップと同じく、シンクにも人造大理石が使用されています。

シンクデザインは富士住建標準仕様ではRシンクという半円形のシンクのみで、変更することは出来ません。


これがRシンクです。
BerryのG2シンクと形が似ていますが、Rシンクの方がキュッとなってます。
排水蓋はステンレスで、排水溝内部は樹脂だったかと思います(すみませんあやふやです…違っていたら教えてください)



追記:富士住建のショールームで確認してきました!

樹脂でした。
あと私の手が写っている気がしますが気のせいです。






基本的には掃除がしやすいのですが、排水溝よりも奥の部分の掃除はパイプユニッシュで流してください。とのことでした。
また、オプションでカウンター側の水道(サブシンク)を付けることもできます。

なんだかお金持ちの家みたいです!
わざわざキッチン側にいくのが面倒だったり、野菜を洗うお手伝いしたりそういう時に役立ちそう…かな??

シンクの色は8色から選ぶことができます。
基本使いやすそうなシックな色ですが、思ったより派手な色もあります。
シックベージュ、カフェベージュが使いやすそうですが、限定と書いてあるセサミグレーも良いですよねっ!
個人的にはソルベブルーが好きです!


 レンジフード


トクラスラウンド型のレンジフードはサイドサイクロンフードタイプのものです。



こんな形のレンジフードです。

色はホワイトとシルバーから選ぶことができます。



仕組みがわからなかったので、仕様書先輩に丸投げです!

とにかく曲面形状と吸い込みがが上手いこと煙をキープして、排煙がしっかりされるってことですね!(説明下手くそ)



他にも掃除が楽に出来る工夫が色々となされています。



小型フィルター

片手で簡単に取り外しができ、シンクで手早く洗える小型フィルターが付いています。
フィルターには親水性塗装が施されているため、水に浸ければ汚れが浮いてくるのでお手入れが簡単です。
お手入れは月に2回ほどで大丈夫だそうです。

画像のフィルターは他のレンジフードのものですが、イメージとしてはこんな感じです。
実際のラウンド型のフィルターは楕円形の様な形をしています。



オイルトレー

フィルターで取り逃した油も、油煙を案内板内部の面に衝突させてオイルトレーで回収します。

オイルトレーは簡単に取り外しが出来ます。

また、案内板内部とオイルトレーは撥油塗装を施してあるのでお手入れがしやすくなっています。

こんな感じで引き出してそのまま洗えます。
お手入れの目安は月に1回程度で良いそうです。


撥油塗装

煙が集まる案内板だけでなく外部にも撥油塗装が施されています。

油をはじくので、拭き掃除を簡単にすることができます。




 収納


DOLCE Xの収納はシンク下が開き戸タイプの収納、コンロ下は引き出しタイプの収納でした。


全体像はこんな感じです。

黒だったのでちょっとわかりづらいですね。





シンク下のキャビネットです。幅は1m以上ありました。

奥まで広々としていてたくさんの収納ができそうです。

扉の内側には包丁差しが付いています。




コンロ側です。90cmのキャビネットです。

引き出しタイプの収納で、中には仕切りが1つ付いております。

コンロ下キャビネットのそのまた下にはフロアスライド収納もついています。

そして、コンロの両脇には調味料や菜箸等が入れられそうな引き出しも付いています。


また、実物の写真がなくて申し訳ないのですが30cm長くなった部分には他の収納がちゃんとつきます。

丁度コンロと食洗機の間の所です。



こんな感じでバッチリ収納の3段引き出しが付きます。

追記:富士住建ショールームで実物撮影してきました!


2段になっている箸等が入れられそうな上部収納です。
え?君、標準仕様書の写真となんか違くない??
いやまぁどうみても30cmのサイズじゃなかったから察してはいましたが…


2段目です。仕切りトレイが2枚ついています。
こちらもまた標準仕様書の写真とは随分違うきがしますがががが。






そして、その隣にはビルトインの食洗機が付きます。
タカラスタンダードや、クリナップと違い標準で深型の食洗機が付きます。




 カップボード


カップボードは標準で2種類あります。

標準天井用のカップボードと、低天井(母屋下げ仕様)のカップボードです。



両方とも幅2736mm、奥行き450mmとなっております。




標準天井用 



良く見かけるこれが標準天井用のカップボードです。
上部キャビネットと奥の開き扉キャビネットの奥行きが少しだけ異なっているため段差が出来ています。



全体図はこんな感じです、解像度低い!
幅約900mmの収納が3つあるイメージです。
1番奥にあるのが開き扉キャビネットと3段引き出しキャビネットです。
そして真ん中が上部開き扉キャビネットと、3段引き出しキャビネット。
1番手前にあるのが上部開き扉キャビネットと、1段の引き出しキャビネット、ダストボックスワゴンです。



1番手前の上部開き扉キャビネットのみ昇降ダンパーが付いています!便利!


全てのダストボックスワゴンにおいて言えることなのですが、アレなかなか使いづらいんですよね。
レールじゃなくてキャスターなのでまっすぐしまえないない…
私が不器用なだけなのですが!



低天井用 




低天井用のカップボードは上部収納がなくなる代わりに、真ん中と手前のキャビネットが大幅に変更になっています。

カウンターが通常の高さからハイカウンターになっています。

個人的にはハイカウンターの方が電子レンジやオーブンでの調理時に様子が見やすいのでこちらの方が好きです。

ダストボックスワゴンが真ん中にきており、その上には炊飯器などの家電収納スペースが付いています。

こちら、なんと電流感知式送風ファンがついています。

そして手前は4段引き出しキャビネットに変更されます。



あれ、もしかしてダストボックスのサイズって少し違ってたりします?

なんか低天井用の方が小さい気がしてます。ワゴンだけ違うのかな?



 カラー


ラウンド型の扉カラーはシャインカラーというシリーズから選ぶことができます。 

選べる色は16色、スタンダードな色から変わった色まで幅広く揃っています。


シャインカラーとは

日本の伝統色が持つ微妙なニュアンスの違いを表現した、深みのある色調の鏡面塗装扉シリーズです。

カラーバリエーションは全114色。


これだけ沢山あるとワクワクしますよね!

トクラスラウンド型では職人が手作業で塗装しているのだそうです。


しかも工程数も

下塗り

研削

カラー塗装

カラー押さえ

研削

中塗り

研削

上塗り

こんなに工程を重ねてあるんです。

何重にも塗装してあるが故の重厚感なのでしょうね。




富士住建の標準では114色の中の16色しか選べませんが、オプションで他の色も選ぶことができます。

14,000円程だったかと思います。

払えるけど…払えるけどっ…!という、私には絶妙なオプション代です!







ラウンド型はカタログ価格でかなり高価なキッチンです。

形も珍しいですし、インテリア的な要素としても良いですよね。

次はコ型の方も書きたいです!