私事ですが、ソロの2作目がリリースされました。
前作から約3ヶ月振りです。思ったより早かったな。
最近知り合った人も、昔からの知り合いも。
これまでのお話をちょいとさせてください。
ナチュラルな口調で書けたらいいな。
10年前に僕はsunnysiderというバンドを始めました。
作詞作曲、ギターボーカルを担当していて、
活動終了する頃にはちゃんとバックも貰えてて、
少しだけど黒字のライブ活動もできてました。
だけど、コロナ禍を期に殆ど活動しなくなりました。
お互いに仕事や別の活動に重きを置くようになり、
自然とやらなくなりました。
勿論バンドをやらなくなったのは悲しいけど、
それ以上に互いの考えや生き方を尊重できる友達に戻れて
よかったなって思ってます。
sunnysiderの活動中に僕はRueというバンドを始動させました。
リスペクトしていた先輩に誘っていただき、加入を決めました。
ギターや打ち込み、編曲を担当しています。
とても納得のいく作品が出せているバンドです。
始動してからは少しだけ外仕事も入ってくるようになり、
「クリエイター」という意識が1mmくらい芽生え始めました。
ありがたい経験をさせてもらってます。
去年からは「無責任ロジカルーム」というポッドキャストを始めました。
配信ラジオ的な感じで、友人のマサヒロ君と一緒に趣味や音楽の話をして
お互いの哲学を深めていく、みたいな番組をやっています。
その3つの活動をグルグルしてる中で、
僕は「自分の音楽を追求したい」と強く思うようになりました。
だって小学生の時から作詞作曲してるんだもん。
それに気付き、夏には「キャリーオン・イエスタデイ」という
ソロ処女作をリリースしました。
腹は決まっていたのだけれど、友達に相談したり手伝ってもらったりしながら
完成させました。内心ビビってたんでしょう。不安だったよ。
リリースしてからは「マイペースにやろうかな～」と思っていましたが
そういう時に限ってアイデアが溢れてきてしまうもので、今回のリリースに至りました。
今の心境としては、「ようやく肩肘張らずに作れたかな」って感じです。
本当にノビノビしながら、自分で爆笑しながら作りました。
そして、気付いたらボカロ(Synthesizer V)を使っていました。笑
重音テトに歌ってもらった理由はちゃんとあります。
僕はネット文化が好きです。サブカルオタクが好きです。
それと同じくロックの文脈も大好きです。
最後に歌詞とリンクをのっけておきます。
--------------------------------------------------------------------
『万感交々到れない』
ふと過った 夜の淵
書き殴って 直ぐ消した
ユートピア イミテーション
無気力の決闘だ
病みきって 咲き誇れ
群青の顔色で
雑念なく さりげなく
なれたなら 君みたいに
食い違い 解釈違い
言うとりますが
君はソクラテスじゃない so
悔いはない はずはないの why
このセカイを愛せるかな
知ったもんか 転がれ
セカイの普遍 遮るよ
陽の陰る場所に
僕等は照らされて
La la la ずっとずっと 待ってるよ
模倣仕掛けのユートピア
黙って飛び込んで
感傷気取っちゃって
万感交々到れない
代わる代わるの日々でも！
歪な 意味探ってさ
誰の言霊？ 僕に送るラブレターさ
他意は無い 他愛もない願い
十年後で待ってるから
知ったもんか 転がれ
セカイの普遍 遮るよ
夏影が過ぎる度に
強くなったんだ
La la la 七転八倒 二乗
旅路は続くよ 未体験
不純な動機すら 連れてって往くから
最低で最悪過ぎた 最果てで立ち尽くしたよな
「さらば青春」だって云うけど 最初からそんなのなくて
(To wonder seeker, nasty light)
この未来を愛せるから
知ったもんか 転がれ
セカイの普遍 描き変えろ
陽の陰る場所に
僕等は集まって
La la la ずっとずっと 待ってるよ
希望仕立てのディストピア
叫んで飛び越えて
感傷気取っちゃって
万感交々到れない
代わる代わるが日常！
裏腹でうららかな
My song
