【本日のBGM】

 

ぶっちぎりでお気に入り。ギターソロで16年の沈黙は許した。

このソロを聴いた時に本気で泣いた。憧れのギタリスト。

 

 

 

師走はなんでかソワソワする。

テレビでもネットでもニュースでも仕事をしていても

忙しないムードが漂っているからなのか。

 

心の平穏を保ちたい。平常運転でいきたい。

そんな気持ちとは裏腹に世の中のスピードは早まっていく。

 

俺は今年何ができただろう。

なりたい音楽家人生を歩めているのか。

ブログにすることで思い出そう。ああ、備忘録とも言うんだっけ。

 

1月、2月はsunnysiderのミックスをしていた。

3曲分並行してやっていた。

 

それとRueの「夢のあと」のミックスチェックもあった。

 

友人のドラマー翔太くんの楽曲制作、監修にも参加した。

作詞、ギターアレンジと演奏、仮歌も担当した。

とても楽しかったし、やりがいがあった。

プロのシンガーさんとの仕事なので、良い緊張感だった。

 

そして3月、「No Promised Wonderland」を配信リリースした。

休止の沈黙を破れたのはいいが、ミックスの反省点で頭が一杯だった。

 

その頃からRue新曲の制作が始まる。

外部のアレンジャーさんを招いての曲になる予定だ。

ちなみにブログを書いている頃には佳境である。

 

4月、「夢幻のターミネーション」を配信リリースした。

自分なりのミックスを少し掴んだ気がした。

 

この時期から友人のドラマー雅弘くんと「無責任ロジカルーム」という

ポッドキャストを始めた。

リモート飲みの雑談を音楽をかけながら配信する。

そんな一聴して何でもない内容だが、俺のQOLは確実に向上した。

こういった表現はバンドマンとして硬派じゃない気もするが、

あまりやっている人もいないので面白いんじゃないかと思う。

 

5月、「the first tale」を配信リリースした。

作詞作曲に関して言えば、自分の人生の中でも最高点を出せたと自負している。

この時期にはsunnysiderを終了しようと決めていた。

 

6月、「ムーンライトは冷徹」を配信リリースした。

2018年にMVのみで発表した曲。

これは自分勝手な恩返し的意味合いがある。

世話になった松井エンジニア、雅弘君のアーカイブになればと思い配信した。

10年バンドをやって、6年目で自分のスタイルを確立できた曲だった。

もっと早く音楽性を確立できれば未来は変わったのかな、なんて後悔もある。

俺のコンポーザーとしての実力不足でしかない。

 

7月~11月はRueの制作をコツコツやりながら、

自分のソロに向けて10曲くらいは作った。

 

色んな曲を作ったし、ギターはあまり弾かず、打ち込みにトライした。

ボーカロイドにも手を出した。そのうち殆どはボツになった。

 

1人で作ってもつまらなかった。全てのフレーズに予測がつく。

ソロは今じゃないと思った。そんな事、定年になってからでもやれるだろう。

この決断はネガティブじゃないのでご心配なく。

 

12月、Rueの「夢のあと」をリリースした。

アレンジは全て自分でやったが、この曲に関しては俯瞰で聴けたりする。

多分、作詞作曲が自分でないし、全てをコントロールしていないからだろう。

ピアノとベースなんて1mmも弾けないけど、本気でやれば少しは形になる。

それを実感できたのは収穫だ。ドラムは絶対にやらん。笑

 

そして現在、Rueの新曲制作真っ只中。

最終アレンジとミックスダウンが待っている。

絶対に良いものにしたい。

来年は別のプロジェクトも控えている。

 

30代は好きな事を必死にやらないと生き残れない。

そんな気がしている。

数少ない物好きと人生を共有するには本気にならなきゃ。

ノスタルジーから卒業しよう。

 

 

大丈夫だ あの痛みは 忘れたって 消えやしない。