12月9日、新曲「夢のあと」MVが公開、

10日に配信が開始した。

 

ここまで長い道のりだった。

 

2021年4月、「気負いのない曲を作ってみよう」と

俺がショウジさんに話を持ち掛けた。

 

今までは所謂シングル曲、A面的な曲を3曲作ってきた。

意識的に”ヒットを狙って”制作してきた。

 

全力投球で作るのは勿論大切だが、

ロックバンドは肩の力を抜いた、気負ってない曲もいいものである。

 

そんな俺の哲学もありつつ、ショウジさんが前のバンドでやっていたような

ミドルテンポでキャッチーな曲調も取り入れたいと思い、この曲が生まれた。

 

 

6月、ショウジさんから1コーラスのデモが送られてきた。

 

7月、アレンジに着手しつつフル尺の構成が固まる。

 

8月、サポートミュージシャンとやり取りし、アレンジが完成。

 

10月、歌詞が完成。

 

11月、楽器レコーディング。

 

12月、ボーカルレコーディング。

 

2022年1月、ミックス、マスタリング完了。

 

12月、映像が完成。

 

 

長げぇ!!!笑

 

ちなみに、映像制作に俺は殆ど関わっていない。

曲と映像が重なるビジョンが完全に見えていたショウジさんに任せた。

 

アニメーションに関して全くの知識ゼロ状態から手探りで作り上げた。

めげずに1年掛けてまで完成させたのは尊敬に値する。

 

結果、ショウジさんが肩の力を抜けたのはデモ制作くらいだったと思う…笑

だがストイックなのは彼の良い所である。

 

 

音源制作はしっかり舵を取れたと思う。

俺は全ての編曲、ドラム以外の演奏をした。

やる事は多かった気がするが、思ったより苦ではなかった。

 

ドラムはリョウマサヒロ (ShinobuMotooriGroup)

という素晴らしいドラマーに頼んだ。

彼はアレンジのことで電話やメールでも細かく打ち合わせしてくれた。

本REC時も音作りやマイキング、テイクの精査を的確にやってくれた。

 

ミックス、マスタリングはいつもお世話になっているピエール氏。

 

バンドマンが”アガる音”と製品としてリリースされる音質との

絶妙な塩梅、バランス。この人以外に頼む選択肢がない。

 

チーム一丸となってレコーディングに臨めたと思う。

 

 

ともかく曲を聴いて映像を観てくれ。

あの頃に憧れた気持ちは本物で儚くて、忘れないもの。

なんか伝わればいいな。