僕は年末年始の雰囲気が好きではない。
実家でゆっくり、旅行でゆっくりみたいな。
「この時間になんかできたんじゃないか?」
的なことを考えてしまう。
ワーカホリックというか。何かやっていないと不安だ。
だから毎日、音を作ったり、楽器を触っている。
ちゃんとした仕事には結びついていないんだけどさ。
「皆が休んでるこの間に差を付けたい!」
みたいな、進研ゼミ的な、イタズラな考えがある。笑
冬は個人的にインプット&アウトプットが多いのだ。もはやカルマ。
敬愛するシンガーソングライター、松波哲也さんが仰っていた、
「生きているから、としか言いようがない」に近い。おこがましいけど。
とはいえ、適度なボーっとする時間はリフレッシュの為に必要だ。
大好きな”いいちこ”を飲み、水樹奈々さんの新譜を聴きながらブログを綴っている。
唐突に「今年リピート数が多かった曲」をレコメンドしていく。
まず、アイドルソングなのにマイナー調なのがポイント高いんだけど、
それより”カントリー調”なのがヤバい。今までこんな曲あったか?
秋元さんの嗅覚が鋭過ぎる。
作曲は、AKBの「365日の紙飛行機」を手掛けた制作ユニット"aokado"
やっぱりオリエンタルなメロディの運びが際立つね。
勿論、彼女達の「生き急いでる感」がエモいよ。最高。
今年の夏はこればっかり聴いていた。
2年くらい前に“ナナシス”コンテンツの曲を耳にして。
「こんなに刺さるアニメ主題歌あったっけ?」って思ったの。
で、調べたらスマホゲーなのね。リサーチが足りなかった。
それから毎クールはキャラソン、スマホゲー、歌い手の曲を片っ端から調べるようになった。
曲についてだけど、夏曲なのに切ない系なのね。ZONEみたいな。(今の子は分かるかな?)
構成も好き。2番で、A→B→サビじゃなくて、Cに行く展開。
90年代J-POPメロディを再解釈した感じも◎。(90年生まれだからね、刺さる)
ちなみに、Rueのショウジさんも「いいね」と言っていた。
最後はキャラソン。
アニメ化もされたスマホゲー、”リステ”。
2曲目の「せーので跳べって言ってんの!」にブチアガった。
作曲がユニゾン田淵さんの時点で良曲なのは分かりきっているけど、
声優の岩橋由佳さんのポテンシャルに度肝を抜かれた。
ここまでポップでロック的な曲を歌いこなす若手女性声優っている?
彼女は評価されるべき人だと思う。
そして忘れてはいけないのが、編曲。
リステの曲の殆どは伊藤翼氏が手掛けている。
他の曲を聴けば分かるが、暴力的なほどにクリエイティブが発揮されている。
専門的なことを言えば、「クリシェ進行」の多さ。(興味があれば調べてくれ)これが、めちゃ好み。
今年、伊藤氏のクレジットは至るところで目にした。これからのシーンを引っ張っていく人だと思う。
こんなところで終了。
年明けすぐからRueでレコーディング。
一切の妥協は許されない。自分たちが”完成だ”と思える作品を作る。
カッコいいと思ったものは、物好きには絶対に伝わるはずだ。
それではまた来年。
アディオス、アミーゴス、ヴァイオレンス!!