相変わらず新しい音を作っている。

 

もうひとつのバンド(ユニット?)Rueは、初めてのことばかりである。

作曲もしないし(少し関わる)、歌わないし、ライブもしない。

 

例えばsunnysiderは、ライブである程度遊べるようにアレンジをする。

カッチリしているが、僕なりに余白を残している。

Rueは音源こそが正義なので「100%正解のフレーズ、音色、アンサンブル」を見つけなくてはならない。

 

少し難しくなるが、sunnysiderは「分数コード」というのも多用する。

Rueは殆ど使わないし、採用されない。というか僕がしない。

メロディに対し、入れる余地が無いと言ったほうがいい。

 

sunnysiderは音を変化させるエフェクター、という機材をなるべく使わない。

バンド仲間には多用するね、と言われるが、劇的に音を変えるのは2つだけ。

歌うのもあるし、ある種の”縛り”を設けている。

逆に制限されていると、面白いフレーズが出るものだ。

 

しかし、Rueでは歌わないとなると何でも出来る。

頭で鳴っている音を完全再現したくなるものだ。

そして、5個くらいエフェクターが増えた。あんまり使ってこなかったので、面倒だが、楽しい。

”コンセントに繋ぐより電池の方が良い音がする”とかがある。深い。

 

そんなこんなで、制作は進んでいる。

まあ、両方とも待っててくれ。

僕は作るのは早いが、確認と反省が足りないので勉強中。

 

Rueのボーカル、ショウジさんが、

「出来た、完成だ、と自分で120%思えるものが世のポップスと掛け離れていようが知らない」

と以前に仰っていた。

 

だから、何回聴いてもデモを作った当初の感覚に戻れるかが重要だ、と思った。

(受け取り方が意味不明ですまない)

 

 

頭に広がる新しい景色と出逢うため、精進しよう。

 

 

 

完全プライベート近況。

 

京都アニメーションの新作、「ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝」を観に行った。

 

「当たり前」は当たり前じゃない、が率直な感想かな。

より、今を大事にしたい、と思えた作品だった。

こういう気持ちになるのは、記憶がもたらす普遍性だ。

あおちゃんと団地妻(ググれ)の演技も心を打った。

 

色々あるけどさ、作品は死なない。目に焼き付けた。最上級の感謝と感激。

 

 

 

アディオス、アミーゴス、ヴァイオレンス!!