Georges Arvanitas Trio/3A.M.(PRETORIA 30J.3000)¥1,600



このジョルジュ・アルヴァニタス、もう随分前ですが、日本で大阪の澤野工房さんが確かCDで復刻してすごく話題になりましたよねぇ。


その頃僕は全くピンときてなかったので入手せず。


あらためて聴いてみると、めっちゃ良い!(今さら何を...😂)


YouTube音源から一曲貼っておきますので、よろしかったらどうぞ!




フランス人らしいスマートでそつのないプレイを、1958年当時、米国ジャズシーンのど真ん中にいたアート・テイラー、ダグ・ワトキンスが重厚なリズムで両脇をかため、心地良くスイングする隠れた(別に隠れてないけど😅)ハードバップの佳作って感じかな。


やっぱり耳が良くて感性が鋭い人は、こういうのにアンテナが反応するんだろうなぁ、なんて思っちゃった。


そんなわけで、自分のWANT LISTには全く入ってなかったので、ピアノのコーナー見てても最初はスルーしてたのですが、なーんとなく気になって、サブスクで確認したら、めっちゃいい!


検盤〜試聴してみるとジャケ質、盤質ともにB表記なのに、ジャケットに経年相応のスレはありつつも、特にこれといったダメージはなく、購入決定。


ジャケットの紙質が薄い、いわゆるペラジャケなので、個人的にあまり好みではないフリップバックだと思ってて、家でもう一度よく見たら上下の折り返しがない⁉︎ 

まぁありますよね、こういうの。

でもこの際どっちでもいいの、¥1,600だし。


ちなみにフリップバックっていうのは、ジャケットの裏面上下を外に折り返して貼り付けるジャケットの仕様。

イギリス盤なんかはほぼこれで、ペラペラなことも相まって、微妙〜にサイズ感が小さいので、僕はいつも避けてました。

19560年代の国内初期盤ペラジャケもほぼこれでしたね。(トップランクとか懐かしい...)


肝心の盤の方も、家で聴いても特に大きなノイズ等もないし、快適に聴けてます。

結局、クリーニングもしてない。


にしても¥1,600は安いなー。


もしオリジナル盤だったら、目ん玉10mくらい飛び出してコロコロ転がっていくような値段が付いてたはず。


もちろんフラットディスクでも重量盤でもないし、センターレーベルも黄ばみや劣化、褪色も少なくきれいなので、経年から考えると、100%オリジナル盤でないことはわかるのですが、プレトリアがわざわざペラジャケでリイシューしてたんですかね?


というかそもそもフランスって近年でもペラジャケなの?


おフランスのレコード復刻事情は疎いので、よく分からないんですけど。


個人の感想、なんとなーくですが、70年代の"あの(どの?)"香りがします。


でもまあ、いま楽しんで聴けてるってことが大事なので、何でもいいです👍



あー、青い方も欲しくなっちゃったな...ウォントリストに入れとこ😅



結局また長くなっちゃった、あと一回お付き合いくださいませ🙇‍♂️



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