しばらく前に、横浜媽祖廟にご参拝してきました。



以前、哪吒様に会いに東京媽祖廟にお伺いした際に、


媽祖様のお優し〜い気を感じて、すっかりファンになり、


また媽祖様にお会いしたいなあ、と考えていました。



ある日、どうしても横浜媽祖廟が気になり、


媽祖様に会いたい、


神筈(しんばえ)を使ったおみくじをやって見たい、と思ったので、


心のままにご参拝に行くことにしました。



元町・中華街駅の地下道から地上に出て、少し歩くと、

すぐに中華料理屋さんがたくさん見えてきました。



露天のような感じで、道ゆく人たちに向けて食べ物を売っているお店もあります。



土曜日だったためか、結構な人通りです。



その道を先に進むと、大きな中華風の門が見えました。



その門の向こう、


入って右側に入場チケット等の売り場があり、


門の正面の先には、大きな階段と、その上に建物(お廟)が見えました。



まず右側の入場チケット売り場で、参拝方法をお伺いしました。


入場チケットとお香を5本購入し、


階段を登った先にある建物(お廟)の近くでお香をご奉納するとのこと。



神様にご奉納する金紙も併せて勧められましたが、


初めてのご参拝なので、お香だけご奉納することにしました。



やらなかったのでうろ覚えですが、

金紙は燃やして神様にお送りするそうです。



階段を上り、お香を一本ずつ



玉帝上皇、


天上聖母(媽祖様)、


臨水夫人と註生娘娘、


文昌帝君と月下老人、


福徳正神、



にご奉納しました。



その後、建物、廟の中に入らせて頂き、


媽祖様の祭壇の前で、今回ご参拝させて頂けたお礼、

いつも守って頂いている(と感じている)お礼など心の中でお伝えしました。



横浜媽祖廟の媽祖様からは、


東京媽祖廟の時の悲哀を知るからこそお優しい、という気よりも、


どちらかというと荘厳な気を感じました。



ログがたまってないので憶測ですが、


お廟によって違うのかな、と思いました。

(本当に憶測です。ログがたまって、機会があったらまた書きますね)



媽祖様へのご挨拶、お礼、お願いが終わったあと、


係の方にも勧められた神筈(しんばえ)を使ったおみくじをさせて頂きました。


このおみくじが日本風と違って楽しかったです。



筒の中に、数字の書かれた木の棒がたくさん入っていて、


筒を揺らして飛び出てきた棒のうち、


1番高く飛び出てきたものの数字を見ます。



次に、神筈(しんばえ)という2つの三日月方の木の神具を床に落として、


それぞれが表と裏なら、その番号のおみくじが正しく、


表と表、裏と裏なら、その番号ではないので筒を揺らして数字を見つけるところからやり直すそうです。


私も一度神筈が揃ってしまったので、番号を引き直しました。


正しいおみくじの番号が分かったら、


係の方に伝えておみくじをもらいます。


その時、お守りも勧められました。



買うか迷って、お守りは数年保つと伺ったので、


購入することにしました。



小さい巾着のような形のお守りでした。


紐がついていて、そこに腕を通すように言われます。


手首にお守りをぶら下げる形になりました。



んん?何をするんだ?と思っていると、



廟の外にある、


最初に玉帝上皇にお香を奉納した場所へいくように言われました。


言われるがままそこに行くと、


次は、お守りにお香を当てるように言われました。



また言われるがまま、手首に下げたお守りに、お香の煙を当ててみます。



このお香を当てて、お守りに力をいただくようでした。


なるほど〜、と納得しました。



その後、係の方から、

お香でいただいたお力が持つのは3ヶ月なので、また3ヶ月後に来てくださいね、と説明がありました。



またお守り袋は数年保つため、


荷物にぶら下げたりすると汚れてしまうので、ポーチなどでの保管を勧められました。



できれば長く保って欲しいので、私はカバンの内ポケットに入れることにしました。



廟の中で、


媽祖様の祭壇、


臨水夫人と註生娘娘の祭壇、


文昌帝君と月下老人の祭壇で祈らせて頂きました。



媽祖様のところではお優しく、やはり威厳ある気を感じ、


臨水夫人と註生娘娘のところでは、

なんだかお二柱とも楽しそうで、そんなお声が聞こえるようでした。


文昌帝君と月下老人のところでは、

静かさと若干の圧と穏やかな気を感じたような気がします。

(結構前にご参拝したのでうろ覚えですみません。

臨水夫人と註生娘娘の楽しそうなお声(内容はわからない)の方が、声量が多いイメージで、印象に残りました。)



私がお会いした係の方は全員外国の方でした。


親切な方が多くてありがたかったです。



買いませんか?というお勧めは結構あったのですが、


お断りすると引いてくれました。



やはり哪吒様のご神像は見当たらず、


哪吒様のご神像があるか伺って見れば良かったのですが、


係の方に上手く質問できるか自信がなく、


また次回行った時にでも挑戦してみようと思います。



臨水夫人と註生娘娘のお声が聞きやすかったように、


神様と繋がりやすいお廟なのではと思っています。



ただ媽祖様のお優し〜い気を感じたい時は、今の私は東京媽祖廟に行くかなと思います。

(時間が経つと変わるかもしれません)



一例として、参考になれば嬉しいです。