都会の人達 | Mrs.Waywardのひとりごと

Mrs.Waywardのひとりごと

アメリカ暮らしの中で体験すること、感じること。

引っ越しも無事に終わり、今は引っ越し先の都市で借りている家

に落ち着きました。引っ越しは、まったくもって・・・疲れました。

U-Haulの一番大きなトラックと、一番大きなトレーラーを借りた

にもかかわらず、荷物を全部積むことができず・・・。

 

仕方なく、荷物を残したまま出発し、翌日には再度戻って、

今度はU-Haulで中くらいのトラックを借りてようやくすべての荷物を

積み込むことができました。

 

2度の往復を終えて2週間ほど経過しましたが、家の中はまだまだ

箱だらけ!決して小さい家ではないのに、以前の家のほうが物を

収納するスペースが大きかったことがわかりました。

今の家はキッチンも収納スペースが少なくて、全部の物は出せない

状態です。契約は2年なのでその間は我慢しますけどね。

 

さて、引っ越しても子供達は夏休み。

母がどんなに忙しくしていても、容赦なくどこかへ連れて行けと

要求してきます。暑いのでプールにすでに何度か連れて行きました。

今日も市営のプールに行ったのですがそこで経験したこと。

 

プールの規則で、スウィムウェア以外は着用できないことになって

います。よくいますよね、普通のコットンのTシャツやタンクトップを

着てプールに入ってしまう人達。

 

子供達とプールで遊んでいると、すぐ近くのライフガードが高いイス

の上からピーッと笛を吹いて、

 

"Excuse me, sir, you can't wear that T-shirt in the pool."

 

と私達のすぐ近くにいた中年の男性に注意しました。

すると、それが気に入らなかったのか男性が反論し始めました。

 

「なんでだよ?何が悪いんだ?シャツ着てちゃ悪いのか?

このシャツが嫌いだっていうのか?」

 

ガード:「規則ですから。そういうスウィムウェアでないシャツは

バイ菌をプールに持ちこんじゃいますからね。」

 

男性:「なに?このシャツは今朝洗ったばっかりだぞ、くそったれ!」

 

男性、忌々しそうにシャツを剥ぎ取って、Fワード入りの文句つきで

ガードのイスの下へ投げつけました。

 

このやり取り、見たくなくとも(聞きたくなくとも)すぐ隣でやってた

ので、そりゃ、私も子供達も目が向いてしまいましたよ。

 

それが、非難の目を向けられているようで嫌だったんでしょうか、

それとも、「バイ菌」なんて言われてバツが悪かったからでしょうか、

泳ぎ去っていく前にくるりとこちらを向いて、

 

「あんただって、バイ菌持ち込んでるだろうが」と私の水着を指さして

言いがかりを付けてきました。

 

この訛り、白人だけどアメリカ人じゃない。この訛りは、確か、

大好きなViggo Mortensen が出ていた映画、Eastern Promises

でロシア人マフィアが話していたロシア語訛りの英語みたい・・・。

 

話し方からして(子供たちが沢山いる場所でFワード使うあたり)

品の無い人に決まっているし、見た目もコワモテでしたけど、

私は何を言われても英語が分からなくてニコニコ笑っている移民の

オバチャンではないのでちゃんと言い返させてもらいます。

 

「あのね、これは水着。それに、なんで私に言いがかりつけてるの?

私、あなたに何も言ってないでしょう?」

 

それでもひるまずに、「あんただって・・・」とまだブツブツ言いながら

泳ぎ去って行きました。小学生の息子らしき子供も連れていたのに、

情けない親・・・。でもこの人、ロシア人マフィア(の下っ端)かなんか

だったのかしら。なーんてね。

 

こんなことは以前住んでいたところではあまり経験しなかったこと。

 

こちらに来て間もなく、子供達とRed Boxで映画を借りようとしていた

時、選ぶのにちょっと手間取っていると、後ろで誰かが「チッ」と大きく

舌打ち。振り向くと50代後半のオバサンが忌々しそうな顔をして

立っています。「早くしろ」ってことなんでしょうけど、子供連れていても

大目には見てくれないのね。

 

もっともこんなことは想定内。都会人は田舎の人みたいに呑気

じゃないだろうし。それに、近所の人も、お店やレストランで接する人

も、皆ナイス。いろんな人種が入り混じっているから、私もまったく

違和感なく溶け込めて。それが心地よくて、なんだか、以前の家や

暮らしを、あんまりミスしないでいられます。今までのところは、

本当に白人ばっかりで、どこに行ってもアウトサイダー感が付いて

回りました。いい人達に囲まれてはいたんですけどね。

 

子供達には、世の中、白人以外にも、黒人、ヒスパニック、アジア人、

いろいろ存在してることと、肌の色に関わらず皆平等で個人として

リスペクトすることを学んでほしかったので、ここに引っ越してきて

良かったなと思っています。まあ、そんな大義名分をさておいても、

母にとって住み易いってことは子供にもいい影響があるはずです。

これからもっとここに馴染んで、早くここが自分たちのホームタウン

だと感じるようになりますように。