「おねえちゃん、お母さんが、 お母さんが ……」

悲鳴にも似た声で、妹から電話が入りました

私がウオーキングから帰って来た時でした

ちょうど今の時間 7時45分!


妹からの電話が

ただならぬ感じがしたので

何かしら覚悟のようなもの持って

慌てて母の家に向かったことを憶えています

心臓も動かず息もしていない母がそこにいました



母が、玄関先で、ゴミを捨てに行くために外に出て倒れ

そのまま帰らぬ人になって今日で7回目を迎えます




家の中には、作りかけのお味噌汁の出汁の香りがしていて

台所のテーブルには

「健康卵の作り方」という本が開かれたままでした

これから作ろうと思っていたんでしょうね

健康どころか、そのまま逝ってしもうたら意味ないやんか❗️

アホか、お母さん!

その時そう思ったことを思い出しました(≧∇≦)


最後はタッパーウエアの仕事をしていたみたいです

私は、仕事にしていたことは知りませんでした

やたら家中にタッパーが溢れていたので

亡くなってから、そうだったんだと思いました

そして、タッパーは密封だからこそ意味があるのに

母の家のタッパーは、どれも蓋がちゃんと閉まっていませんでした(笑)

母の家のお塩やお砂糖はタッパーの中で固まっていて

お料理する時、使いにくかったわ~

そんなことも思い出しました


おかずをいつもちょびっと残して

蓋をちゃんと閉めないままタッパーに入れ冷蔵庫に入れていました

「なんで、いつもそんなにちょっとだけ残すが?

全部食べたら? そんなにちょびっとやったら意味ないと思うけどな~」

何度となく、そう言いましたが

返ってくる言葉は

「お母さんのこども時代は、食べ物がのうてひもじかったき

明日のためになんか残しちょかないかんと思うがよ

それに、もったいないやんか」

はい、はい、そうですか! わかりましたよ!

冷蔵庫に一旦入れられ

冷蔵庫の中で終末を迎え

ゴミ箱に行く運命の

蓋もちゃんと閉められていないタッパーのなかの残りのおかず

意味ないや~ん


説明つかんことばっかり


でも、それが私の母でした


意味ないや~ん!


最期もそんな感じでした


好きにしたき、それでいいや~ん!


えい人生やったね


今朝は、そんな風に思えました


そんな母に会いにこれからお墓参りに行ってきま~す


やべってボンバ~♡



最後の年賀状

母からの最後の年賀状
希望ってあなた!(笑)